橋本環奈と重岡大毅がW主演を務めた映画『禁じられた遊び』。世界にジャパニーズホラーブームを巻き起こした中田秀夫監督が手がけたホラー作品です。
倒せない・祓えない・何度でも蘇る最凶怨霊モンスター美雪による終わらない恐怖に、何度も驚かされるでしょう。
本記事では、映画『禁じられた遊び』の概要やあらすじ、主要キャスト、主題歌を紹介します。
目次
映画『禁じられた遊び』とは?
2023年9月8日に公開されたホラー映画『禁じられた遊び』。
W主演を務めたのは、橋本環奈と重岡大毅です。
監督は映画『リング』で、ジャパニーズホラーブームを巻き起こした中田秀夫。
東京大学卒業後、にっかつ撮影所に入社した中田監督は、1992年にドラマ『本当にあった怖い話』、1996年に映画『女優霊』の監督を務めました。
2005年には、アメリカでリメイクされた映画『ザ・リング2』で、ハリウッド映画監督デビューを果たしています。
これまでに手がけた作品は、映画『スマホを落としただけなのに』シリーズ、映画『貞子』、映画『事故物件 怖い間取り』、映画『嘘喰い』、映画『“それ”がいる森』など。
本作は清水カルマの同名小説が原作で、「第4回 本のサナギ賞」で大賞を受賞しています。著者がこれまでに執筆してきた作品は『カケラ女』、『忌少女』、『寄生リピート』など。
「#禁じられた遊びみんなで観れば怖くない ‼︎」
それに、原作を読んでおけば、
「アーッッ、ここはちょっと無理ィ〜‼️」
といったヤバめシーンへの心構え(というか回避)もできるかも🫣
「観に行きたいけど、怖すぎる…」
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『禁じられた遊び ふたたび』が発売されました!
9月8日公開の映画『#禁じられた遊び』の20年後の話になります。
『カケラ女』は 10数年後の話。『忌少女』は20年前の話になります。
時系列よりも出版順に『禁じられた遊び』→『カケラ女』→『忌少女』→『ふたたび』と読んでもらえるとベストかと。 pic.twitter.com/TxsX4ebaqY— 清水カルマ 最新刊『禁じられた遊び ふたたび』 映画化『禁じられた遊び』もよろしく。 (@2012112720) June 27, 2023
あらすじ
映像ディレクターをしている倉沢比呂子(橋本環奈)は、テレビで報道されていた交通事故を見て、衝撃を受けます。
事故の被害者は、伊原美雪(ファーストサマーウイカ)と伊原春翔(正垣湊都)という親子。息子の春翔は一命をとりとめましたが、母の美雪は残念ながら亡くなってしまいます。
じつは2人は、比呂子が以前に勤めていた会社の同僚・伊原直人(重岡大毅)の家族でした。
その後、比呂子は美雪の葬式に参列。そこで直人と再会します。
この日を境に、比呂子の身の回りで不気味なできごとが起き始めるのです。過去にも同じ経験をしていた彼女は、その原因を探るため、伊原家へと向かうことに……。
「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム……」
そこで比呂子が見かけたのは、庭の土の山に向かって謎の呪文を唱える春翔の姿でした。
春翔の呪文に応えるようにうごめく土の山。なんとその土のなかには、事故で亡くなったはずの美雪がいたのです。
そして、春翔の呪文で蘇った美雪が、比呂子と直人に襲いかかります。
なぜ、美雪は生き返ったのか。そして、比呂子と直人を追い続けるのか。倒せない、祓えない、何度も蘇る最凶怨霊モンスター美雪の恐怖から、2人は逃れることができるのでしょうか?
見どころ
本作の見どころは、春翔が唱えた「エロイムエッサイム」という謎の呪文で蘇った美雪。
倒せない・祓えない・何度も蘇る最凶怨霊モンスターである美雪は、比呂子と直人に襲いかかります。
じつは比呂子と直人が同じ会社に勤めていたころ、「夫の浮気相手なのではないか?」と比呂子に強い嫉妬心を抱いていた美雪。その思いが強くなった彼女は、生霊となって比呂子の前に現れていたのです。
なぜ、美雪は生霊となれたのか?そして、蘇ることができたのか?そこには、彼女の過去が関係していました。
ラストで明かされる美雪の衝撃の事実に、誰もが驚かされるでしょう。