K-POP第2世代に大ヒットした4Minute、BEASTを皮切りに、第3世代のBTOB、PENTAGON、(G)I-DLEなどの人気グループを輩出しながら、K-POPの人気を支えてきた、韓国の代表的な中小規模芸能事務所であるCUBEエンターテインメント。
2022年には、HYBE、SM、YG、JYPの4大芸能事務所とSTARSHIPエンターテインメントに次ぐ芸能事務所第6位の売上を記録し、『メジャーエンターテインメント』に位置づけられている、CUBEエンターテインメントの所属アーティストの魅力や経歴を徹底解説します。
目次
CUBEエンターテインメントとは?
2006年、大手レコード会社だったテヨンAV(現:CJ ENMの前身)の取締役と、JYPエンターテインメントの共同設立者出身であるホン・スンソンが設立したCUBEエンターテインメント。
2006年の設立以来、4Minute、BEAST、BTOB、PENTAGON、CLC、(G)I-DLE、LIGHTSUMなど多彩なスタイルのアイドルグループを披露したほか、G.NA、ライ・グァンリン (Wanna One出身)、ユ・ソンホ (『PRODUCE 101 SEASON2』出身) などを輩出。
アメリカ出身のプニエルを擁したBTOB以後、CUBEグローバルオーディションを通じて入社した外国出身の練習生もメンバーに抜擢し、CUBEエンターテインメント初の日本人練習生でもあるPENTAGONユウト、そしてLIGHTSUMヒナまで、日本人メンバーも2人がデビューに成功しています。
2024年4月には、PENTAGON以来7年半ぶりとなる待望のボーイグループ・NOWADAYSを披露しました。
CUBEエンターテインメントの特徴 Part.1
2022年の売上基準で、HYBE、SM、YG、JYPの4大芸能事務所とSTARSHIPエンターテインメントに次ぐ韓国芸能事務所6位で、『メジャーエンターテインメント』として位置づけられているCUBEエンターテインメント。
中でも、日本を含むグローバルでK-POPブームが起きた第2世代の4Minute、BEASTから、第3世代のBTOB、(G)I-DLEなどのグループをヒットさせてきたCUBEエンターテインメントの特徴を紹介します。
K-POP界のヒットメイカーが集結
作曲家・プロデューサーの所属事務所である子会社・MUSICCUBEの設立初期には、キム・ドフンと新沙洞の虎 (シンサドンホレンイ) が所属。
2010年にCUBEエンターテインメントから独立してRBWを設立し、現在はMAMAMOOやONEUSのプロデューサーとして知られるキム・ドフンは、デビュー曲からG.NAのプロデュースを担当したほか、BEAST「Beautiful」と4minute「Funny」を新沙洞の虎と一緒に作業して、ヒットに貢献してきました。
また、T-ARA「Bo peep Bo peep」やMOMOLANDの「BBoom BBoom」など数々のヒット曲を生み出してきたK-POP最高のヒットメイカーであり、ガールズグループ・TRI․BEのプロデューサーとしても知られる新沙洞の虎。
2024年2月に急逝し、K-POP界に大きな衝撃を与えた新沙洞の虎は、MUSICCUBE時代にBEASTの「Bad Girl」「Shock」「Fiction」「Breath」や、4minute「Hot Issue」「Muzik」などのヒット曲で、自身の全盛時代を開くと同時に、トレンドを牽引。
長きに渡りK-POP界で活躍を続けるヒットメイカーたちの楽曲なくしては、CUBEエンターテインメントの成功は語れないほど、大きな要素となっています。
サバイバル・オーディション番組経歴
PLEDISエンターテインメント (2020年5月よりHYBE傘下)、STARSHIPエンターテインメントとともに、『PRODUCE 101』シリーズに3シーズン連続で練習生を出場させたほか、『The Unit~アイドル再起プロジェクト』『UNDER19』にも参加。
さらに、『Girls Planet 999 : 少女祭典』にはCLCのチェ・ユジン、『BOYS PLANET』にはPENTAGONのフイ、そして『QUEENDOM PUZZLE』には、LIGHTSUMのサンアが参加ました。
そのうち、『PRODUCE 101 SEASON2』では、ライ・グァンリンが最終7位でWanna Oneメンバーに選ばれ、『Girls Planet 999 : 少女祭典』ではCLCのチェ・ユジンが最終3位でKep1erのメンバーに選ばれ、デビューに成功しています。