ルイス・キャパルディ 新記録連発の新世代シンガーソングライター その経歴は…?

ルイス・キャパルディ 新記録連発の新世代シンガーソングライター その経歴は…?

型破りの記録を連発する全世界注目のアーティスト「ルイス・キャパルディ(Lewis Capaldi)」をご存知ですか。

現在、チケットを取るのがもっとも難しいアーティストのひとりである、ルイス・キャパルディの経歴と数々の輝かしい記録をご紹介します。

ルイス・キャパルディの経歴は?


あどけないルックスからは想像もつかない深みのあるソウルフルな歌声で人気のルイス・キャパルディは、スコットランド出身のシンガーソングライターです。

1996年10月7日にスコットランド最大の都市であるグラスゴーで生を受けた彼は、若干23歳ながら数多くの記録を打ち立てた超大物アーティストでもあります。

ルイス・キャパルディが音楽を始めたのは2歳の時で、ドラムとギターが彼の最初の楽器だったそうです。

そしてミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせたのは、なんと9歳の時からで、その年齢で地元のパブで歌っていたというのですから、まさに神童です。

彼に転機をもたらしたのは、SoundCloudにアップロードしていた音源でした。

ポイント

彼がベッドルームでiPhoneを使った録音した音源を業界関係者が発見し、その才能に惚れ込むことになったのです。

スタジオで録音したデモ音源ではなく、簡素なスマホ録音でプロへの道を拓いてしまうあたりに彼の底知れぬ才能を感じますね。

2017年3月に初音源“Bruises”が発表されると、Spotifyで記録的な再生回数を獲得。

これが大きな話題を呼び、キャピトル・レコードと契約を結ぶことになり、2017年10月には初のEP『Bloom EP』をリリース。

大物アーティスト達のオープニングアクトを務める機会を得た彼は、セレブリティ達の注目を集めることに成功します。

2018年5月にはサム・スミスのUK/欧州ツアーのオープニングアクトに抜擢。

全19公演に同行して知名度を高めた後、ヘッドライナーとして2000人規模の会場を回るUK/欧州ツアーを敢行しています。

また、同年の夏には大型フェスティバルに何本も出演し、幅広い層に自分に音楽を聴いてもらうことにも成功しています。

2019年、ルイス・キャパルディはスターへの階段を駆け上がることになります。

前年11月にリリースした2枚目のEP『Breach』からのシングル“Someone You Loved”に火が着き始めたのです。

同曲は全世界29ヶ国でチャートインを果たし、イギリスではついに1位に輝く大ヒットとなります。

その後、7週に渡って首位をキープするなど2019年を代表する1曲となりました。

その勢いは海を渡ったアメリカにも飛び火し、じわじわとチャートを上昇していき、2019年11月2日に全米ビルボード1位を獲得する快挙を成し遂げました。

MEMO

アメリカでも大ヒットしたことにより、グラミー賞の「最優秀楽曲賞」にもノミネートされています。

2019年5月に満を持してリリースされたデビューアルバム『Divinely Uninspired to a Hellish Extent』は当然大ヒットを記録して、イギリスとアイルランドでは首位を獲得しました。

同作は現在までにイギリスで60万枚以上を売り上げ、ダブル・プラチナムに輝いています。

2020年3月からスタートする初のアリーナツアーは、すでに全公演ソールドアウトになっており、注目の若手アーティストという枠を超え、今一番観たいアーティストになっています。

記録づくめのルイス・キャパルディ

Spotify再生回数

2017年3月31日にルイス・キャパルディの初めての音源としてリリースされた“Bruises”は、再生回数を瞬く間に伸ばし、2800万回という凄まじい再生回数を叩き出しました。

これは「未契約アーティストによる2500万再生回数」の最速記録としてSpotiryに認定されています。

38年ぶりの大記録

シングル“Someone You Loved”は、2019年11月2日に全米ビルボード1位を獲得しました。

スコットランド出身のアーティストとしては38年ぶりの快挙でした。

MEMO

ちなみにルイス・キャパルディの前に全米1位に輝いたスコットランド出身のアーティストは、プリンスとの共演などでも知られる女性歌手シーナ・イーストンで、1981年5月2日に“Morning Train (Nine To Five)”で全米1位を獲得しています。

じわじわと売れて大記録

2019年5月25日に全米チャート85位に初登場した“Someone You Loved”は、同年11月2日に首位を獲得しています。

なんと24週間という期間を費やして徐々にチャートを上昇してきたのです。

これはビルボードの歴史において、もっとも長い時間をかけてチャートのトップに立った楽曲のひとつに数えられます。

アルバムの売れ行きが記録的

デビューアルバム『Divinely Uninspired to a Hellish Extent』の売れ行きは凄まじく、イギリスでは発売後1週間でゴールドディスクを獲得。

これは過去8年間における最速記録となっています。

チケットが一瞬で完売

2020年3月から始める予定のアリーナツアーは、発売開始と同時に25万枚のチケットが完売。

チケットが発売されたのは2019年4月、つまりデビューアルバムの発売前です。

これにより「デビューアルバム発売前にアリーナツアーを発表し、それを完売させた初のアーティスト」として歴史に名前を刻むことになりました。

まとめ

数々の記録に彩られたルイス・キャパルディの経歴についてご紹介してきました。

2018年のフジロックフェスティバルで初来日を果たした彼は、2020年1月に日本では初となる単独公演を終えたばかりです。

本国ではすでにアリーナ級アーティストですが、日本ではなんと収容人数900人のクラブ公演でした。

次に戻って来るときには、きっと大きな会場のステージに立つことになるでしょう。

それまでは“Someone You Loved”などの大ヒット曲を聴いて予習するというのはいかがでしょうか。

この記事をシェアをしよう!

この記事を書いた人

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事