Lead【超詳細解説】デビュー20周年! ファンと歩んだ歴史やメンバーの魅力を徹底解説

Lead【超詳細解説】デビュー20周年! ファンと歩んだ歴史やメンバーの魅力を徹底解説

Lead・来歴

グループ結成からデビューまで

大阪のダンススクール『キャレス』に通っていた中土居宏宜、谷内伸也、鍵本輝の3人が組んだユニット・flowに『九州・沖縄スターライトオーディション』で審査員特別賞を受賞した古屋敬多が加入し、Leadは始まりました。

大阪城公園にあるストリートパフォーマンスのメッカ、通称『城天』にてパフォーマンスを披露する彼らにはみるみるファンが集まり、デビューシングル発売決定後の城天ラストライブでは炎天下の中7,000人もの観客を集めます。
割れるような黄色い歓声の中、平均年齢14.5歳の彼らはデビューシングル『真夏のMagic』を引っ提げ、華々しいスタートを切りました。

MEMO

2022年7月31日リリースの自身初のオールシングルベストアルバム『Lead the Best “導標”』に入った新曲“導標”では、片道切符で福岡から大阪までやってきた14歳の古屋敬多を3人で新大阪駅まで迎えに行ったことが歌詞の中で語られています。

破竹の快進撃

上々のデビューを飾った4人は東京にて共同生活を開始。

同事務所の先輩であるw-inds.の1stツアーのオープニングアクトを務め、2ndシングル『Show me the way』は2002年『第44回日本レコード大賞』新人賞を受賞。大晦日の夜、雪がちらちらと舞うロマンチックな屋上でパフォーマンスを披露し、観る人の胸を打ちました。

翌年には、3rdシングル『FLY AWAY』を主題歌にしたメンバー主演の青春映画『棒たおし!』が公開。撮影が行われた宮崎県には沢山のファンが駆けつけ、盛り上がりを見せます。

その後も誰もが知る朝の情報番組でテーマ曲を歌ったり、超有名お菓子のCMソングになったりと、タイアップやテレビ出演が決まり、彼らを包む熱狂は留まるところを知らないように思えました。

当時の主な活躍一覧
2002年
・第44回日本レコード大賞新人賞 2ndシングル『Show me the way』
2003年
・第40回新春かくし芸大会
・メンバー主演映画『棒たおし!』公開
・NHKドラマ『天使みたい』主題歌に1stアルバム『LIFE ON DA BEAT』内に収録された曲『Be Happy』
2004年
・第41回新春かくし芸大会
・メンバー主演映画『かまち』公開
・めざましテレビ主題歌に7thシングル『手のひらを太陽に』
・第46回日本レコード大賞金賞 6thシングル『Night Deluxe』
2005年
・第42回新春かくし芸大会
・カルビーポテトチップスのCMに9thシングル『ベイビーランニンワイルド』
・第25回全国高等学校クイズ選手権に9thシングル『ベイビーランニンワイルド』
・第47回日本レコード大賞金賞 8thシングル『あたらしい季節へ』

まさかの低迷、解散の危機

デビューから順風満帆の日々を送っていたLead。
しかしある時期を境に、彼らを包み込む熱狂と光に陰りが見え始めます。

チャートアクションも一時の勢いを失い、13thシングル『海』は最高27位、14thシングル『STAND UP!』(アニメ『家庭教師ヒットマンREBORN!』エンディングテーマ)は最高20位に留まる結果に。

MEMO

当時のことをメンバーは、リリースがなかなか出来なくなり始めて腐ってしまったこともあったと話します。たったの平均年齢14.5歳で芸能界に飛び込んだ彼らにとって、初めての壁と挫折だったようです。

そんな中、鍵本輝がテレビドラマ『太陽と海の教室』に出演することが決定。
しかしグループには以前のような盛り上がりは戻らず、同時期に発売された15thシングル『Sunny Day』はアニメ『BLUE DRAGON -天界の七竜-』のエンディングテーマに起用されたものの、オリコン最高34位というLeadにとって過去最低の結果に。

そしてLeadは事務所から「次のシングルは配信リリースのみ。その結果次第でCDをリリースする。出したシングルはオリコン10位以内に入らなければ解散」そう告げられてしまいます。
しかしその一方で、彼らのライブはパフォーマンスも歌唱力も徐々にレベルアップしていきました。彼らの覚醒はもう目の前まで来ていました。

この頃を振り返ってメンバーの古屋敬多は「デビュー当時は、なんか運がいいなと思っていた」とコメントを残しています。

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