ENHYPEN(エンハイプン)メンバーのプロフィールや魅力、経歴を徹底解説

ENHYPEN(エンハイプン)メンバーのプロフィールや魅力、経歴を徹底解説

韓国でアイドルがデビューするためには様々な難関が待ち受けているのですが、その中でも定番となっているのが「オーディション」「サバイバル」です。

今回紹介する「ENHYPEN(エンハイプン)」も、サバイバル番組「I-LAND(アイランド)」によってメンバーが選出されたのですが、この番組は「過酷すぎる」と話題になったほどのサバイバルでした。

どのような経験を経てENHYPENは誕生したのか紹介したいと思います。

韓国や日本で絶大な人気を誇り、2023年9月14日にはK-POPボーイグループとしては最速となるデビュー2年10ヶ月で東京ドーム単独公演を開催するまでとなった彼らの歴史をその紀元前から振り返っていきましょう。

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「I-LAND」の過酷システム


2020年6月、BTSやTOMORROW X TOGETHERが所属しているBig Hitエンターテインメントの代表であるパン・シヒョク氏と、IZ*ONEやWanna Oneなどがデビューした「PRODUCE101シリーズ」を生んだCJ EMMが新たなグループ結成のために壮大なスケールのサバイバル番組を作りました。

この番組は「I-LAND(アイランド)」と呼ばれ、世界中から集まった練習生23名がデビューを目指し数々のミッションに挑戦していくという内容となっています。他のサバイバル番組と決定的に違ったのは「脱落者を練習生自身が決める」ということです。

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「I-LAND」残留をかけたサバイバル開始


23名の練習生が生活していく場所は、テレビ局のスタジオではなく実際に作られた巨大施設「I-LAND」でした。まるで映画に出てくるような豪華な施設に戸惑いながらも喜びを隠せない練習生でしたが、そこから怒涛の生活がスタートするのです。

練習生は、到着初日からテストを受けることになります。第1のテストは自身のパフォーマンスを披露してI-LANDにふさわしいかどうかを判断する入場審査で、合格者は12名。参加する練習生は23名ですから、約半分に減らされることになります。

通常のサバイバル番組では、プロの審査員が練習生の実力を判断し、練習生の実力に見合ったクラスに振り分けられることが多いのですが、I-LANDでは残留か降格かを練習生自身の投票によって決めることになっています。

練習生は自分たちで発表する順番を決めて、次々と自身のスキルをアピールします。しかし、練習生は審査員としては素人です。他の練習生が挙手するのにつられてしまったり、常に周りの反応に左右されながらの投票となっていました。

そして入場テストで合格できるのは12名でしたが、最終的には16名の合格者が決定。このまま16名で進められるのかと思いきや、ここから4名の「追放者」を練習生自ら選ぶようにと伝えられました。

この時点で既にI-LANDの過酷さが伝わってきたのではないでしょうか。この番組には同じ事務所から一緒に参加した練習生もおり、入場テストも事務所ごとのユニットでパフォーマンスをした練習生もいました。さっきまで一緒に笑っていた仲間が自分を「追放者」に選ぶかもしれないのです。

MEMO

結果4名の追放者が選ばれ、既に降格が決定していた練習生とともに「GROUND」に移動となりました。

I-LANDでは、デビューのチャンスがある「I-LAND」と、降格者が集まる「GROUND」に組分けされます。I-LANDにいる練習生は「I-LANDER」、GROUNDにいる練習生は「GROUNDER」と呼ばれ、GROUNDにいる限りデビューのチャンスはありません。

しかし、定期的に行われるテストでI-LANDERから降格者が出た場合は、降格者と同じ人数をGROUNDERから補充するというシステムがあります。ただ、I-LANDERの評価が高かった場合は、GROUNDERはステージを披露するチャンスすらもらえません。

そして、I-LANDにはジムや医務室、豪華な食事や部屋が用意され、対するGROUNDでは練習着は黒のみ、食事は弁当支給、練習用のモニターはタブレットという差別化が図られました。

入場テストに合格したのも束の間、次々とテストが用意されています。テストごとに「チームワーク」「ユニットテスト」などのテーマと課題曲が与えられます。そこにはプロのコーチも引っ張ってくれる指導者もいません。パート分けや振り付け指導など自ら行っていかなければなりませんでした。

最初は実力ではなく「自分がやりたいパート」を立候補形式で進めていた練習生たちでしたが、同じ練習生の中に上下関係ができてしまったり、希望したパートが歌えなくて機嫌が悪くなってしまう練習生がいたりと、練習生同士の関係性が危ぶまれる場面も多々ありました。

そして、実際にセンターを務めた練習生の実力が評価されず、審査員から酷評を受けることもありました。そこで初めて「やりたいことと、できることは違う」と練習生が気づき始めるのです。まさに人間としての成長過程も覗ける番組だったと感じます。

 

 

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