KAT-TUN（カトゥーン）初期から現在までの活動経歴、メンバーの魅力を徹底解説

2021年に結成20周年を迎えたジャニーズの人気グループ・KAT-TUN（カトゥーン）。
デビュー前から数々の偉業を成し遂げてきました。
メンバー脱退や活動休止など、逆境を乗り越えながら迎えた結成20周年。

本記事では、現メンバーの3人のプロフィールとグループの軌跡を御紹介します。

▼あわせて読みたい！

KAT-TUN・経歴 Part.1

続きを見る

結成～初の全国ツアー

2001年に、堂本光一さんの専属バックダンサーとして結成しました。
当時、堂本光一さんはNHKの音楽番組「ポップジャム」で司会を務めており、ソロコーナーでのバックダンサーが必要でした。
そのメンバーに選ばれたのが、KAT-TUNの6人でした。

結成当初のメンバーは下記の6人です。

グループ名は、当時のメンバー6名のイニシャルを並べ替えたもので、英単語のカートゥーン（漫画、楽しいもの）ともかけています。

2002年8月に開催されたKAT-TUN初の単独コンサートには、なんと55万件の応募が殺到。公演名は応募件数にかけて『KAT-TUN お客様は神サマーConcert 55万人愛のリクエストに応えて!!』と命名されました。

2005年1月から放送された人気ドラマ『ごくせん』の第2シリーズに亀梨さんと赤西さんが出演したことでKAT-TUNの人気はさらに沸騰し、最終回の視聴率は32.5％という極めて高い数字を叩き出しています。

同年3月には初となる全国ツアー『Looking KAT-TUN 2005』を開催。単独アリーナ公演を見事に成功させ、デビューへの機運をさらに高めました。

鮮烈なデビュー

CDデビューが発表されたのは2006年1月29日のこと。しかも、KAT-TUNのためのプライベート・レーベル「J-One Records」を設立するほどの力の入れようで、そのお膳立てからは事務所の期待がひしひしと伝わって来ます。

同年3月17日には、CDデビューに先駆けて単独公演『KAT-TUN SPECIAL TOKYO DOME CONCERT Debut “Real Face”』を東京ドームにて開催。CDデビュー前のアーティストが東京ドーム公演をおこなったのは史上初で、早くも日本音楽史にその名を刻む存在となりました。

3月22日、シングル『Real Face』、アルバム『Best of KAT-TUN』、DVD『Real Face Film』の3作を同時にリリースするド派手なデビューを飾ったKAT-TUNはそのすべてをオリコンチャート1位へ送り込み、日本中に旋風を巻き起こしたのです。

デビュー直後から5月にかけて開催したツアー『Spring Tour’06 Live of KAT-TUN“Real Face”』には応募が殺到し、最終的に当初の予定よりも10公演が追加される大盛況となりました。

一時的に5人編成へ

2006年7月発売の2枚目のシングル『SIGNAL』も初登場1位を記録し、最高のスタートを切ったかに思われたKAT-TUNでしたが、同年10月に赤西さんがアメリカへの語学留学のために芸能活動を一時休止することを発表します。グループからの脱退ではないものの、赤西さんの復帰までは5人編成で活動していくことに。

人気ドラマへの出演などで世間的な認知度の高い赤西さんの離脱は大きな痛手となるかと思われましたが、5人で発表した初のシングル『僕らの街で』も初登場1位を記録し、その人気に翳りのないことを証明してみせました。

翌2007年4月にリリースした2作目のアルバム『cartoon KAT-TUN II You』に伴うツアー『cartoon KAT-TUN II You』の開催期間中に赤西さんが帰国。4月20日に復帰会見をおこなうと、そのまま以後のツアー日程に合流を果たし、メンバーとファンを喜ばせました。

人気絶頂、東京ドーム連続公演記録を樹立

2008年6月、3枚目のアルバム『KAT-TUN III -QUEEN OF PIRATES-』を再びオリコン週間アルバムチャート1位に送り込むと、同作を引っ提げたツアー『KAT-TUN LIVE TOUR 2008 QUEEN OF PIRATES』では、4日間連続となる東京ドーム公演を敢行。これは当時、日本人アーティストとしては初の記録でした。

翌2009年4月には、1年足らずのスパンで早くも4枚目のアルバム『Break the Records -by you & for you-』をリリース。同作に伴うツアー『KAT-TUN LIVE Break the Records』では、前年に自らが打ち立てた4日連続公演を上回る東京ドーム8日連続公演の大記録を樹立しています。