吉田夜世「オーバーライド」が大ヒット!プロフィールや魅力を徹底解説

吉田夜世のおすすめ楽曲7選

サイマル的な、

『サイマル的な、』は、2023年4月27日に投稿された楽曲です。
『オーバーライド』以前に投稿された重音テト歌唱曲で、YouTubeでは40万回再生を突破。
吉田夜世の人気楽曲の1つとなっています。

音楽は、EDM系の楽曲が多い吉田夜世の中では珍しいロックサウンドを用いたもの。
電子音との組み合わせによって、ポップながらストレートに歌詞が伝わってくるものになっています。

また、投稿日は本楽曲にも使用されている音楽ソフト「Synthesizer V AI 重音テト」の発売日でもあります。
タイトルの「サイマル」とは「似ている」「同時に」といったニュアンスを意味しており、歌詞からは、フリーソフト・UTAUとしての重音テトと15年の時を経て製品化された音楽ソフト・重音テトが同時に存在している現在のことが語られていると読み取れます。

歌詞にはほかの解釈もありますが、内容については吉田夜世自身が「pixivFANBOX」で詳しく解説をしているため、気になる方はそちらも見てみてください。

ラフィン

『ラフィン』は2021年2月に投稿された楽曲です。
YouTubeでは23万回再生を突破しており、『オーバーライド』が人気となるまでは、吉田夜世の代表曲でもありました。

楽曲内にさまざまな音楽的要素がちりばめられており、飽きのこない展開が魅力のひとつ。
四字熟語を用いた韻を踏んだ歌詞やリズムが耳に残る楽曲で、リズミカルな電子サウンドと間奏部分の重たい音のギャップに引き込まれます。

また、MVにはタキシードを身にまとったエンターテイナー風のボーカル・GUMIの姿がモノクロで描かれています。同様の服装で描かれた楽曲はほかにもあるため、楽曲ごとの関連性も探してみてください。

エンテレケイア


『エンテレケイア』は、2021年10月に投稿された楽曲です。

「ボカコレ2021秋」ルーキーランキングやTOP100ランキングに参加していた楽曲で、音数少なめのシンプルな楽曲ながら、聴きごたえのあるリズムやメロディーが印象的。
タイトルにはアリストテレスが提唱した哲学用語が使われており、「完成された現実」を意味しています。

歌詞にも似て非なる意味を持つ「エネルゲイア」という哲学用語が含まれており、種が成長して花となる過程を例に楽曲の主人公の思いが綴られています。
何を指しているのか掴めそうで簡単には掴めないミステリアスな部分も本楽曲の魅力です。

サラダボウル・カルト

『サラダボウル・カルト』は、2022年4月に投稿された楽曲です。
ニコニコ動画の投稿祭「ボカコレ2022春」にてルーキーランキング31位、総合51位を獲得した楽曲でもあり、イントロから東洋風の怪しげな世界観に引き込まれます。

楽曲全体に重低音の効いたビートがちりばめられており、サビにかけて一気に加速する展開も重なって、思わず全身でリズムを取りたくなる音作りがされているのがポイント。
2番でハードなキック音が入ってくることで、よりメリハリのある展開になっています。
終盤に向かうにつれて激しくなるサウンドはいわゆる音ゲー曲のようでもあり、何度も聴きたくなる中毒性の高い楽曲です。

また、ただ「音が気持ちいい曲」で終わらないのが本楽曲の魅力でもあります。
MVの冒頭には異国の言語で書かれた文字が並んでおり、翻訳すると「この国の歴史は、このような混乱から始まった」という物語のイントロを彷彿とさせる文章が浮かび上がります。(※DeepL翻訳によると、主に東ヨーロッパで話されているスロベニア語)

歌詞にも「~セヨ」という命令形の言葉が数多く存在しており、随所からストーリー性を感じられる楽曲です。

ダイナスティ

『ダイナスティ』は、2023年1月に投稿された楽曲です。

大音量で聴きたくなるアップテンポなダンスミュージックで、落ち着いた雰囲気のあるAメロ・Bメロからサビにかけて一気にポップになる展開が魅力的。
ボーカルの初音ミクの歌声も使い分けられていて、クール系とかわいい系の2パターンの歌声を楽しめます。

このような変化をつけている理由は、『ダイナスティ』というタイトルや歌詞にちなんだもの。
『ダイナスティ』には王家や名家などの意味があり、サビの直前で登場する歌詞やMVからもサビに出てくるポップなミクが「王」として扱われているのが読み取れます。

ボカロリスナーの中には、サビのミクの歌声に懐かしさを感じる方も多いのではないでしょうか。
聴きなじみがありファンが多くいる「王道の初音ミク像」を受け入れつつ、自分の音楽を貫こうとする姿勢が感じられる楽曲です。

溷濁

『溷濁』は、2020年10月に投稿された比較的初期のころの楽曲です。
再生数は1万再生以下と近年投稿している楽曲に比べると控えめですが、吉田夜世のどの楽曲にも似ない個性的な音使いを感じられます。

電子音をふんだんに使用したエレクトロニックな楽曲にもかかわらず、どこか和風の雰囲気も感じられるのがポイント。
ボーカルには、あえて機械感を強調した初音ミクの歌声を使用しており、疾走感のあるサビのメロディーが特に耳に残ります。

心の葛藤や叫びを表現した歌い方も印象的で、歌詞には『ダイナスティ』との関連性を彷彿とさせる「虹彩」という単語も登場します。
2曲ともボーカルに「初音ミク」を使用していることもあり、歌詞のつながりを考察するのも面白い楽曲です。

氷解

『氷解』は、2023年3月に投稿された楽曲です。
ボーカルに小学生ボーカロイドである歌愛ユキを使用しており、ほかのボーカル楽曲にはないダークな雰囲気を感じられます。

重低音の効いたヘヴィな楽曲で、ヘッドホン等で聴くと音の波に揺さぶられる心地よさと音割れなどの不気味な要素が混在しているのが魅力。
ゾッとする表情を浮かべる歌愛ユキのイラストやグリッチノイズを使ったMVの作りも相まって、ホラーな世界観に引き込まれます。

Cメロで突然明るくなる展開からは「救済」を感じられますが、MVには青い液体を頬につけた可愛ユキの姿も。復讐とも読み取れる恐ろしくも何度も聴きたくなる楽曲です。

まとめ

今回は、2024年に大ブレイクしたボカロP・吉田夜世をご紹介しました。

オリジナル楽曲は『I know 愛脳.』以降投稿されていませんが、2024年7月にはXにて「新曲は気長にお待ちください」というツイートもありました。

次回作を楽しみに待ちつつ、今後のさらなる活躍にも注目です。

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