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TVアニメ『青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない』OP・ED
ここからは本作のOP・ED曲を紹介。担当アーティストの経歴や楽曲の魅力を解説していきます。
OP:「スノウドロップ」Conton Candy
「スノウドロップ」を手掛けたのは、新進気鋭の人気ロックバンド・Conton Candyです。2023年にリリースした「ファジーネーブル」がTikTokで大流行し、TikTokトレンド大賞2023にノミネートされました。
それをきっかけに知名度が急上昇し、以降も映画『ゼンブ・オブ・トーキョー』の主題歌「急行券とリズム」やアニメ『SAKAMOTO DAYS』のEDテーマ「普通」など、話題の曲を次々に発表しています。
今回の楽曲についてConton Candyは「“思春期症候群”というキーワードをもとに、主人公たちの複雑な気持ちをいかに楽曲に昇華させられるかを深く考えて作りました」とコメント。
その言葉通り、曲中には「もう現実と空想で渋滞」や「探して彷徨って生きる」など、物語やキャラの心情を表現したフレーズが詰め込まれていました。そんな歌詞を明るくもどこか切ないメロディーに乗せ、本作の「青春感」に合う爽やかな一曲に仕上げています。
ED:「水平線は僕の古傷」広川卯月、赤城郁実、姫路紗良、霧島透子
「水平線は僕の古傷」は本作のヒロインたちが歌う楽曲です。YouTubeに卯月・郁美・紗良の単独歌唱バージョンが公開されており、各キャラ独自のアニメーションとあわせて楽しむことができます。
歌詞には「ずっと嘘みたいな」や「ふと唐突醒めた夢」など、現実と空想が曖昧になる本作らしいフレーズを採用。スローテンポなメロディーも幻想的で、作品の不可思議な世界観を巧みに表現しています。
こちらの楽曲は各キャラの声優が歌唱を担当していると思われますが、彼女たちの名前はクレジットされていません。メンバーに声優未発表の霧島透子が混ざっているため、「全員キャラ名表記」という手法を採用したのでしょう。
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2025年9月24日に『青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない Original Soundtrack』がリリースされます。本作の音楽を担当するバンド・fox capture planが手掛けた新規の劇伴をはじめとした、計48曲が収録される予定です。同バンドは現代版ジャズロックをコンセプトとし、過去には人気ドラマ「コンフィデンスマンJP」の劇伴を任されています。また、ベースのカワイヒデヒロは「水平線は僕の古傷」の作曲を担当。気になる方はOP・EDと合わせて、こちらもチェックしてみてください。
まとめ
大人気ライトノベルをアニメ化した『青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない』。原作をベースにした優れたストーリーはもちろん、本作は実力派声優たちの名演や魅力的な音楽など、見どころが盛り沢山です。
気になる方はテレビや動画配信サービスで、是非本作を視聴してみてください。
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