『第75回 NHK紅白歌合戦』と『第66回 輝く!日本レコード大賞』はともに4組の出演が決定し、『ミュージックステーション SUPER LIVE 2024』の第1弾出演アーティスト発表でも7組がラインナップされ、日本でもK-POPアーティストが大活躍の2024年末。
そんな年末の活躍に象徴されるように、今年1年間も多彩な楽曲がK-POPファンの日常を彩り、ヒットチャートを賑わせてきました。
今回は、年末に改めて“おさらい”したい、最も大衆的に愛された2024年ヒット名曲TOP10を徹底解説します。
目次
2024年にヒットしたK-POP名曲TOP10 Part.1
韓国最大級のストリーミングサービス『Melon』の月間チャートと、1位獲得が最も難しいと言われる地上波音楽番組SBS『人気歌謡』の1位獲得回数を集計。
大衆的かつ長期的な、安定感のある高い人気がより反映された2024年にヒットしたK-POP名曲TOP10を紹介します。
( ※「MV 再生回数」は、2024年12月時点のYouTube再生回数)
10位「SPOT! (feat. JENNIE)」ZICO
- 発売日:2024年4月26日
- MV再生回数:1.1億回
- Billboard 2024年最高のK-POP 25選:23位
2011年にボーイズグループ・Blok Bのリーダーとしてデビュー後、2014年からソロ活動を開始し、2023年5月には総括プロデューサーを担当したボーイズグループ・BOYNEXTDOORをローンチしたZICO。
幅広い活躍でK-POP界で存在感を発揮しているZICOが、2024年にリリースした「SPOT! (feat. JENNIE)」は、BLACKPINKのジェニーをフィーチャリングアーティストに迎え、『深夜に偶然、パーティーで会った友人2人の飾らない瞬間』を盛り込んだヒップホップナンバーです。
リリース直後から韓国国内の主要ストリーミングサイトで1位を席巻したのはもちろん、世界31の国と地域のiTunesトップソングチャートで1位を獲得、ZICOの変わらない“音源パワー”を見せつけました。
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9位「How Sweet」NewJeans
- 発売日:2024年5月24日
- MV再生回数:4,944万回
- Billboard 2024年最高のK-POP 25選:16位
2022年のデビュー以来グローバルK-POPシーンを席巻、2004年6月には待望の日本デビューも果たした5人組ガールズグループ・NewJeans。
「How Sweet」は、騒動の渦中での活動となった2024年、唯一のリリース作品となったダブルシングルのタイトル曲です。
マイアミベースジャンルをベースに、新しくて独特な魅力のダンスポップナンバーで、弾けるようなエレクトロニックサウンドが中毒性のある楽曲。
『Melon』のメインチャートである「TOP 100」では、リアルタイムチャート、デイリーチャート、ウイークリー、マンスリーチャートの全てで最高順位2位を記録したほか、MBC『ショー!音楽中心』では3週連続1位を獲得しました。
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8位「Klaxon」(G)I-DLE
- 発売日:2024年7月8日
- MV再生回数:6,404万回
K-POPガールズグループの中では非常に珍しく、リーダーでメインラッパーのソヨンがデビューミニアルバムのタイトル曲から作詞・作曲を手掛けてきたセルフプロデュースグループとしても、唯一無二の存在感を発揮しているガールズグループ・(G)I-DLE。
デビュー7年目の2024年にリリースした、7thミニアルバム『I SWAY』のタイトル曲「Klaxon」は、車のクラクションの音を歌詞化したキャッチーなコーラスと、「クラクション」というレトロな単語を通じてスタイリッシュな“Y2Kムード”のサマーダンスナンバーです。
SBS『人気歌謡』で3週連続1位を獲得し、自身通算9度目の“トリプルクラウン”も達成しました。
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7位「plot twist」TWS
- 発売日:2024年1月22日
- MV再生回数:3,671万回
- Billboard 2024年最高のK-POP 25選:5位
PLEDISエンターテインメントが、SEVENTEEN以来約9年ぶりに披露したボーイズグループ・TWSのデビューアルバム『Sparkling Blue』のタイトル曲「plot twist」。
初対面のときめきと漠然、そしてTWSだけの瑞々しい感性を含んだ「plot twist」は、グループの独自ジャンルである“ボーイフードポップ”が持つ少年の感性を存分に披露したハイブリッドポップナンバーです。
ボーイズグループは、ガールズグループに比べて大衆的人気を得ることが難しい中で、デビュー曲からKBS『ミュージックバンク』とSBS『人気歌謡』での地上波1位も獲得。
音楽番組5冠に加え、『melon』の年間チャート1位候補と名高い脅威的なデビュー年の成績を残し、K-POP界に新風を巻き起こしています。
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6位「APT.」ROSÉ & Bruno Mars
- 発売日:2024年10月18日
- MV再生回数:7億回
グローバルで圧倒的な影響力を持つK-POPガールズグループ・BLACKPINKのメンバーであるロゼと、同じく世界で人気を博すシンガーソングライター、ブルーノ・マーズという奇跡の豪華コラボが実現した「APT.」。
ロゼとブルーノ・マーズが揃って作詞・作曲に参加した「APT.」は、韓国で飲み会ゲームのひとつとして広く知られており、ロゼも大好きだと言う『アパートゲーム』から着想を得た、中毒性の強いメロディーが印象的なナンバーです。
「APT.」のMVは、YouTubeの再生回数がリリースからわずか2ヶ月強で脅威の7億回を突破。
韓国の主要音楽配信サイトで1位を総なめする“パーフェクトオールキル”を達成したのはもちろん、アメリカ・ビルボードのメインチャート「HOT 100」では、K-POP女性アーティストとして最高記録の8位にランクインしました。
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