【P NATION】所属アーティストの魅力や経歴を徹底解説

【P NATION】所属アーティストの魅力や経歴を徹底解説

2022年に設立後初のボーイズグループ・TNXを披露し、2023年には人気ガールズグループ・MAMAMOOのメンバーであるファサを迎え入れたP NATION

日本でも大衆的ヒットを記録した2012年の「江南スタイル」で知られる歌手でプロデューサーのPSYが設立した、韓国の芸能事務所です。

今回は、PSY率いるP NATION所属アーティストの魅力や経歴、特徴を徹底解説します。

P NATIONとは?

2018年に、歌手でプロデューサーのPSY (サイ) が設立した芸能事務所であるP NATION (ピー・ネーション)

PSYは、YGエンターテインメントに在籍時の2012年にリリースした6thフルアルバム『PSY6甲 PART 1』のタイトル曲として発表し、世界的大ヒットを記録した「江南スタイル (カンナムスタイル)」で知られるシンガーソングライター兼ラッパーであり、音楽プロデューサーです。

P NATIONは設立以来、2019年1月に専属契約を結んだJessiを皮切りに、キム・ヒョナ、DAWN、Crush、Heize、Swings、ファサ (MAMAMOO) らK-POP界で絶大な影響力を持つアーティストたちを次々に迎え入れたほか、2022年5月には初のボーイズグループ・TNXを披露しています。

P NATIONのこれまで

PSYエンターテインメントとして設立

2018年10月29日、『PSYエンターテインメント』として設立されたのち、11月8日に現在の社名へ商号変更されたP NATION

そして、2019年1月24日にPSY本人のInstagramを通じて、「夢のために汗を流す情熱的な選手たちの遊び場を作ってみる」という感想を伝えるとともに、P NATION設立を明らかにしました。

Jessi、ヒョナ&DAWN、Crushと相次いで専属契約締結

会社設立を明らかにした2019年1月24日同日、“P NATION最初のアーティスト”となるJessiと専属契約を締結

そのわずか3日後の1月27日には、2018年11月にCUBEエンターテインメントと決別したキム・ヒョナ (HyunA) とDAWNを迎え入れました。

また、同年7月にAmoeba Cultureから移籍したCrushが翌8月にリリースしたニューシングル「NAPPA」は、公開して間もなくチャート上位圏を占め、移籍直後から早速成功を収めました。

Heize、Swinngsらが合流

2020年9月、音源チャートで存在感を放つ“音楽強者”であるHeizeが専属契約を結び、新たなアーティストとして合流。

2021年4月には、ZICO、DEAN, Crushらが所属するHIPHOP・R&Bクルー・FANXY CHILDのメンバーであるPENOMECO、さらにHIPHOPレーベル・Indigo Musicなどの設立者であり「SHOW ME THE MONEY」出身のSwings、2人のラッパーを新しいアーティストとして迎え入れました。

同月、2020年12月に専属契約を結んだラッパーのD.Arkが、MnetのHIPHOPサバイバル番組『高等ラッパー4』で最終3位を占めて、実力派ラッパー陣を擁するP NATIONらしい、独自のカラーと存在感を示しました。

『LOUD: ラウド』を通じて、初のボーイズグループをローンチ

2021年6月からSBSで放送された、P NATIONとJYPエンターテインメントの新人ボーイズグループメンバーを選抜するサバイバルオーディション番組『LOUD: ラウド』を通じて、同年9月にP NTION初のボーイズグループが誕生

翌2022年5月にグループ名が公開されたP NTION初のボーイズグループ・TNXは、同年5月17日に正式デビューを果たしました。

2021年末以降、相次ぐ所属アーティストたちとの決別

2018年の設立以降、個性と実力を併せ持ったアーティストと専属契約を結んできたP NATIONでしたが、2021年11月のD.Arkを皮切りに、2022年7月にはJessi、8月にはキム・ヒョナ、DAWNとの契約満了を迎えました。

さらに、2024年1月にはPENOMECOとの契約も満了となり、2021年末以降から所属アーティストたちとの決別が相次いでいます。

MAMAMOO・ファサと専属契約を締結

設立初期に迎え入れたアーティストたちとの別れが続く中、2023年6月30日にソウルオリンピック主競技場で開催された『PSY びしょびしょショー SUMMER SWAG 2023』の初日ゲストとして、MAMAMOOのメンバー・ファサがサプライズ登場

なんと、韓国歌謡界で初めてステージ上で専属契約を交わし、P NATIONの新しいアーティストとして合流しました。

さらに、同年9月6日にリリースされたファサのシングル「I Love My Body」の作詞・作曲を担当したAN SHINAE(アン・シネ)と、9月14日には専属契約を締結しています。

P NATIONの特徴

ラッパー、または優れたラップの実力を兼ね備えたアーティストが多く所属

P NATIONの設立者であり社内理事を務めるPSYが、ラッパーに近いスタイルのボーカリストである影響からか、歴代所属アーティストたちもラッパーが多いという特徴を持っています。

設立直後に迎え入れたJessi、キム・ヒョナ、DAWNもラッパーであり、現所属アーティストもまた、Heize、Crush、Swings、ファサなど多くがラッパー、もしくは優れたラップの実力も兼ね備えたスタイルのボーカリスト

さらに、初めてローンチしたボーイズグループ・TNXもラッパーポジションがメンバーの5人中3人と、過半数を超える構成です。

2024年時点で、再契約をしたアーティストがひとりもいない

2020年12月から2021年11月までの1年足らずで契約満了を迎えたD.Arkをはじめ、Jessi、キム・ヒョナとDAWN、そして2024年1月に契約が満了となったPENOMECOまで。

Jessiを迎えた2019年1月からわずか5年の間に、5人のアーティストが契約満了を迎え、再契約を結ぶことなく全員が会社を去ることになり、P NATIONは設立から2024年12月まで再契約をしたアーティストいないというややネガティブな特徴も持っています。

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