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イロハとともにグループのパフォーマンスを牽引する存在
ダンススクール出身らしいダンスの実力者
前述の通り、HYBE LABELS JAPANに入社する前からダンススクールに通い、ダンスクルーとしても活動してきただけに、モカは優れたダンスの実力を持っています。
強弱調節に長け、パワフルながらも拍子や振付が正確で、綺麗なダンスラインが特徴。
さらに、『R U Next?』参加当時からステージパフォーマンス中の表情演技や、ミッションごとの楽曲やコンセプトの高い消化力でも好評を博してきました。
ILLITでは、公式的なポジションはないものの、同じ日本人メンバーであり、11歳でJYPエンターテインメントの練習生になったイロハとともに、ILLITのパフォーマンスを牽引する主要ダンスポジションと目されています。
ILLIT楽曲にポイントを与えるボーカル
優れたダンスの実力を持つ一方、『R U Next?』でモカが苦労したのはボーカル面。
『第5ラウンド:コンセプト理解力 (COLOR MISSION)』の「五番目の季節(SSFWL)」では、最も目立つパートをかけてウォンヒと争った際も、見せ場である高音が出ずに「私がもっと歌が上手ければ…」と嘆く姿を見せました。
しかし、『セミファイナル:第2ミッション・グローバルK-POP』の「Feel Special」では、リードボーカルのポジションを務めて歌い出しとサビパートを担当し、圧倒的なコンセプト消化力の高さに加えて、透明感と清涼感のある特徴的な“音色”で、ステージを掌握する存在感を発揮。
ILLITでも、メンバーの中で際立つハイトーンの声質と特有の“音色”で、楽曲にポイントを与える役割を担っています。
デビューショーケースのチッケムが話題!
2024年3月25日にMnetを通じて放送された、ILLITのデビューショーケース『ILLIT : I’LL (SHOW) IT』。
デビューショーケースで披露した1stミニアルバムのタイトル曲「Magnetic」ステージのチッケム (1人にフォーカスした動画)が、他のメンバーに大差をつける圧倒的な再生回数を獲得し、話題になりました。
全身フォーカスの縦向き画面の“MPDチッケム”で、2番目に多いウォンヒの再生回数55万回の倍以上である135万回を突破し、よりビジュアルにフォーカスした横向き画面の“イプトクチッケム”は、同じく2番目に再生回数の多いウォンヒの78回に対してモカは98万回を記録。
『R U Next?』の最終得票数では、ILLITメンバー中最下位ながらも、デビューショーケースで圧倒的な再生回数を記録した理由とは?
コンセプト消化力や表情管理はグループ内でもトップ
圧倒的な再生回数を記録した要因として、最も言及されているのはモカの非常に優れた“コンセプト消化力”。
デビュー曲「Magnetic」のコンセプトから衣装、スタイリングに至るまで、消化力はもちろんモカに似合いすぎていると好評を浴びています。
さらに、パフォーマンス中に見せるコロコロと変わる表情に「釘付けになる」と言われ、彼女自身が持つポテンシャルの高さが大きな魅力となり、注目を集めると同時に一気にファンを増やしており、「(事務所選択で) モカをILLITに入れたことは大成功では?」という声まで集めています。
ガーリーな衣装も話題に!
デビューショーケースの「Magnetic」ステージで、メンバー随一のガーリーな衣装を着用。
着こなしが難しいガーリーな衣装までを完璧に着こなした点でも、モカの高いコンセプト消化力を実証しました。
ガーリーな衣装とコンセプト消化力の相乗効果で、チッケムの圧倒的な再生回数を記録し、デビュー早々大きな話題となりました。
メンバーの間で中心を守っている、ILLITの “バランス” モカ
よく笑い、他のメンバーたちを繊細によく気遣い、ILLITのメンバーたちからも「お母さんのように面倒を見てくれる」と信頼され、“ILLITのお母さん”とも呼ばれるモカ。
ILLITは、サバイバル番組『R U Next?』を通じて多様なバッググラウンドを持つ5人のメンバーで結成されただけに、“ILLITのお母さん”であるモカがメンバー間の“バランス”を司る役割も担っています。
持ち前のバランス感覚は、ステージ上では高いコンセプト消化力としても発揮され、デビューショーケースの“チッケム”が爆発的な再生回数を記録して、早くも話題と期待を集めています。