北海道日本ハムファイターズに所属する杉谷拳士(すぎやけんし)選手。多くの人に愛され、野球だけでなくバラエティ番組でも夢と希望、そして笑顔を与えてくれます。今回は、そんな杉谷選手のプロフィールや経歴についてご紹介したいと思います。
この芸人さん、ボクも知ってる!
ちょっ! 杉谷選手は芸人じゃないんだよ
えっ!そうなの!?スギノールって名前の芸人さんだと思ってた……
まぁ、そう思われても仕方ないかもしれないけれど……それじゃ、今回は皆の愛されキャラ、杉谷選手について紹介していこうか
目次
杉谷選手のプロフィールを紹介!
こちらでは杉谷選手のポジションや背番号について紹介しています。
出身地:東京都練磨区
生年月日:1991年2月4日(29歳)
身長:173cm
体重:78kg
投打:右投げ両打ち
背番号:61→2
ポジション:内野手、外野手
今年で29歳になる杉谷選手ですが、プロ野球選手としてはまだまだ若い年代です。今年も多くの人に笑顔を届けながら頑張ってほしいですね。
杉谷選手はユーティリティープレイヤー
杉谷選手のポジションは主に二塁手ですが、捕手以外であればどのポジションでも守れるユーティリティープレイヤーとしてチームに貢献しています。
チームで思わぬ欠員が出た場合、杉谷選手のような万能型は、非常にありがたい存在でしょう。そして杉谷選手の適応力も素晴らしいものです。
ユーティリティープレイヤーとは、1人でいくつものポジションをこなせる選手のことを指します。
両打ちの器用なバッティング
杉谷選手は右打ち・左打ちの両打ちを使い分ける器用なバッティングスタイルが特徴です。状況に応じて使い分けることができるので、チームの戦力としても申し分ありません。
どちらの構えであっても、ホームランを打てる打撃力も持ち合わせており、今後もチームの貴重な戦力として活躍してくれるでしょう。
杉谷選手の主な経歴を紹介!
ここでは杉谷選手の経歴についてご紹介しています。ちなみに下記の写真は、中学生時代の頃の杉谷選手です。
名門「帝京高校」からプロ野球選手に
東京都練磨区で生まれた杉谷選手は、小学生の頃から野球と共に育ってきました。中学ではシニアでプレーしており、高校時代は名門「帝京高校」にて、1年生の頃から遊撃手のレギュラーとして活躍をしていました。
2年時には主将としてチームを引っ張り、この頃から現在のプレイスタイルであるスイッチヒッターを取り入れるようになります。3年時は甲子園に出場はできませんでしたが、高校通算25本塁打という成績を残しました。
高校卒業後の進路は社会人野球で野球を続けようと考えていた杉谷選手ですが、プロの道を諦めたくないという理由で日本ハムの入団テストを受けて見事合格。
2008年のドラフト会議において日本ハムから6位で指名され、年俸450万円、契約金1,000万円でプロの道へと進みます。
2015年には大ブレイク
2015年には杉谷選手が大ブレイクした年でもあります。規定打席未達成ながら、交流戦を終了時点で打率3.22、6盗塁を記録します。
一時は交流戦において首位打者に立つなど、自己キャリアハイの打率.295をマーク。
更にこの年のオフには、背番号が61から2へと昇格し、その実力は球団からも認められました。
史上19人目の左右両打席本塁打を達成
2019年5月23日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦において、史上19人目となる左右両打席本塁打を達成します。
ヒーローインタビューでは、過去にファイターズでもプレーをして、両打席本塁打を9度達成しているフェルナンド・セギノールにちなんで「これからは『スギノール』として頑張ります!」と決意表明をしました。
ちなみにホームランを打った際は、チームのベンチが暖かく迎え、ハイタッチをする姿をよく目にすると思います。しかし、快挙にも関わらず、杉谷選手には2打席ともハイタッチがありませんでした。
杉谷選手はこれに対して「サイレント、サイレントでただの無視じゃないかな、と思います」とコメント。サイレントトリートメントならぬ、サイレント無視でチームから杉谷選手らしい祝福を受けました。
上は実際にサイレント無視をされた時の動画です。どんな時でも笑いを忘れません。
サイレントトリートメントとは、メジャーリーグで新入りを歓迎する際に仕掛けるドッキリの一つで、ホームランを打った際に行われます
もはや恒例!?ウグイス嬢のイジり
杉谷選手の人柄はチームメイトだけでなく、メディアや裏方のスタッフにまで愛されています。
特に、埼玉西武ライオンズの本拠地「西武ドーム(メットライフドーム)」でのウグイス嬢からのイジりは、プロ野球ファンであればもはやお馴染みの光景となっています。
敵地である西武ドームでの試合にも関わらず、杉谷選手の打撃練習中にウグイス嬢の鈴木あずささんから特別なアナウンスが送られます。内容は褒め称えたり、前日の試合について突っついたりと様々です。
「スタンドの皆様にお願い申し上げます。ただいま大泉西中学校出身の杉谷選手がバッティング練習を行っておりますが、練習中鋭い打球、または大変控えめな打球が飛んでくることがございます。油断されますと大変危険ですので、皆様、杉谷選手の打球にもご注意ください」
このように辛辣な言葉を交えつつ、面白おかしくアナウンスを行っています。
こちらは実際にアナウンスされた際の動画の一部です。アナウンスが流れると、ファンから拍手や笑いが沸くなど、最高のファンサービスとなっています。
しかし、このアナウンスについては、ウグイス嬢の鈴木あずささんが始めたものではありません。なんと杉谷選手本人から頼まれたようです。
西武ドームは杉谷選手の地元に近いため、多くの友人が駆けつけてくれるとのこと。そのため「打撃練習中に盛り上げてほしい」と杉谷選手から申し出があったそうです。
その結果、現在ではアナウンスが恒例行事となり、多くのファンを盛り上げるきっかけにもなりました。野球を楽しむのはなにも自分だけでなく、ファンと一緒に楽しむことが杉谷選手のスタイルなのかもしれません。
まさかの珍プレー好プレー大賞!
プロ野球ファンであれば「プロ野球珍プレー・好プレー大賞」という番組をご存知だと思います。シーズンを通して面白おかしいプレーなどを特集するスポーツバラエティです。
番組の最後には、数あるシーンの中から大賞が選ばれるのですが、なんと杉谷選手のイジり役としても有名なウグイス嬢、鈴木あずささんが大賞に選ばれたのです。ちなみにウグイス嬢が大賞を受賞するのは初とのことです。
Instagram(インスタグラム)では、受賞した鈴木あずささんと杉谷選手のツーショットが掲載されています。この賞は二人だったからこそ受賞できたのかもしれません。今後も二人のやりとりでファンを盛り上げてくれるでしょう。
野球のできる芸人、杉谷拳士!?
杉谷選手はその人柄から多くの人に愛されています。バラエティでも芸人顔負けのトークやネタを披露して、野球以外でも楽しませてくれる存在です。
一部では褒め言葉なのか、野球のできる芸人とまで呼ばれており、杉谷選手の一挙手一投足は常に注目の的となっています。
リアル野球BANにも出演!
杉谷選手はバラエティにも多数出演しており、特に年始に放送される「とんねるずのスポーツ王は俺だ」という番組では、野球人というより芸人よりの杉谷選手を楽しむことができます。
この番組の企画で行われる「リアル野球BAN」では、とんねるずの石橋貴明さん率いるチームとプロ野球選手チームに分かれて対決するのが恒例となっています。
何故かプロ野球選手である杉谷選手は、芸人チームである石橋貴明さんのチームに入れられているのも笑いの種です。
このリアル野球BANにおいて杉谷選手はいつも以上にテンションを上げており、先輩である中田翔選手 にタメ口で話すなど、見どころが満載となっています。
杉谷拳士は全力だから愛される
野球だけでなく、バラエティにおいても全力で挑む。そんな人物だからこそ、杉谷選手は周りから愛されているのだと思います。
最後に
杉谷選手のように野球だけでなく、人生を楽しむ姿には、若い世代にとっての指標となるでしょう。出場機会こそ少ないですが、杉谷選手の活躍は色んな人の支えとなる筈です。
今後もファンだけでなく、多くの人の笑顔の源になる杉谷選手の活躍に期待しましょう。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
以上、杉谷拳士選手の紹介です。