SF9 – 【経歴編】米ビルボード誌も絶賛！ 9人組K-POPグループの経歴とは…？

日本での活動

SF9は日本での活動も多く行っています。2016年10月に韓国でデビューしてから半年後の2017年6月7日に、早くも日本デビューが決定しました。ワーナーミュージック・ジャパンが初めて契約したK-POPボーイズグループということでも注目を集めましたが、韓国でのデビューから半年で日本デビューするグループは珍しいことだと感じます。

その理由として、SF9は練習生時代からFNCエンターテインメントが主催したイベントに参加しており、日本での知名度もありました。また、同じ事務所の先輩であるFTISLANDやCNBLUEも日本で成功をおさめていることから日本での活動を始めやすかった面もあったと推察できます。

2017年6月の日本デビューに先駆け、4月には日本でデビューショーケースを開催。会場収容人数の10倍もの申し込みが殺到し、チケットが入手できないファンが続出するなど、日本のファンもSF9の日本デビューを待ち望んでいたことが窺えました。

2017年6月7日、日本デビューシングル「Fanfare」が発売されました。韓国でのデビューシングルの日本語バージョンという形でしたが、ジャケットや封入特典のフォトカードは日本撮り下ろしとなっており、日本オリジナルの予約特典が付いたバージョンも販売されました。

また、デビュー当日には日本で動画配信を行い、サプライズでメンバーが新宿の街に繰り出しファンと触れ合う場面もありました。その成果もあってか「Fanfare」はオリコンシングルデイリーチャートで4位を記録しています。

SF9は、2017年6月の日本デビューから2ヶ月後の8月には初めてのワンマンコンサートを日本で開催しています。このコンサートではJ-POPのカバーやSF9以外のK-POPアイドルの楽曲を披露したりとバラエティに富んだコンサートになりました。驚いたのは、メンバーが通訳を介さずに日本語でMCを務めたことです。まだまだ完璧というレベルではありませんでしたが「自分たちの言葉で伝えたい」という気持ちが窺えました。

デビューから半年後の2017年12月には、早くも1stアルバム「Sensational Feeling Nine」が発売。今まで発表した韓国の楽曲を日本語版にした楽曲が収録され、ベストアルバムのような内容になっています。また、メンバー個別のピクチャーレーベル盤も制作。全部で11の形態で発売されました。

2018年には、日本の男子高校生がK-POPアイドルを目指すという内容のドラマ「KBOYS」の主題歌にSF9の楽曲「Now or Never」が採用されました。出演俳優とSF9が対談する機会もあり、ドラマがインターネットでも配信されたことから、今までK-POPに触れる機会がなかった人や俳優ファンの人たちなど様々な人へSF9の楽曲が届けられました。

SF9は、楽曲を発売するたびに何度も日本を訪れ発売記念イベントを開催してきました。また、CDショップの内装をSF9の写真で飾ったり、ラッピングバスを走らせたり、コラボカフェを開催したりとファンが少しでも楽しめるような企画を作り、楽しませてくれています。

それらの地道な努力が積み重なってSF9の認知度は徐々に上がり始め、新しいファンを獲得しているのではないかと感じます。さらに、日本のコンサートではSF9のメンバーがユニットやソロステージを披露してくれることもファンの間で話題となっています。

日本ならではの特別感や、メンバーも「日本が好き」だとインタビューで語ってくれていることもグローバルファンを増やすきっかけとなっていると感じます。日本語を積極的に話してくれることも嬉しいですよね！

2020年に韓国でデビュー後初めて音楽番組1位を獲得し、今まで以上に世界での活躍が期待されましたが、残念ながら新型コロナウイルスの影響で次々とツアーが中止になってしまいました。

また再びオフラインで会える日が待ち遠しくてなりません！！