歌い手天月-あまつき-(以下、天月)は、動画投稿サイト『ニコニコ動画』を中心とした活動をしており、その歌声から多くの視聴者を虜にしてきました。
様々な分野で活躍する天月さんは、メジャーデビュー後も積極的な活動を繰り返し、多くのファンを喜ばせています。
今回は、そんな天月さんのプロフィールや経歴を振り返りながら、アーティストとしての魅力について紹介していきます。
目次
天月とは?プロフィールを紹介
- 名前:天月-あまつき-
- 生年月日:1991年6月30日
- 血液型:A型
- 身長:176cm
- 出身地:東京都
- 愛称:『天月さん』『天月くん』『あまちゅ』など
東京を中心に、様々な分野で活躍する天月さん。
歌い手を始める前からリスナーに親しまれ、『天月さん』『天月くん』『あまちゅ』といった愛称で呼ばれています。
ただし、『あまちゅ』という呼び方に関しては、本人は親しい人にしか呼ばれたくないと語っています。
というのも、かつてとある歌ってみた動画に『あまちゅ』というコメントが溢れてしまい、初めて訪れた方が引いてしまったという過去があるからです。
天月さんを喜ばせたいというのはわかりますが、節度のあるコメントを心がけましょう。
歌うことが好きだった幼少期
幼少期の頃から歌うことが好きだった天月さんは、テレビアニメ「ポケットモンスター」などの主題歌をテレビに張り付きながら歌っていたそうです。
天月さんの母親は学校の合唱団に入ることを勧めたそうですが、子供の頃は声が高く、女の子のパートに入れられることが恥ずかしく、合唱団に入ることはありませんでした。
将来の夢は「仮面ライダー」
そんな歌うことが好きだった天月さんの将来の夢は「仮面ライダー」になることだそうです。
戦隊モノやヒーローに憧れる、少年らしさ溢れる夢ですね。
ちなみに天月さん本人は、現在もその夢は変わらないと語っています。出演できるならぜひ変身してみたいそうですよ。
高校球児として汗を流した日々
幼少期は歌うことが好きだった天月さんですが、それは大衆を前にして歌うような歌ではなく、口ずさむ程度の歌だったと語っています。
そのため歌に関しては聴くことがほとんどで、自分から歌うことに寄り添うようなことはしなかったと言います。
そんな天月さんですが、中学・高校と学生時代はバリバリの体育会系として野球部で汗を流しており、歌うこととは全く無縁の学生生活を過ごしていました。
ニコニコ生放送に興味を抱く
2009年、高校を卒業する前に「自分も何かやりたい」と考えていた天月さんは、当時興味を抱いていた、動画投稿サイトの「ニコニコ動画」で生配信を始めることにしました。
ゲームを実況したり、歌を口ずさんだり、ファンとの交流を通して、でやりたいことを模索するようになります。これが歌い始めのきっかけだと本人は語っています。
ただ、緊張をするとお腹が痛くなる天月さんは、楽しさの中にも恥ずかしさもあり、両方のせめぎ合いにとても苦労したそうです。
配信者から歌い手へ
そして2009年から生配信を続けてきた天月さんは、2010年に歌い手として初となる動画を投稿しました。
それが「リミットフレンズ」です。
※実際の初投稿は2009年の「アナザー:ワールドイズマイン」だそうですが、現在は非公開となっているため、上記を掲載しております。
約10年ほど前の歌に、今の天月さんを聞き慣れている人にとっては少し驚きかもしれません。
天月の魅力を徹底解剖!
ここでは歌い手の天月さんの魅力についてを紹介していきます。
天月さんについて知りたい方はぜひご覧ください!
爽やかな少年ボイス
天月さんの魅力といえば、その爽やかな少年ボイスが特徴的です。
透き通るという表現がピッタリの歌声は、カバー曲などでも多くの反響を呼び、元のアーティストがわからなくなる、天月さんのオリジナル曲ではないかと間違われるほどです。
上の動画はMONGOL800の「小さな恋のうた」です。
原曲を知らない人も多いかもしれませんが、知っている世代からするともはや別物としか言いようがありません。
また学生時代は野球少年であった天月さんは、このような歌もカバーしています。
こちらはロードオブメジャーの「心絵」です。
漫画を原作としたテレビアニメ『MAJOR』でも有名な曲ですね。
高校野球に特別な想いがあったと語る天月さんは、その力強い歌声から様々な葛藤があったことがわかります。
幅広い曲まで表現する歌唱力
爽やかな少年ボイスに加えて、天月さんには歌唱力も備わっています。
軽快なテンポの早い曲からムード溢れるゆったりとしたスローテンポな曲まで、幅広い表現を歌声にすることが可能です。
また、カバー曲などではアレンジを加えて歌い、原曲の魅力を引き出しながら天月さん本人の魅力を全面に押し出している歌唱には圧巻の一言です。
こちらは瑛人の「香水」です。
CDをリリースせずに、音楽ストリーミングサービスSpotifyで1位だったOfficial髭男dismの「Pretender」を抜いてトップに躍り出た有名な曲ですね。
切なさ交じるラブソングも、天月さんの歌声の前では別物となってしまいます。
上の動画は『猫の恩返し』の主題歌、つじあやのの「風になる」です。
女性アーティストの曲も難なく歌い上げてしまう、天月さんの歌唱力には驚きです。
見た目もかっこいい!
また、天月さんの注目するべき点は歌声だけではありません。
その素顔もとても魅力的で、特に女性ファンからは高い人気を得ています。
かっこよさの中に幼さを覗かせる柔らかい表情。そこにあの少年のような歌声を合わせてしまえば、もう誰もが魅了されてしまうのではないでしょうか。
歌い手からデビューするまでの道のり
ここでは、天月さんが歌い手として活動してからデビューに至るまでの道のりをまとめて紹介しています。
天月さんがどのような経緯でデビューしたかを知りたい方はぜひご覧ください。
生放送から始まった音楽への道
プロフィールでも紹介しましたが、天月さんの活動は歌い手としてではなく、リスナーとの交流を目的とした生放送配信が始まりでした。
当初はゲームの実況や雑談、たまに歌を口ずさんだりすることが主な内容だったそうです。
歌い手のライブに初参加
その後、2010年に歌い手として活動をするようになった天月さん。
知名度とともに他の歌い手たちとの交流を深め、他の歌い手とともにライブに参加するようになります。
当初は自分が壇上で歌うような活動はしないと想像していたそうですが、徐々にアーティストとしての活動が広がっていますね。
ライブなどで活動していた時期には、大学生としての生活もありました。ちなみに保育士を目指していたそうですが、歌い手の活動が増えていくにつれてその魅力に惹かれ、音楽への道も次第に考えるようになったと語っています。
初のソロライブで得た感動
2012年から2016年には、交流を深めた『はしやん』『伊東歌詞太郎』『un:c』『コニー』とともに『Circle of friends(COF)』としてライブツアーを敢行。
また、2012年には初のソロライブを行うなど、積極的な活動を行ってきました。
天月さんは壇上に立った時、動画の再生数にはない、ライブに参加してくれるファンとの一体感に魅力を感じたと話しています。
「YouTube」からメジャーデビュー
初のソロライブを成功させた年に、自身の初のCDとなる「Melodic note.」をリリースします。
その後、これまでの人気や歌唱力を評価され、YouTube(ユーチューブ)での動画投稿を始めた2014年の7月16日にキングレコードからメジャー1stアルバムとなる「Hello, World!」でデビューを果たしました。
天月のデビュー後の活動は?
多くのファンの期待が向けられる中、メジャーデビューを果たした天月さん。
昨年度に10周年を記念して10th Anniversary LIVE『The StarLight Seeker Winter Tour』が行われ、その勢いは今もなお加速しています。
そんな天月さんは、現在どのような活動をしているのかを下記にて掲載しているのでご覧ください。
日本武道館にて単独ライブを開催
2014年からキングレコードからデビューを果たした天月さんは、映像作品とのタイアップやライブ活動、フェスへの参加など、様々な活動を積み重ねてきました。
当初は女性ファンが多数でしたが、現在ではその実力に男性も魅了されてしまい、聴衆と年齢層を広げて多くのファンが天月さんの歌に注目を集めるようになりました。
そして、3rdアルバム「それはきっと恋でした。」をリリースした2018年。
アーティストにとって晴れ舞台となる「日本武道館」での単独ライブを開催するに至りました。
これほどの舞台で歌えることができるのも、天月さん自身の力だけでなく、ファンの応援あってのものですね。
自分の原点を継続して発信
晴れ舞台である「日本武道館」でのライブを成功させた天月さんは、キングレコードからユニバーサルミュージックへと移籍を発表しました。
しかし、活動にはとくに影響はなく、2019年には10周年という節目を迎え、記念ライブを開催。ファンとともに10年間の軌跡を振り返りながら、会場を大いに沸かせました。
そんな天月さんは、メジャーデビューをした現在となっても、ニコニコ動画やYouTubeへの動画投稿を欠かさず行っています。
これに関しては天月さんの原点がそこにあるからだと語られています。
自身も視聴者と同時に表現者であり、それを届けて楽しみたいという想いからでした。
天月さんにとって、歌を届けることは生放送配信から始まりました。その原点を忘れないその想いは天月さん本人だけでなく、ファンにも喜びを与えていることでしょう。
「歌う」だけでなく「声」や「演技」にも
歌い手としての注目が高い天月さんですが、実はそれだけではありません。
現在は舞台などの演技や朗読劇、声優などにも挑戦していますが、この挑戦の裏には小さなきっかけがあると天月さんは語っています。
舞台のきっかけとなったのは「劇団大人の麦茶」との交流。その後は朗読劇などにも参加するようになり、自分を出すことで楽しんでもらえるという生きがいを感じたそうです。
歌い手として動画を投稿し続けた天月さんは、根っからの表現者であることがわかります。これからの活躍が楽しみですね。
挑戦し続ける表現者「天月-あまつき-」
歌い手としての地道な活動から徐々に知名度を広げていった天月さん。
歌い手としてだけでなく、表現者として活動を続ける天月さんは、今後も多くのファンを盛り上げてくれることでしょう。
これからも天月さんの活躍には注目ですね。
ファンも一緒になって表現者として躍進を続ける天月さんを応援していきましょう!
ここまでご覧いただきありがとうございます。