1990年代に週刊少年ジャンプの顔として国民的人気を博したバスケットボール漫画「SLAM DUNK」。
当時の少年少女の間でバスケ人気に火をつけ、バスケットボールの競技そのものにも大きな影響を与えました。
2022年12月、連載開始30周年を記念し原作者である井上雄彦脚本・監督のもと「THE FIRST SLAM DUNK」として映画化。公開前も公開後も話題は絶えません。
90年代に放映されていたTVアニメを見ていた音楽ファンの中には、誰が主題歌を担当するか気になっていた方もいるのではないでしょうか?
過去TVアニメで主題歌を担当したアーティストの変遷、そしてこの映画のタイアップとなりファンを魅了しているThe Birthday「LOVE ROCKETS」について徹底解説します!
目次
不朽の名作SLAM DUNK(スラムダンク)とは?
『THE FIRST SLAM DUNK』
2022.12.3本ポスターを公開!
本日より全国映画館での掲出が始まりました。その他にもいくつかお知らせがございます。
ぜひご確認ください。↓↓↓詳細はこちら↓↓↓https://t.co/okySYRrmJY#SLAMDUNK #SLAMDUNKMOVIE pic.twitter.com/A1GtbqGruI
— 映画『THE FIRST SLAM DUNK』公式 (@movie_slamdunk) October 15, 2022
楽曲説明の前に、まずはスラムダンク(スラダン)の作品説明をしていきましょう。作品のファン、もしくはスラダン世代の方はご存知かもしれませんが改めていかに名作となったかお伝えします。
一部原作および公開中の映画のネタバレを含みます。
純粋に楽曲解説のみ読みたい方はこちらの項目を飛ばすことをおすすめします。
作品のあらすじ
まずは簡単に作品のあらすじについて触れていきます。
作品の舞台となるのは神奈川県の湘南エリア。物語はこのエリアにあるとされる架空の高校・湘北高校バスケットボール部で繰り広げられます。
主人公はこの高校に入学した不良少年の桜木花道。
入学後に出会ったバスケットボール部キャプテンの妹・赤木晴子に一目ぼれしたことがきっかけでバスケ未経験で入部。
バスケットボールの才能を開花させるだけでなく、キャプテンの赤木剛憲・ルーキーの流川楓など多くの仲間との出会い、成長を重ねながらインターハイを目指すというストーリーです。
1990年に週刊少年ジャンプで連載が始まり、1993年からアニメ化、1996年に原作の連載・アニメ共に終了していますが今なお人気の作品です。
原作・TVアニメと映画版の違いは?
こうした中、2022年に上映が始まった劇場版。
先述したTVアニメでは映像化されなかった湘北高校対山王工業の試合に特化したものとなっています。この試合は原作では大変人気があり、念願の映像化となりました。
同時に、フォーカスが当てられる登場人物が主人公の桜木ではなく2年の宮城リョータに変わっています。
入学前からバスケの才能にあふれる彼の過去は本編ではあまり語られていません。原作者自らが監督を務めていることもあり、彼のこれまでを丁寧に深掘りしています。
過去タイアップしたアーティストは大御所揃い!
さて、これまではスラダンという作品にフォーカスを当ててきましたが音楽についてもお話していきましょう。
タイアップ曲で有名なものは以下の4曲です。
- 初期オープニングテーマ・BAAD「君が好きだと叫びたい」
- 初代エンディングテーマ・大黒摩季「あなただけ見つめてる」
- 2代目エンディングテーマ・WANDS「世界が終るまでは…」
- 4代目エンディングテーマ・ZARD「マイ フレンド」
今では考えられない豪華アーティストがアニメを彩っており、ここで取り上げたエンディングソングはミリオンセラーばかり!
「君が好きだと叫びたい」は今なおカバーされるアニソンの代表格です。