プロ野球、巨人(読売ジャイアンツ)の本拠地や有名アーティストのライブ会場としても使用されることが多い東京ドーム。ライブに参戦するときには座席状況や何人入れるのかキャパが気になる所ですよね、今回は、東京ドームの座席や周辺施設について解説したいと思います。
東京ドーム〇〇個分などのように使われるくらい親しみが深い東京ドーム実際の基本的な情報を知っておきましょう!
目次
東京ドームっていつできたの?
東京ドームは、1988年(昭和63年)に建設されました。屋根付きとしての球場は東京ドームが初めてということもあり、建設当時から話題となりました。
後楽園球場を本拠地使用していた読売ジャイアンツの新たな球場として開場しました。「BIG EGG(ビッグエッグ)」という名前も持っていましたが、今はこの呼び方は廃止されているようです。
東京ドームのキャパシティ・収容人数はどれくらい?
キャパシティは55,000人、野球で使用するときは46,000人です。コンサートやイベント開催時にはステージの作り方によって収容人数は変わりますが、だいたい40,000人〜50,000人ほどの収容人数になるようです。
東京ドーム近郊の会場とのキャパを比べてみましょう。
- 日産スタジアム(72,327人)
- 新国立競技場(60,000人)
- 味の素スタジアム(50,000人)
- 日本武道館(14,471人)
- 代々木競技場・第一体育館(13,243人)
どうでしょうか?東京ドームの広さを改めて感じてもらえたかと思います。
東京ドームにはどんな席種があるの?
東京ドームの座席は、野球ベースで作られているためチケットには「1塁側」「スタンド」など専門用語が書かれています。
野球観戦をしたことがある人ならある程度の場所は把握できますが、コンサートで初めて東京ドームに来た人にとっては「3塁側ってどっち???」「そもそもゲートってなに??」と焦ってしまうことも。
開演時間ぎりぎりに広大な東京ドームを探検することにならないように、事前に知識をつけておきましょう
アーティストによって座席の位置は変わってきますが「アリーナ席」「スタンド席」「バルコニー席」に分かれます。また、座席によって入り口となる「ゲート」が違いますから注意してください。どこのゲートから入るかは、チケットに記載されています。ので事前に確認しておきましょう!
アリーナ席
野球等の試合をする時に選手達がプレイするグラウンドをアリーナ席と呼びます。通常のコンサートでは外野席にステージが作られますが、アーティストによってはアリーナの真ん中にステージが作られたり、花道を設置していたりと様々です。
アーティストがバンドの場合は外野にステージ設置、花道なしという場合が多いかもしれません。アイドルの場合は花道があったり、さらにはアリーナ全体をトロッコで周回なんていう演出も見られます。最も近くでアーティストを見れる特等席と言えるかもしれません。
花道やトロッコでの周回がある場合は、後ろの席でもアーティストを間近で見られるチャンスがあるかもしれませんが、アリーナは段差がないので後ろの席になればなるほど見にくい設計になっています。特に女性で背が低い方は埋もれてしまうかもしれません。
スタンド1階席
スタンド席には「1階」と「2階」があるので注意してください。さらに「1塁側」「3塁側」と書かれていることもありますので、自分がどちら側なのかを把握しておきましょう。メインステージ向かって右側が1塁側、左側が3塁側となります。
スタンド1階席の場合、外野に近い席の方がメインステージとの距離も近くなりますが、場合によっては「見切れ席」となってしまうことも。
また、スタンド席で特徴があるのがバックネット裏の席です。野球だったら選手を間近で見られる良席なのですが、コンサートではステージから一番遠い席となってしまいます。さらに、ファウルボールから観客を守るために張られているネットはそのままになっています。よって、ネット越しにコンサートを見なければなりません。コンサート中は会場が暗くなるので特に気になるということはありませんが、100%クリアな視界ではありません。
しかし、「バクステ」が設置してある場合はバックネット裏の席は良席へと変化します。バクステとは、バックステージのことで、メインステージの反対側に設置されたステージのことです。トロッコに乗ったアーティストがバクステで数曲歌うので、間近に見ることができます。アイドルのコンサートでは、たいてい設置してあります!