世界基準のラウドロックアイドル・PassCode（パスコード）のメンバーやバックバンドは？

かわいらしいビジュアルからは想像できない、重たく歪んだサウンドと大迫力のシャウトが魅力のアイドル「PassCode」。

アイドルファンのみならずロックファンやメタルファンも巻き込み、世界中で人気を集めている注目のアイドルグループなんです。

この記事では、そんなPassCodeのメンバーや音楽性について紹介していきます。

PassCodeとは？

PassCodeは、2016年10月にメジャーデビューした4人組アイドルグループです。

アイドル現場以外にも、大型ロックフェスをはじめ、ロックバンドとの対バンも多くこなしています。

ラウドロックやスクリーモを基調とし、ピコピコした電子音が目立つ「ピコリーモ」といわれるサウンドが特徴です。

メンバー今田夢菜さんの激しいスクリームのほか、目まぐるしく展開する楽曲、バンドセットによる大迫力のライブパフォーマンスが魅力。

「BABYMETALの次の存在になり得る」と評される実力派アイドルで、世界中で人気を集めています。

PassCode・メンバー

南菜生（みなみ　なお）

• 生年月日：1996年11月27日
• 出身地：大阪府
• 担当カラー：ピンク
• 愛称：やさい、やちい

「菜生」という名前が「野菜生活」というドリンクの名前に含まれているということで、「やさい」の「さ」の字を左右反転して、「やちい」というニックネームに。

そんな南さんは2013年7月にPassCodeに加入し、現在最も長くPassCodeに在籍しているメンバーです。

もともと高校の軽音部でバンドをしており、ライブハウスにも通っていた南さん。その時に見たバンドで現在の事務所の社長（法橋昂広）がドラムを叩いており、知り合いました。

「PassCodeというアイドルを作る」という法橋氏の言葉を聞いていましたが、南さんは特にメンバーに加入したいという気持ちはなかったようです。

当初は客としてPassCodeを観ていた南さんですが、PassCodeのメンバーたちは相次いで脱退し、一気に存続の危機に。

「南が入らないと解散するしかない」という状況になり、当時在籍したメンバーと南さんが知り合いだったこともあって加入を決意したそうです。

高嶋楓（たかしま　かえで）

• 生年月日：1993年12月25日
• 出身地：大阪府
• 担当カラー：イエロー
• 愛称：かっぴ

元々「ももいろクローバーZ」や「チームしゃちほこ」などのアイドルグループが好きだった高嶋さん。

PassCode加入前は専門学校に通っており、ツインテールで髪色も明るく、お姫様のような印象でした。きゃりーぱみゅぱみゅさんに似ていたため、「きゃりちゃん」と呼ばれていたそうです。

専門学校では「この学校のお姫様になるんや～」と言っていたそうで、自身でも闇歴史だと語っています。

PassCode加入時は「飽きたらやめればいいや」程度の気持ちでなんとなく加入を決めたのだとか。当時は厳しいレッスンについていけず、何度もやめたいと思ったそうです。

しかし、初ワンマンでの大きな声援に心を打たれ、これからもPassCodeを続けると決意しました。

今田夢菜（いまだ　ゆな）

• 生年月日：1994年12月17日
• 出身地：大阪府
• 担当カラー：ブルー
• 愛称：ちゆな

激しいシャウトを担当し、PassCodeの中核を担う存在です。普段はぼーっとしていますが、ライブになると豹変するグループいちのギャップの持ち主。

グループで最も小柄で、ラウドロック路線に切り替えた際「この子がシャウトしたら面白いんちゃうか？」というアイデアでシャウト担当に。

元々ラウドロックとはかけ離れた音楽の趣味で、周りに教えてくれる人もいなかったため、完全独学でシャウトを習得。今田さんのシャウトは年々迫力を増しており、ラウドロックファンからも注目されています。

2017年に体調不良を理由に活動休止し、2か月後に「PassCode ZENITH TOUR 2017」の初日で復帰。しかし体調は万全でなく、ステージから降りる場面も目立ちました。

現在ではしっかりと快復しており、ライブでは元気なパフォーマンスを見せてくれますよ。

大上陽奈子（おおがみ　ひなこ）

• 1998年6月22日
• 出身地：大阪府
• 担当カラー：パープル
• 愛称：ひなちゃん

元々ハロプロが大好きで、オーディションも受けたことがある大上さん。PassCode加入前の中学時代には、ソロでアイドル活動をしていました。

2015年8月に加入が決まり、「王道のアイドルではなく、今まで見たこともないようなアイドルがしたい」と考えていた大上さんはPassCodeを見て「まさにコレや！」と思ったそうです。

しかし、加入が決まったのが「TOKYO IDOL FESTIVAL（TIF）」に出演する2週間前で、タイミングは最悪。そういった理由もあってメンバーからは歓迎されませんでした。

しかし、大上さんは学校もあって忙しい中でも振りや立ち位置を完璧に覚え、明るくふるまっていたことから、すぐにグループに欠かせない存在となりました。