BABYMETAL(ベビーメタル)はメタルとアイドルの融合という新しいジャンルKawaii Metalを切り開いたまさにパイオニアです。
SU-METALとMOAMETALのパフォーマンスは唯一無二。
レディー・ガガなど海外アーティストからの評価も高く、日本はもとより世界規模で活躍しています。
そんな彼女たちの歴史やメンバーを紹介。
10年に渡って成長してきたBABYMETALとは何かを伝えていきます。
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目次
BABYMETAL・現メンバー
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👉https://t.co/IsHKOSvqxs#BABYMETAL_BUDOKAN #10BMY #武道館公演9日目まもなく開演#残すところあと2公演 pic.twitter.com/VmlZBpxeUJ— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) April 14, 2021
2021年現在、BABYMETALはSU-METALとMOAMETALの2人編成です。
結成初期はYUIMETALを含む3人体制でしたが、YUIMETALは2018年に脱退。
その後はサポートダンサーを加えた4人体制や7人体制など実験的なスタイルを行っていました。
現在は「アベンジャーズ」と言われるサポートダンサー1人加わった3人体制が定着し、ライブやTV収録の度に参加。
今回は彼女たちのパーソナルなどを紹介していきます。
SU-METAL
Happy 20th Birthday SU-METAL!! #BABYMETAL pic.twitter.com/mV7nHf5wHL
— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) December 20, 2017
BABYMETALのメインボーカルを担当しているSU-METAL(スゥメタル)は、その存在が唯一無二です。
SU-METALは1997年12月20日生まれで広島県出身。
本名は中元すず香で3人姉妹の末っ子です。
元乃木坂46で現・心理カウンセラーの中元日芽香が姉。
地元広島でキッズモデルを経験し子供向け化粧品の広告塔などを経験しています。
9歳の頃に姉の中元日芽香と共にPerfumeらを輩出したアクターズスクール広島に入所。
アニメ「絶対可憐チルドレン」のオープニング曲のために結成されたユニット「可憐Girl’s」にSUZUKA名義で参加し、2010年に中学1年生の時に結成されたさくら学院のオリジナルメンバーとして活躍します。
同年10月にさくら学院のクラブ「重音部」からBABYMETALのメインボーカルに抜擢。
SU-METAL名義となり現在に至ります。
SU-METAL最大の武器は歌声
SU-METALの最大の特徴はその伸びやかな歌声。
プロデューサーのKOBAMETALはSU-METALの声の特徴として「クセの無さ」を挙げています。
安定した高音域の歌声をビブラート無しで出せ、歌詞がはっきりと聞こえることが大きな強み。
BABYMETALはSU-METALの歌声あってこそと言われています。
一方で中元すず香としてはDVDを「デロリアン」の略だと思っていたなど天然な一面も。
バンド活動をしていた父親の影響で音楽が好きになったのですが、3歳にして父と一緒にお風呂に入ることを嫌がるなど大人びた子供でした。
初めて「ド・キ・ド・キ☆モーニング」のメタル版を聴いた際には「なんだこれ?」と思いつつもMOAMETAL、YUIMETALと一緒に振り付けを考えるのが楽しく、BABYMETALの活動を受け入れられたとのこと。
デビューから一貫としてポニーテールを貫き、ライブ中は中央に位置し実質のエースと言えます。
1度、MOAMETALの20歳を記念してダンスパートを経験したことも。
MOAMETALがどうやったらフィーチャーされるかを考えるのが好きと公言し「親戚みたいですね」とも語っていました。
MOA-METAL
Happy 14th Birthday MOAMETAL!! 4.July,Today!! pic.twitter.com/6J76RGMKb2
— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) July 4, 2013
MOA-METAL(モアメタル)は1999年7月4日に愛知県名古屋市で生まれます。
本名は菊池最愛(きくちもあ)で兄弟はおらず一人っ子。
母親が芸能界の経験があったことから、小さなころから雑誌のモデルを務めマクドナルドのCMにも出演しています。
2010年8月にさくら学院小等部に転入という形で参加すると派生ユニットにいくつか参加。
BABYMETALも最初は派生ユニットの「重音部」でした。
BABYMETAL結成当初は10歳だったこともあり「何も考えていなかった」と語っています。
SU-METALやYUIMETALと3人で活動できるから「楽しみだな」という思いはあるものの他の2人と違いそこまで真剣に活動していなかったとのこと。
MOAMETALは「部活のレギュラーに新人が急に入った感じ」と表現しています。
この違和感がMOAMETALを迷わせ、2013年になるとSU-METALのさくら学院卒業と自身の中学進学が重なりBABYMETALを続けていくか悩む様に。
しかしこの時期にBABYMETALに初めて神バンドが参加する様になり、サマーソニックに出演した際にメタリカの演奏を見たことで心境に変化が生まれます。
「重たい音ってこれなんだ」「メタルって心で聞くものなんだ」と徐々にメタルサウンドに興味を持つ様に。
ちなみにメタリカは、BABYMETALを現在も気にかけてくれ会うたびに「最近大丈夫?」と声をかけてくれるそうでMOAMETAL曰く「親戚のおじちゃんみたい」と表現しています。
MOAMETAL・危機を乗り越え成長
BABYMETALではスクリーム&ダンスを担当し、ツインテールが特徴的なMOAMETALですが、大きな転機となったのは2018年10月のYUIMETALの脱退。
この時期にSU-METALが担っていたセンターポジションも経験しSU-METALの「SUN」とMOAMETALの「MOON」、「太陽と月」の様な新たなBABYMETALの形に進化していきます。
MOAMETALは10年の活動の中で「BABYMETALを守りたい。SU-METALを守りたい」と考える様に。
現在のBABYMETALにおいてMOAMETALは精神的支柱に成長しています。