2022年3月にデビューした7人組ガールズグループXG(エックスジー)は、日本のレコード会社avex(エイベックス)傘下の芸能事務所XGALX(エックスギャラックス)に所属しており、日本や韓国だけではなく、世界中にファンを獲得しています。
今回紹介するヒナタ(HINATA)は、パワフルで躍動感あふれるパフォーマンスが魅力。また、お姫様のようなビジュアルから「プリンセスダンサー」という愛称を持っています。
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目次
XGヒナタのプロフィール
- 本名:宗原 ひなた(そうはら ひなた)
- 生年月日:2002年6月11日
- 出身地:愛知県
- 血液型:O型
- ポジション:リードダンサー、サブボーカル
- 趣味:読書、絵を描くこと、ダンス
XGヒナタの経歴は?
好きを極めてデビュー
ヒナタは幼馴染に声を掛けられたことがきっかけで、小学生のころからダンスを始めました。当時は近所のダンススクールに通っており、ダンスの先生になるのが夢だったようです。その後、スクールのスタッフに声を掛けられてオーディションに参加。そのオーディションがX-Galaxyプロジェクトです。
X-Galaxyプロジェクトは、avexとXGALXが開始した日韓共同プロジェクトで、世界で活躍できるアーティストを育成するために制作されました。ヒナタの他に、約13,000人もの応募者が参加しています。
13,000人の中から選ばれた15人で韓国合宿を行い、さらにそこから選ばれた7人がXGとしてデビュー。プロジェクトではダンスや歌だけではなく、語学力や人間性も重視され、デビューまで5年の月日がかかっています。
ヒナタは、このオーディションに15歳で参加しており、それまで本格的なダンスレッスンを受けたことはなかったそう。XGのプロデュースを手掛けているSIMON(サイモン)は、数ある練習生の中からヒナタを選んだとき、周囲から「あの子ですか?」と驚かれたと話していました。その反応からもヒナタが特別目立つ練習生ではなかったことがうかがえます。
ヒナタは、X-Galaxyプロジェクトに参加する前に地元のダンススクールに通っており、スタッフから声を掛けられてプロジェクトに参加しました。その経緯を考えると、スクールの中でもヒナタの実力は飛び抜けていたと思われますし、ヒナタも自信を持ってオーディションに臨みました。
ただ、その自信はプロジェクトが始まるとともに徐々になくなっていきました。自分より経験も実力もある練習生がライバルとして現れたからです。また、これまでとは次元の違うレッスンにも驚き、「自分はここでやっていけるのだろうか?」と考えるようになっていきました。
ヒナタは不安を抱きながらも「絶対に負けない!」「絶対ここでデビューしてやる!」と決意し、どんなにつらい練習にも耐え抜いたのです。その努力がヒナタをデビューに結びつけてくれました。
XGヒナタの魅力
プリンセスダンサー
ヒナタの魅力は、しなやかさの中にも力強さを感じるパワフルなダンスです。X-Galaxyプロジェクトで、ヒナタは自分よりも実力がある練習生たちと競い合いました。その中で、彼女は周囲も驚くほどの成長を遂げています。
外見はお姫様のように可愛らしいのに、ステージ上では楽曲の世界観に入り込み、まるで別人かのように見えるギャップは、多くのファンの心をとらえました。
デビュー前に公開されたヒナタのダンス動画では、手首や肘などを細かく動かすタッティングを披露。「全てに惹き込まれる」「難しいタッティングをこんなに綺麗に表現するなんて」と、ヒナタを称賛するコメントが次々と投稿されました。
忍耐強さ
X-Galaxyプロジェクトでは、既に芸能活動の経験があったり、様々な経験をしてきた練習生がライバルということもあり、ヒナタは「レッスンだけではなく考え方や人に対する接し方にも影響を受けた」と話していました。
また、アーティストになりたいという夢に対する姿勢も変わってきたそうで、その思いは周囲にも伝わっています。SIMONはヒナタのことを「心が広くて忍耐強い子だ」と表現。練習生が倒れてしまうほどのきつい練習であってもヒナタは黙々とこなしました。
XGのメンバーになってからもその姿勢は変わらず、個性が強い他のメンバーを後ろからあたたかく見守っています。その姿から、メンバーには「XGのお父さん」と呼ばれているそう。
XGヒナタについて知っておきたい3つのポイント
語学堪能
ヒナタは祖父母が韓国人で、生まれは日本ですが韓国にも深いつながりを持った人物です。母国語である日本語の他に韓国語や英語も堪能で、グローバルに活動するXGにとって、彼女の語学力は強い味方になるのではないでしょうか。
XGの音楽は、より多くの人に音楽を届けるために英語の歌詞であることが特徴です。そのため、発音の面も評価されることが多いのですが、ヒナタの英語力はネイティブから見ても綺麗で、基礎がしっかりしているようで、「言葉選びが上級者だ」と褒めている声もありました。
目線や表情にも注目
普段は静かな雰囲気を持っているヒナタですが、ステージでは音楽が流れたとたん目つきが変わり、楽曲の世界観に染まります。SIMONはオーディションでヒナタを選抜した理由を、「彼女の目が気に入ったからだ」と話していました。
可愛い楽曲からガールクラッシュな曲まで、どんなコンセプトでも消化できるその表情変化から、ヒナタを「憑依型パフォーマー」と表現しているファンも。
ヒナタのパフォーマンスだけを追った個人カメラ(チッケム)も話題で、カメラには映らなかった動きまで確認できると評判です。
絵や文の才能も
小さい頃から絵を描くことが好きだったそうで、賞をもらったこともあるほど絵の実力が高いメンバーです。SIMONの誕生日にはオオカミの絵をプレゼント。その完成度が高すぎて、驚いたSIMONは言葉が出ませんでした。将来、ヒナタが手掛けたXGのCDジャケットや、グッズも発表されるのではないでしょうか。
また、本を読むことも好きで、主人公に共感して泣いてしまうこともあるとのこと。X-Galaxyプロジェクトでも、自身が書いた文章を読んで泣いてしまったこともあり、感受性豊かな性格であることがうかがえました。
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