MAZZEL(マーゼル)は、2023年1月から3月までYouTubeで配信されたオーディションドキュメンタリー番組「MISSION×2」から誕生した8人組ボーイズグループです。彼らは7人組ダンス&ボーカルグループBE:FIRSTの弟分にあたり、驚くほどのダンススキルと歌声でファンを魅了しています。
今回紹介するナオヤは、超特急やM!LKを輩出したスターダストプロモーションや、韓国の芸能事務所に所属していた経験を持っており、可愛らしいルックスからは想像できないパワフルなパフォーマンスが魅力のメンバー。
彼のこれまでの経歴や、MAZZELの一員になった背景、押さえておきたいポイントを徹底解説します!
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目次
ナオヤのプロフィール
- 本名:紀田直哉(きだ なおや)
- 生年月日:2003年4月28日
- 出身地:兵庫県
- 身長:-
- 血液型:O型
- 家族構成:両親、姉
- ロールモデル:Stray Kids ヒョンジン
- 長所:努力し続けることができる
- 好きな色:ピンク
MAZZELナオヤの経歴は?
多彩な活動経歴
ナオヤがダンスと出会ったのは3歳のときでした。友達に誘われてダンスの発表会に行ったことがきっかけでダンスを始めたそう。小学3年生のころに、ポップス歌謡を歌うグループに所属した経験もあり、既にアーティストへの道を歩んでいたことが窺えます。
また、小学生で芸能事務所スターダストプロモーションに所属。雑誌「nicola(二コラ)」のモデルとして活動したり、若手アーティスト集団EBiDANの大阪エリア研究生としても活躍しました。EBiDANといえば超特急やM!LKを輩出した集団でもあり、ナオヤはEBiDANのニュー育成プロジェクトBATTLE BOYSに参加しています。
BATTLE BOYSは、EBiDANの研究生から選抜されたメンバーで構成されており、いわば研究生のエリート。選抜方法は歌やダンスの他に、ファンからの投票数も加味されメンバーが選ばれますが、同じメンバーで活動するのではなく、ある一定の期間でメンバーが入れ替わるシステムになっています。
現在は全国・エリア選抜制度が廃止され、新しく楽曲選抜制度が導入されています。
このプロジェクトで、ナオヤは2017年から2021年までBATTLE BOYSで活動していました。しかし2021年3月にグループを退団、事務所からも退所しており、新たな一歩を踏み出すことになりました。
韓国より日本を選択
ナオヤが次のステージに選んだのは韓国でした。当時のナオヤは「韓国でしか世界を目指せない」と考えていたようで個人練習生として活動した後、韓国の事務所に所属、デビューを目指したのです。
また、2022年にはNEXZを輩出したオーディション番組「Nizi Project Season 2」に出場。残念ながらデビューメンバーには選ばれませんでしたが、その後BMSGオーディションに出会い韓国でデビューすることを辞めて、日本に戻りました。
BMSGはAAAのメンバーとしても活動しているSKY-HIが代表取締役CEOを務めている会社で、ナオヤは「才能を殺さないために。」というスローガンを掲げたBMSGの存在が忘れられなかったそう。
そこで、決まっていた韓国デビューの話を断って、BMSGのオーディションに参加することを決めました。掴みかけていた夢を手放してまで受かるかどうかわからないオーディションを選ぶとは、相当な覚悟が必要だったでしょう。
しかし、ナオヤは「音楽で世界へ行く」という強い信念を貫き、オーディションドキュメンタリー番組「MISSION×2」へ出場しました。
MAZZELナオヤの魅力
頼れる努力家
ナオヤは子供のころから芸能界に入り、芸能界の明暗を誰よりも肌で感じてきたメンバーです。共に練習生生活を送っている仲間はライバルでもあり、誰かを蹴落とさなくては自分の席が準備されないという厳しい世界を体験してきました。
そのため、オーディションドキュメンタリー番組「MISSION×2」には「絶対にデビューしたい」という強い気持ちで挑んだのだそう。しかし、いざオーディションが始まってみると周囲の仲間たちは「みんなでデビューしよう!」という気持ちが強く、嫉妬や欲望にまみれたオーディションではなく、楽しく音楽を作っていく場所になっていたのです。
その雰囲気がナオヤの考えを変えました。彼は番組を通じて、チームメンバーに的確なアドバイスをしている姿が多く見られています。下手をするとライバルに先を越される可能性もある中、ナオヤは自身の経験を仲間に共有するかのように教え続けました。
結果、グループ全体のレベルが上がり、ナオヤは見事デビューメンバーに選ばれたのです。しかし自分に厳しいナオヤは、審査結果発表の際、自分の名前が呼ばれても「自分の実力に納得がいってなかったからすごく不安になった」と、厳しい意見を述べていました。まさに「人に優しく自分に厳しく」という言葉がピッタリな性格だといえるでしょう。
ただ、BMSGやSKY-HIの人柄に惚れ込んで韓国でのデビューを断った経緯や、周囲に流されずに自分の意志に従って行動を起こせるナオヤは、相当強い信念を持った人物であることが窺えますし、彼がこれまで培ってきた経験は今後の活動に活かされていくでしょう。
表現力お化け
普段は可愛らしくて少し天然なイメージが強いナオヤですが、ステージでパフォーマンスをするときの表情は、メンバーから見ても驚くくらいのギャップを持っています。時には男っぽい荒々しいダンスを見せることもあり、ファンからは「メンバーとわちゃわちゃからの、漢ナオヤやばい!」「ナオヤくんって、2人いるんですか?」という声があがっていました。
ナオヤの魅力は、どんな会場であっても堂々とした個性あふれるパフォーマンスを見せるところ。特にMAZZELを初めて見るというファンが多いフェスなどの大きな会場では、他のアーティストのファンをも魅了するほどのダイナミックな動きを見せるのです。
また、曲の間に訪れる「スーパーナオヤタイム」も見てほしいポイント!曲中にナオヤがソロでパフォーマンスをするというものなのですが、ツアーでは会場によってパフォーマンスの内容を変えたりと、1曲で様々なナオヤの表情が見られるのです。
ときには可愛らしく、またあるときにはセクシーに。そして流れを止めずに全体でのパフォーマンスへと移っていく一連の動きがたまらないと好評。いかに楽曲の世界観を壊さずに自身を表現できるかという難しい場面で、ナオヤの魅力を最大限に反映したスーパーナオヤタイムは、多くの人たちに見てほしいパフォーマンスです。
以前、ナオヤは自身のロールモデルについてStray Kidsのヒョンジンを挙げていました。ヒョンジンは、楽曲の雰囲気によって人格が変わってしまったかのようなパフォーマンスを見せる憑依型アイドルとして知られています。
ナオヤは自身のパフォーマンスについて、ヒョンジンの影響を受けていると話していたことがあり、まさにその言葉通り、ナオヤも憑依型アイドルとして成長しました。今後もナオヤは多くの表情を見せてファンを楽しませてくれるでしょう。