ボカロP「バルーン」こと「須田景凪(すだけいな)」は、ニコニコ動画で高い注目を集め、2019年にメジャーデビューを果たしました。今回は独特な世界観を歌う、須田景凪の人物、経歴や代表曲を紹介します。
目次
バルーン/須田景凪とは?
- 名前:須田景凪(すだけいな)
- 生年月日:1993年1月20日
2013年、ニコニコ動画で話題を集め、2017年に「須田景凪(すだけいな)」として活動を始めました。
作詞・作曲・編曲までをこなすシンガーソングライターとして知られており、最近ではアニメや映画などのタイアップ曲を手掛けるなど、話題性の高いアーティストです。
特徴として隅々までこだわり抜いた楽曲は中毒性があり、また、彼自身のどことなく切なさを感じさせる歌声は、独自の世界観を彩っています。そのメロディーと歌声に若い世代を中心に支持を集めています。
今回は、そんな須田景凪についての経歴や、ニコニコ動画で「バルーン」名義として活動をしていた時期についても触れていきます。気になる方はぜひご覧ください。
ボカロP「バルーン」として活動
須田景凪は、中学生時代にドラムとしてバンド活動を始め、その後は国立音楽大学に進学するも、ドラマーを続けることに限界を感じて作詞作曲を始めました。
そしてその一ヶ月後の2013年4月に「バルーン」名義で初の作品『造形街』を投稿。ボカロPとして活動を始めました。
代表曲「シャルル」は多くの歌い手にカバー
ニコニコ動画で投稿を繰り返していき、2016年に発表した「シャルル」は、多くの歌い手にカバーされる人気を博しました。
その人気は須田景凪として活動を始めた現在でも人気となっており、2020年6月現在ではニコニコ動画で900万回再生を誇り、バルーン/須田景凪の代表曲として知られています。
また、YouTubeに投稿されている同楽曲も多くの再生数となっており、ボーカロイド版が2400万回再生、セルフカバー版が5900万回再生と、驚異的な数値を残しています。
須田景凪として活動を開始
ニコニコ動画で投稿を始めてから4年ほどの月日が流れ、バルーンは自身の名義を「須田景凪」に変更し、シンガーソングライターとして活動をすることを発表しました。
その翌年の2018年1月31日には、自身初となるアルバム『Quote』をリリースしました。リリースするまでの間には『ダンロップ スタッドレス・タイヤ”WINTER MAXX 02 プロモーション短編アニメーション「ROAD TO YOU ~君へと続く道~」』の主題歌を提供。徐々に活動の幅を広げ、ニコニコ動画以外での認知度が広まるようになりました。
2019年にメジャーデビュー
須田景凪として活動を始めた翌年には、ワーナーミュージック・ジャパン内のレーベルであるunBORDEより、1st EP『teeter』をリリースして、メジャーデビューを飾ります。
『teeter』に収録された楽曲「レソロジカ」はは『スタッドレス・タイヤ”WINTER MAXX 02 プロモーション短編アニメーション 第2弾「ROAD TO YOU ~星降る丘の約束~」』の主題歌として起用されました。
右は香取慎吾。左が須田景凪。
映画『二ノ国』などの主題歌を担当
その半年後には2nd EP『porte』をリリース。
収録曲の「MOIL」は、アニメーション映画『二ノ国』の主題歌として起用され、同収録曲の「veil」は、TBS系列アニメ『炎炎ノ消防隊』のエンディングテーマ曲として使用されました。
また、デジタル配信限定シングルの「はるなどり」は、フジテレビ系 木曜劇場『アライブ がん専門医のカルテ』の主題歌として書き下ろし。「春がすぐそこまで来ていること」を意味する言葉が由来となった曲であると、須田景凪本人は語っています。
その他に中村倫也が主演を務める、2020年6月19日に公開の映画『水曜日が消えた』では、主題歌「Alba」を提供するなど、須田景凪の実力が世間に広まりつつあります。
映画に使用された楽曲には「百人百様の日々を肯定する楽曲にしたい」というテーマが込められているようで、映画でしか聴けないアレンジも組み込んでいるようです。気になる方はぜひチェックをしておきましょう。
バルーン/須田景凪のまとめ
以上、須田景凪についての紹介でした。
デビューからまだ間もなく、今後の活躍が期待できるアーティストの一人です。
バルーン時代から知っている人もそうでない人も、彼が創造する独特の世界観をぜひ音楽で味わってみてください。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
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