倖田來未|20周年でも「エロかっこいい」は健在? 最新オススメ楽曲5選!

倖田來未|20周年でも「エロかっこいい」は健在? 最新オススメ楽曲5選!


2004年の映画『キューティーハニー』主題歌でブレイクし、セクシーな衣装とパフォーマンスで「エロかっこいい」という独自の路線を作り出した女性シンガー倖田來未

2000年にデビューした彼女は歌手活動20周年を迎え、2021年7月から9月にかけて、3ヶ月連続で新曲をリリースしています。

プライベートでは、2011年12月に4人組バンドBACK-ONのボーカルとギターを務めるKENJI03と結婚、2012年7月には第一子を出産しました。妻となり母となり、私生活を充実させながらも、彼女の高い歌唱力と魅惑的なパフォーマンスは全く衰えず、深みを増しています。

今回の記事では、倖田來未の楽曲といえば、ヒット曲『キューティーハニー』『夢のうた』『愛のうた』しか知らない…という方にも一度聴いてみてほしい、最新のオススメ楽曲について紹介していきます!

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一貫して「エロかっこいい」! 唯一無二の存在感

『XXKK』

最初に紹介したいのは、2020年9月11日リリースの『XXKK』

タイトルには20年という意味の「XX」と、倖田來未のイニシャルである「KK」が組み合わせられており、まさにデビュー20周年を迎えた現在の倖田來未がテーマになっている楽曲です。

MVの中でギラギラ光るシルバーの衣装に身を包み、玉座に陣取る姿は歌姫というよりも、もはや女王のよう。公式HPでも “QUEEN OF LIVE” として君臨してきた倖田來未の「強さ」や「自信」を溢れんばかりに詰め込んだパワフルなダンスナンバー と紹介されています。
たしかに、勢いに任せるような早いテンポではなく、美しく伸びる倖田の高音をしっかりと聴かせるミドルテンポの曲調は、余裕のある大人の雰囲気を持っています。

また、彼女自身が手掛けた歌詞の中には「弱みを見せない主義で 泣きたい夜もあった」など率直な表現があり、時にファンから心配されるほどのストイックさやブレない世界観、芯の強さなど、タイトル通りの倖田來未の20年の歩みを感じさせてくれます。

『GOLDFINGER 2019』

次に紹介するのは、1999年のヒットナンバーである『GOLDFINGER ’99』にアレンジを加えた『GOLDFINGER 2019』

これまでも倖田は『キューティーハニー』をはじめ、数々のヒット曲をカバーしていますが、中でも中西保志『最後の雨』や鈴木雅之『め組のひと』など、特に男性が歌唱している楽曲のカバーでは独特の魅力を見せてくれます。

カバー曲を歌う時には、原曲をリスペクトしながらも、「どれだけ原曲と離れられるか」を意識しているという倖田。

こちらの曲も挑発的で刺激的な曲調と歌詞に、倖田の粘り気のある声が合わさり、まさに「エロかっこいい」形に仕上がっています。

『EMPEROR – WE ON FIRE!! -(feat. 倖田來未)』

少々変わり種ですが、この機会に是非紹介したいのが『EMPEROR – WE ON FIRE!! -(feat. 倖田來未)』 です。

こちらは、レコード会社のavexと、ゲーム会社であるG CRESTによる“HIPHOPメディアミックスプロジェクト”「Paradox Live」内のユニット・悪漢奴等に、倖田がフィーチャリングした楽曲となっています。

ギャング5人組ということもあり、やんちゃな雰囲気で熱量のある悪漢奴等のラップの中に、倖田の伸びやかな歌声がよく映えています。
こういった“キャラクター”とのフィーチャリングが初めてだったという倖田は、「すごく懐かしさもあり、カッコいい楽曲に仕上がりました!」「私をご指名頂けたことが光栄です」とコメントを寄せていました。

20周年の、その先へ。深みを増す倖田來未の表現力

『RUN』

倖田はこれまで、“walk”というワードが曲名につく楽曲を3度リリースしています。

辛い下積み時代に書いたという2002年の『walk』、この楽曲に新規録音とアレンジを施した2010年の『walk ~to the future~』、これらの続編とされる、2015年の『WALK OF MY LIFE』。20周年を記念して発売されたフォトスタイルブックのタイトルも『WALK』です。

そんな中、2020年11月17日に配信された曲のタイトル『RUN』は、ファンにとってとても印象的なものになりました。

辛く長かった下積み時代を乗り越え、これまで歩き続けてきた倖田來未。
澄んだ声で歌い上げる歌詞は「これからも走っていく」という決意表明と捉えることもできますし、水中から空を目指して手を伸ばしているMVの内容からは「生まれ変わる」という解釈もできそうです。

しっとりと聴く人の心を慰める楽曲でもあり、これからのパフォーマンスにさらに期待したくなるような、安定した歌唱力を感じさせてくれるナンバーです。

『We’ll Be OK』

最後に紹介するのは、3ヵ月連続でリリースした配信限定シングルの中の一曲『We’ll Be OK』です。

激しいダンスナンバーでも、しっとりと歌い上げるバラードでもない、ポップで可愛らしい印象を与えるこちらの楽曲。MVもカラフルで元気いっぱいの仕上がりで、YouTubeの公式チャンネルでは「迷っている誰かの背中を押してくれるようなたくさんの前向きなメッセージが込められ、夏にピッタリな爽やかでポジティブな楽曲」と紹介されています。

MV中の満面の笑みや語り掛けるような仕草や、冒頭の「ここには愛溢れ この幸せを 世界中の人に届けたい」という歌詞から、倖田がこの曲に込めた優しい想いが伝わってくるようです。

近年の楽曲では、倖田來未特有の「エロかっこいい」というイメージは保ちながら、キャリアを重ねたことで、「強くて芯のある女性」というイメージがさらに加わっているように思えます。

倖田來未の歌手活動を支える家族の存在

特に結婚や出産を終えたタイミングであった2012年~2015年頃には「引退を考えたことがある」と何度かインタビューで語っている倖田。その度に家族の言葉が支えとなり、歌手としての道を歩み続けてきたと言います。

2021年4月に放送された占い番組『突然ですが占ってもいいですか?』に出演した際には、占い師・星ひとみから現在の夫であるKENJI03について「旦那さんは倖田さんを守る星で生まれてきている」「倖田さんに足りないものを旦那さんが補っている」と占われ、倖田が思わず涙を浮かべてしまうシーンもありました。

また、2012年に生まれた第一子は男の子。2019年の母の日、倖田はインスタグラムで息子から花を贈られたことを報告しています。メッセージも付いていたそうで、原稿用紙におぼつかないひらがなで「ままのらいぶがすき」と書かれている写真も。


犬も二匹飼っており、倖田のインスタグラムでは犬と触れ合う微笑ましい写真が多数見られます。家族を大切にしている様子が伝わってきますね。

最後に

今回は、活動20周年を迎えた倖田來未の最近のオススメ楽曲について紹介しました。

家族のこともファンのことも大切にしながら、一貫した「エロかっこいい」スタイルと安定した歌唱力で、現在も精力的に新曲を発表し続けています。2021年の12月6日にはアニバーサリーイヤーの締めくくりとして、20年の集大成となるオールタイムベストアルバムのリリースも決定。

家族とともに、ファンとともに、これからも走り続ける倖田來未に注目です!

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