目次
アニメ「アオのハコ」OP・ED主題歌
Same Blue / Official髭男dism
アニメ「アオのハコ」のOP主題歌は、Official髭男dismが歌う「Same Blue」。楽曲の制作について、作詞・作曲は藤原聡、編曲はOfficial髭男dismとクレジットされています。
青さやまぶしさなど青春独特の色合いを表現した曲を担当するのは久しぶりであったということですが、ブランクを感じさせないクオリティーはさすがのひと言。
まず、イントロからフィナーレに至るまで、思春期ならではの心のゆらぎを表現した独特のリズムが印象的です。小節ごとにリズムの取り方が微妙に変化する「変拍子」と呼ばれる技法を用いているほか、サビでは少しテンポアップする構成によって、青春時代の「青さ」や「ひたむきさ」を見事に表現しています。
一方で、確かにアニメ「アオのハコ」は若い世代に寄り添い、淡い恋心を魅力的に描いた作品ですが、この曲を聴くと随所に、年齢や性別を基準にしてリスナーの垣根を作らないように細心の注意を払って制作された印象も受けます。
年齢も性別も問わず多くの人が、「よそ見する暇もない忙しい世界」を生きていることを踏まえて、それぞれにエールを送る、力強くも優しい名曲です。
ティーンエイジブルー / Eve
ED主題歌としてタイアップされたのは、シンガーソングライターのEveが歌う「ティーンエイジブルー」です。作詞と作曲はEveが、そして編曲はNumaとZingaiが担当しています。
イントロから疾走感があふれており、まるで、青春時代特有のめまぐるしさを表現している印象を受けます。そのめまぐるしさの中身は、達成感であったり少しの不安であったり、タイミングによって様々。
何かに夢中で打ち込んでいるうちに、昨日の自分と今日の自分の変化に驚き、自分が歩んできた道は間違っていなかっただろうかと自問自答する日々も、誰にだってあるでしょう。
青春時代の明るい部分と、少し暗くて不安に駆られる部分の両方に光を当ててエールを送るこの曲は、タイトルにあるように若者に向けられた讃歌ですが、同時に、誰もが心の中に刻んでいる「無我夢中になっていた」日々を思い出させて、新しい明日へ踏み出す力を与えてくれるナンバーです。
ともに青春をテーマにした曲ということもあって、すでに紹介した「Same Blue」との親和性も高く、2つの主題歌を続けて聴いてみると、アニメ「アオのハコ」の世界により深くのめり込めます。
アニメ「アオのハコ」まとめ
単行本の白黒で描かれた部分ですら、ひたすら青くてまぶしさを感じる青春ラブストーリー「アオのハコ」。
2024年10月時点で単行本は17巻まで刊行され、同年9月時点の累計発行部数は500万部を突破している本作は、性別を問わず幅広い年代から高い評価を受け、待望のアニメ化を果たしました。
この記事では、アニメ「アオのハコ」の世界を彩った主題歌の魅力を紹介してきました。実際に作品を観て、素敵な曲を聴いていると、青という色は決して一色ではなく、人によって見え方が変わるのだと気づかされます。
物語が進むにつれて、この先はどんな「アオ」色が観られるのか、注目しましょう。
![カルチャ[Cal-cha]](https://ticketjam.jp/magazine/wp-content/uploads/2021/04/logo-v2.png)