『ブルーピリオド』のキャラと担当声優を一覧で紹介!アニメスタッフ情報も!

『ブルーピリオド』のキャラと担当声優を一覧で紹介!アニメスタッフ情報も!

2021年10月から放送予定のテレビアニメ『ブルーピリオド』

本作は、山口つばささんが「月刊アフタヌーン」で連載する同名タイトルのアニメ化作品です。

「美術・受験・スポ根」の要素を持つ熱い青春物語を盛り上げるのは、キャラクターと声優の存在。この記事では、『ブルーピリオド』に登場するキャラクターと声を担当する声優について紹介していきます。

※以下には、一部に原作漫画のネタバレを含みます。

『ブルーピリオド』のキャラと担当声優を紹介!

矢口八虎:担当声優「峯田大夢」

初めに紹介するのは、本作の主人公・矢口八虎(ヤグチヤトラ)。成績優秀で人当たりも良く、何でも器用にこなす努力家の男子高校生です。

一見充実した日々を過ごしていますが、心の中は空虚で、焦りを感じていました。

美術部の森先輩が描いた天使の絵との出会いは、八虎が美術の世界に足を踏み入れ、実質倍率200倍の超難関・東京藝術大学(以下、藝大)を目指すきっかけとなります。

八虎は美術初心者ながらガッツがあり、壁にぶつかりながらも、ひたむきに努力を続ける姿が好印象。自然と応援したくなる魅力を持っています。

また、空気を読んで周りに自分を合わせる一方、思っていることが顔に出やすい人物です。

ちなみに絵に臨む際には、つなぎを身にまといます。

峯田大夢さんのプロフィール

  • 所属事務所:スターダストプロモーション
  • 誕生日:6月24日
  • 出身地:山形県
  • 代表作:『セスタス -The Roman Fighter-』セスタス役、『フットサルボーイズ!!!!!』樫良木ルイ役など

八虎を演じるのは、モデル出身の峯田大夢(ミネタヒロム)さんです。

NaGi名義でコスプレイヤーとしても活躍する峯田さん。そんな峯田さんが声優を目指したきっかけは、『コードギアス 反逆のルルーシュ』で声の表現のすごさを感じたこと

その後、ゲームアプリ『モンスターストライク』で声優デビューを果たします。

2021年4月には、奴隷拳闘士たちの熱い拳のぶつかり合いを描いたアニメ『セスタス』で初主演。峯田さんは役作りのために、ボクシングジムに通い始めたと語ります。

また峯田さんが目指すのは、自身の出演した作品が実写や舞台の形になった時も同じ役を演じること。そのために色々な努力をしている姿は印象的です。

日々自分を磨き続ける峯田さんの活躍から、今後も目が離せません。

鮎川龍二:担当声優「花守ゆみり」

八虎の友人で、同じ高校に通う女装男子の鮎川龍二(アユカワリュウジ)

高校では学ランとスカートを組み合わせた服装が特徴で、名字の「アユカワ」から「ユカちゃん」の愛称で親しまれる人物です。

八虎とは顔を合わせれば口論になりがちですが、お互いに気心の知れた間柄。

美術部に所属しており、八虎が美術部に入るきっかけを作りました。

ちなみに絵を描く際には、エプロンを身につけます。

自分の「好きなもの」が、自身を守ってくれると考える龍二。普段は堂々と過ごしていますが、自分に自信がない一面も持っています。

MEMO

ユカちゃんこと龍二はインスタグラムへの投稿を行っているので、是非チェックしてみてください。作者の山口さんが運営するアカウントですが、まるで本当に龍二がこの世界のどこかに存在するかのようです。

花守ゆみりさんのプロフィール

  • 所属事務所:m&i
  • 誕生日:9月29日
  • 出身地:神奈川県
  • 代表作:『ゆるキャン△』各務原なでしこ役、『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』早坂愛役など

龍二役を演じるのは、花守ゆみり(ハナモリユミリ)さんです。

父親の影響でアニメに触れてきた花森さんは、中学時代の友だちからの一言で声優を目指します。

そして、中学3年時に受けた『第2回ぽにきゃん声たまオーディション』で審査員奨励賞を受賞しデビュー。

『あいうら』の天谷颯太役でアニメ初出演を果たし、その後オリジナル劇場アニメ『ガラスの花と壊す世界』では主人公リモ役に大抜擢!

少年少女問わず主要なキャラクターを数多く務め、今やアニメ作品でその名前を見ない日はありません。

そんな花守さんの演技にかけるこだわりは印象的。

例えば『ゆるキャン△』の各務原なでしこ役では、喜怒哀楽の形を明確に決めずに、なでしこが見て感じたものをその時々で表現していると花守さんは語ります。

新たな役を演じる度に驚きを与えてくれる花守さん。次はどんな演技を見せてくれるのか、これからもその活躍に期待の声優です。

高橋世田介:担当声優「山下大輝」

八虎が予備校で出会い、ライバル視する天才・高橋世田介(タカハシヨタスケ)

誰もが一目置く美術の才能を持ち、自分の信じる道を突き進む孤高の存在です。

絵が上手いのは、世田介にとって呼吸をするのと同じで当然のこと。そのため、絶賛されても本人は特段すごいことだとは思っていません。

不器用な性格で、人とのコミュニケーションが苦手です。物言いがきつい部分もありますが、その言葉に嘘はありません。

普段から他人に興味がない世田介が意識するのは八虎。自分にはないものを何でも持っている八虎に、世田介は嫉妬心を抱きます。

絵を描く際に身につけるのは、エプロンです。

山下大輝さんのプロフィール

  • 所属事務所:アーツビジョン
  • 誕生日:9月7日
  • 出身地:静岡県
  • 代表作:『ポケットモンスター』ゴウ役、『僕のヒーローアカデミア』緑谷出久役など
  • 受賞歴:第八回声優アワード 新人男優賞

世田介役を担当するのは、山下大輝(ヤマシタダイキ)さんです。

元々音楽専門学校に通うために上京した山下さんは、卒業後に声優の道へ。アニメ『リトルバスターズ!』で声優デビューを果たします。

その知名度を高めたのは、『弱虫ペダル』の主人公・小野田坂道役。そして、大ヒット作『僕のヒーローアカデミア』の主人公・緑谷出久役は、山下さんの代名詞となりました。

セリフに込められた感情がまっすぐに伝わるのは山下さんの声の特徴で、聞く人の心を揺さぶります。

そんな山下さんが大切にしているのは、作品やキャラクターを好きであること

演じる役への愛情が自然と声にもにじみ出ると考えているそうで、1つ1つの役への熱い思いが感じられます。

そして、2021年6月に待望のアーティストデビュー。自身の出演するアニメ『セブンナイツ レボリューション -英雄の継承者-』ではエンディング主題歌「Tail」を担当しました。

演技に歌にと活躍の場を広げる山下さんの勢いは、今後も止まりそうにありません。

橋田悠:担当声優「河西健吾」

八虎と同じ予備校に通う、高身長と三つ編みのおさげ髪、そして関西弁が特徴の男子高校生・橋田悠(ハシダハルカ)

穏やかな性格で、誰にでも友好的な常識人である一方、捉えどころのない部分もあわせ持つ人物です。

同じ高校に通う世田介とは同級生で、橋田は世田介のことを「セカイくん」の愛称で呼びます。

人の作品を見るのが大好きで、コンビニでさえも橋田にとっては美術館と同じ。身の回りにある全てが鑑賞の対象です。

絵を描く際には、白衣を身につけます。

河西健吾さんのプロフィール

  • 所属事務所:マウスプロモーション
  • 誕生日:2月18日
  • 出身地:大阪府
  • 代表作:『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』三日月・オーガス役、『3月のライオン』桐山零役など

橋田役を演じるのは、河西健吾(カワニシケンゴ)さんです。

元々アニメやゲームが好きだった河西さんは、エンターテインメントの世界に携わりたいと考え、その身ひとつで出来る声優になることを決意します。

その名を一躍有名にしたのは、初主演作の『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』です。河西さんは、心の内が見えにくい三日月・オーガス役を見事に演じ、大きな注目を集めました。

河西さんの魅力は、影がありつつも透明感のある声を活かした演技でしょう。

『3月のライオン』の作者・羽海野チカさんは、河西さんの声を「輝く闇のような声」と評します。

クールな役柄を中心に存在感を発揮し、今や数々のアニメ作品で欠かせない存在の河西さん。目指すのは、石田彰さんのように確固たるものを持った唯一無二の声優です。

実力派声優として、河西さんはこれからも私たちを魅了し続けてくれることでしょう。

桑名マキ:担当声優「宮本侑芽」

桑名マキ(クワナマキ)は、八虎と同じ予備校に通う明るい性格の女子高校生。絵の才能・技術ともに予備校でもトップレベルの実力を持ちます。

家族全員が藝大出身で、マキ自身も藝大が第一志望。

マキの姉は現役かつ首席で藝大に合格した実力者です。仲は良いものの、マキは美術において姉を必要以上に意識し、コンプレックスを抱いています。

マキが絵を描く際に身につけるのは、つなぎ。

大食いキャラで、美味しそうに食事をする姿は目を引きます。また、語り出したら止まらない無類のK-POP好きでもあります。

宮本侑芽さんのプロフィール

  • 所属事務所:劇団ひまわり
  • 誕生日:1月22日
  • 出身地:福岡県
  • 代表作:『SSSS.GRIDMAN』宝多六花役、『ゴジラS.P<シンギュラポイント>』神野銘役など

マキ役を演じるのは、宮本侑芽(ミヤモトユメ)さんです。

宮本さんは子役出身で、その芸歴は既に20年以上を誇ります。芸能界に入ったのは、ミュージシャンの矢沢永吉さんに憧れたことがきっかけでした。

以前から声の仕事もしていた宮本さんの転機となった作品は『GJ部』

ラジオなどの新しい経験はもちろん、ファンとの交流に力をもらい、色々なことが変化していったと宮本さんは語ります。

また、宮本さんは演技力の光る声優で、すごいのは自然体の演技や特徴的な声の演技を使い分けられる点です。

ちなみに『SSSS.GRIDMAN』や『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』など特撮作品のアニメに縁があり、直近では戦隊シリーズ『機界戦隊ゼンカイジャー』への出演も果たしています。

今後の活躍にも要注目の若手声優です。

『ブルーピリオド』のアニメスタッフ情報

『ブルーピリオド』のアニメは、制作スタッフも見逃せません。ここでは、スタッフの中から総監督・脚本・制作会社に絞って紹介します。

  • 総監督:舛成孝二
  • 監督:浅野勝也
  • シリーズ構成・脚本:吉田玲子
  • キャラクターデザイン:下谷智之
  • 制作:Seven Arcs

総監督を務めるのは、舛成孝二(マスナリコウジ)さん。

キャラクターの丁寧な描写に定評があり、『R.O.D』(OVA・TV)や第9回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で優秀賞を受賞した『かみちゅ!』の監督を務めたことで知られます。

シリーズ構成・脚本を担当するのは、吉田玲子(ヨシダレイコ)さん。

『けいおん!』や『ガールズ&パンツァー』など、数えきれないほどのヒット作品に関わる脚本家です。吉田さんの手掛けた脚本は、キャラクターのちょっとしたしぐさをはじめ、細やかな描写の積み重ねで作品にリアリティを与えます。

そして制作会社は、Seven Arcs(セブン・アークス)『魔法少女リリカルなのは』シリーズで注目を集め、多くの人気作品を手掛けてきました。

MEMO

吉田さんとSeven Arcsは、同じく「美術」がテーマのアニメ『アルテ』でタッグを組んでいます。

他のスタッフも第一線で活躍される方々ばかりで、アニメ『ブルーピリオド』への期待を大いに高めてくれます。

まとめ

ここまで、『ブルーピリオド』のキャラクターと、アニメで声を担当する声優について紹介してきました。

本作のキャラクターたちは好感の持てる人物ばかりで、作品を読めば読むほどに親近感が湧いてきます。

才能に溢れる声優とスタッフの力が結集し作られるアニメは、さらに多くのファンを獲得することになるでしょう。

本記事が、原作漫画およびアニメに興味を持つきっかけになれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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