Lead【超詳細解説】デビュー20周年! ファンと歩んだ歴史やメンバーの魅力を徹底解説

Lead【超詳細解説】デビュー20周年! ファンと歩んだ歴史やメンバーの魅力を徹底解説

西日本でストリートパフォーマンスのメッカと言えば、大阪城公園『城天』

日本を代表するダンスボーカルユニット・Lead(リード)はその場所からスタートしました。

初めてのストリートライブでのお客さんはたったの数十人。そこから毎週日曜日、コツコツと歌い踊った彼らが、デビュー前の城天ラストライブに集めた観客はなんと7,000人。
城天を熱狂の渦に巻き込んだ当時平均年齢14.5歳だった彼らは、2022年7月31日、ついにデビュー20周年を迎えました。

同じ事務所の三浦大地には「肺が四つある」と称されるほどの歌唱力とパフォーマンス時の持久力をもって20年間走り続けるLeadの4人。
その一方でオフショットやSNS、ライブで見せてくれるメンバー同士の仲の良さもファンにとっては大きな魅力の一つとして語られます。

Leadとは一体どんなアーティストなのか、その20年の軌跡を辿ります。

ユニット名の変遷と由来

デビュー前、谷内伸也、鍵本輝、そして中土居宏宜(2013年脱退)の3人でダンスユニット・Rhymix(リミックス)を組んでストリートライブ活動を開始。

名称をflow(フロウ)に変更したのち、「九州・沖縄 スターライトオーディション2002」で審査員特別賞を受賞した古屋敬多が新しくメンバーに加わりました。

4人体制となったのを機に「時代をリードできるアーティストになりたい」という意味を込め、メンバー4人でつけたユニット名・Leadとして新たなスタートを切ったのです。

Lead・メンバー

谷内伸也(たにうち しんや)


生年月日:1987年9月23日
身長:175cm
出身地:大阪府枚方市
イメージカラー:グリーン
座右の銘:「背伸びしすぎない」

二人の妹がSPEEDのファンでダンススクールに通いたがっていたことがきっかけで、自身もなんとなくダンススクールに通うように。
当時はダンスには全く興味がなく、恥ずかしくて踊れずにオドオドしていたとのこと。

そんな頃にメンバーの鍵本輝に出会い、彼がずっと語り続けていた「芸能界に入りたい」という夢に触発され、自身も同じ夢を抱くように。「輝がいなかったらこの世界に入ってなかったかもしれないな」と、20年前のインタビューでは語っています。

デビュー当時はメインボーカルを務めることが多かった彼は、音楽的嗜好を突き詰めた結果、現在ではラップ担当に。作詞・作曲も数多く手がけており、オリジナルのサウンドとリリックでファンを沸かせる生粋のアーティスト肌。
『高校生ラップ選手権』や『フリースタイルダンジョン』を観るのが好きで、好んで聴いている日本のヒップホップからもインスピレーションを受けていることを公言しています。

音楽やダンスに対する情熱はもちろん、ファッションに対するこだわりも強く、Leadのファッションリーダーとしてメンバーを引っ張っていく一面も。

その一方で仲の良い俳優やメンバーからは「伸ちゃんは優しさの塊」と評される人柄の持ち主で、高いユーモアセンスも持ち合わせています。
事務所に向かう途中、たまたま見かけた縁日でメンバーにリンゴ飴を買って帰ってみたり、ランニングの途中で見つけたどんぐりを拾ってメンバーに見せるなど、ピュアすぎるエピソードをメンバーにネタにされることも。

古屋敬多(ふるや けいた)


生年月日:1988年6月13日
身長:173cm
出身地:福岡県福岡市
イメージカラー:オレンジ、またはイエロー
座右の銘:「自分のペース」

小学生の頃、母親からの勧めでジャズダンススクールに通わされていた彼は、小さな頃からステージで踊る機会があってもダンスを楽しいとは全く思えなかったそう。
しかしある日、テレビで見たDA PUMPに一目憧れ。初めてダンスに対して「格好いい!」という気持ちを抱き、すぐにヒップホップに興味を持つように。

その後受けた「九州・沖縄 スターライトオーディション2002」ではDA PUMPの“if…”を歌い審査員特別賞を受賞。
事務所から「大阪に来てグループを組まないか」と誘われ、大阪でストリートパフォーマンスを行っていた谷内伸也、鍵本輝、中土居宏宜と運命の出会いを果たしました。

ダンスの楽しさを知った彼は、デビュー当時からずっと「一番上手い」「ダンスの申し子」とメンバーの称賛を浴び、同事務所の三浦大地からも「振付師のニュアンスを盗むのがすごく上手い」と評される実力の持ち主でした。
4thシングル『ファンキーデイズ!』から自身が振り付けに参加するなど、早くからクリエイティブな一面をファンに印象付けています。
また、音楽的な嗜好としては、ブラックミュージックを多く聴いていると語っています。

その一方でモノマネやオリジナルの一発ギャグなどその場を和ませるトークを得意とし、舞台『タンブリング』のプロデューサーからは「野良猫」の愛称をつけられるなど、自由人として周囲から愛されています。

メインボーカルを担当する楽曲も多く、彼の書く歌詞はロマンチックでお洒落なシーンを舞台にしているのが印象的。
自身の恋愛経験よりも架空のストーリーを組み立てる方が好きで、映画やドラマで感じた切なさや甘酸っぱさを言葉にすることもあるそう。

鍵本輝(かぎもと あきら)


生年月日:1988年8月20日
身長:176cm
出身地:奈良県生駒郡斑鳩町
イメージカラー:ブルー
座右の銘:「良い気、悪い気、どっちも背負って人気」

小学生の頃にテレビドラマを見て演技への憧れを抱き、自ら劇団に入団。しかし、その帰り道にあったダンススクールでの練習風景に次第に興味を抱くようになり、心機一転ダンススクールへ。

しかしそんな積極的な彼は、小さな頃はいつも一人で遊んでいたと語ります。
恥ずかしがり屋で友達も出来にくく、いつも母親の後ろに隠れていた。そんな自分をダンスが解放してくれた、と。

そして同時期に通っていた谷内伸也に出会い仲良くなったエピソードはいろんな場面で語られています。その中には、当時の鍵本輝は髪を長く伸ばしていたため、谷内伸也に最初は女の子だと勘違いされていたというエピソードも。

デビュー当時からグループの盛り上げ役(デビュー当時は中土居宏宜がムードメーカー、自分が盛り上げ役と語っていた)としてファンを楽しませる場面が多くあり、ファッションリーダーと呼ばれる谷内伸也とは対照的なファッションセンスをネタにファンクラブイベント用のコント映像が作られることもしばしば。

グループの最年少らしいヤンチャな一面を見せることがあるにもかかわらず、彼の作る音楽や歌詞は大人っぽいギャップのあるものが印象的。

エンターテイナーとしての実力はもちろんのこと、自身のYouTubeチャンネル『鍵本輝の趣味Yube』では、カメラを助手席に乗せドライブする映像をアップしてくれるなどファンサービスも抜かりありません。

普段聴いている曲は、古屋と同様にブラックミュージックが多めです。

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