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1stアルバムの理想像
-MELT4は現在までに2枚のEPと3枚のシングルを発表しています。待望の1stアルバムもそう遠くない将来に聴けるのではないかと思いますが、「こういう1stアルバムを作りたい!」という理想の作品はありますか?
Satoru:Foo Fightersの『Wasting Light』ですね。攻撃的なサウンドで強いメッセージ性もある。聴いてて元気になれるし、いろんな音楽性が込められている。大好きな1枚でもあり、理想像でもあります。
Onji:同じくFoo Fightersの『Wasting Light』だと思います。聴いていてバンドアンサンブルが感じられる作品がいいですね。
-おお。同じ作品に2票入りましたね。HaruさんとTakashiさんはいかがですか?
Haru:MELT4はMELT4の作品を作りたいですね。SatoruやOnjiが挙げたFoo Fightersも含めて、各曲、各パートそれぞれにおいてインスピレーション(を受ける作品)はかなりありますが、誰かっぽくなりたくない思いはあります。MELT4はMELT4の作品を作りたいです。
Takashi:1stアルバムはとにかく元気な感じになるんじゃないかと予想してます。攻撃力が高いモンスターの誕生を是非待っていてもらえたらと思います。
-MELT4はヘヴィメタルバンドだけに限らず、パンクバンドとも数多くの共演経験があります。メタラーとパンクスのどちらからも愛されるバンドとしてはMotörheadがその代表格として思い浮かびますが、MELT4も彼らのようにジャンルの壁を超えるバンドになりたいという思いがあるのでしょうか?
Onji:なりたいですね。ジャンルを超えてメタルの素晴らしさを日本のポップスやロック、ヒップホップの人たちに伝えたいです。MELT4がそのきっかけになってくれたら、自分はもう大満足です。
Satoru:単純にどっちも好きだからどっちのシーンにも顔を出しているというだけです(笑) フジロックのようなポップスやヒップホップなどの色々なシーンの(出演者がいる)なかでも目立てる存在になっていきたいなと思っています。
Haru:本当にいいものなら、メタルやパンクに限らずどんなシーンでも輝けると思ってます。Motörheadもそうだと思うんです。なので今はジャンルについてはあまり考えずに、とにかくいい作品を作っていいライヴを重ねる時期かなと、個人的には考えてますね。
Takashi:僕のなかではジャンルで括られてる時点でまだまだ未熟だなと感じます。みんなに愛されたい気持ちもありますが、本当に描きたいものを描いた上でみんなから愛されないと先が見えないので、ここはもっと頑張りたいと思ってます。
-MELT4のメンバーは1990年代後半生まれです。共感できる同世代のアーティストやバンドがいたら教えてください。
Onji:メタルならPhantom Excaliver、Black Sweetが好きですね。ライヴを観ていて、ワクワクするんですよね。何かが新しいっていう。先輩に偉そうなこと言って本当にすいません(笑) 彼らとは交流が深いので、苦しいときは真っ先に相談します。パンクならONE’S TRUTH一択ですね。僕らよりも少し先輩ですが、日本でメロコアとスラッシュをいい意味で融合させているバンドは彼らしかいないと思っています。生まれ変わるならリードギターで加入したいくらいです! ポップス、ロック系だとMINAMIS、SILVERTREEが好きです。歌のメロディと歌詞が熱くて胸焼けしそうになりますけど(笑)
Haru: HELL FREEZES OVERは少し先輩ですが、大好きなバンドです。あと個人的には3beat、FILL IT UP、ザ・ラブソンズあたりはMELT4とシンパシーを感じる気がしてます。