ミルキィホームズのシャーロック・シェリンフォード役やμ’sの園田海未役で人気を集めている声優・三森すずこ。
ミュージカル出身をいかした演技や歌、ダンスで幅広い世代から支持されています。
この記事では、そんな三森のプロフィールや経歴、代表的な出演作を紹介。
目次
三森すずことは?
氏名:三森すずこ(みもり すずこ)
生年月日:1986年6月28日
出身:東京都
血液型:AB型
特技:ダンス(JAZZ・TAP・BALLET)
趣味:料理、観劇、歌
所属事務所:響
愛称:みもりん
ミュージカルに憧れた学生時代
友人の影響で、小学1年生からバレエを習っていた三森。中学2年生のとき、ミュージカル好きな妹が「本物のミュージカルを生で見たい!」とおねだりし、家族で『レ・ミゼラブル』を見に行きます。
踊りと音楽だけでなく、セリフのほとんどが歌のミュージカル。バレエとはまた違った表現力に衝撃を受けた三森は、すっかりミュージカルのとりこになりました。
当時、中高一貫の女子高に進学していた彼女は早速、ミュージカル部に途中入部します。
宝塚音楽学校を受験
幼少期から今までのこと、これからのこと、たくさんお話しさせてもらいました✨
初めてお話しする"三森"の名前の由来も…
ぜひチェックしてね✨ https://t.co/yL7dlxukSi— 三森すずこ (@mimori_suzuko) December 17, 2021
ミュージカル部に入部した三森は、部活の先輩から「今度、宝塚が『ベルサイユのばら2001-オスカルとアンドレ編-』をやるから、絶対に見たほうがいいよ」と勧められます。
このできごとをきっかけに三森は、ミュージカルのときと同じように宝塚に夢中になりました。
- 漫画『ベルサイユのばら』全巻を読み込む
- 過去に行われた宝塚の映像を見比べ、演じる役者によって違う癖を見つけていく
- 宝塚歌劇団に在籍する生徒のプロフィールが載っている雑誌『宝塚おとめ』が愛読書
そして、いつしか自分もそうなりたいという気持ちが強くなっていた彼女は、宝塚音楽学校の受験を決意します。
隣の県にレッスンで通っていたため、帰宅は23時以降。次の日も学校があるという、かなりハードな日々を過ごしていました。
その後、宝塚音楽学校を受験した三森。試験は最終審査まで進みましたが、残念ながら不合格に……。
ミュージカル女優から声優へと転身
高校卒業後は、ミュージカルの道へ進んだ三森。このときは「黒川鈴子」名義で活動していました。
卒業してすぐに出演したのは『ミー・アンド・マイガール』。ステージの後方で歌う、アンサンブルという役名がないものでした。
2009年には『ミッキーのドリームカンパニー』で主演に抜てき。このとき、三森は運命的な出会いをします。
叔父がブシロードに勤めていたつながりで、ブシロードの社長・木谷高明が舞台を鑑賞。木谷社長が「次に考えているプロジェクトでデビューする声優を探しているので、来てくれませんか?」と声をかけてきたのです。
このプロジェクトこそ、彼女を一躍有名にさせた代表作品『探偵オペラ ミルキィホームズ』です。
ミュージカル女優としての未来に不安を感じていた彼女は、1人の役者として突き抜けたものを得たい、そして芝居の勉強にもなるということで、そのプロジェクトに参加することを決意しました。
そして、最終的に所属していた事務所の契約が切れるタイミングで、三森は現在の事務所・響に移籍。当時、三森を含め3人しか所属していなかった声優・徳井青空と橘田いずみとともに、デビューを目指してレッスンを始めます。