【2021年4月期】アニメ主題歌(OP・ED)まとめ

【2021年4月期】アニメ主題歌(OP・ED)まとめ

魅力的なキャラクターや壮大な世界観はもちろんですが、アニメと言えば“アニメソング(アニソン)”の存在も忘れてはいけませんね。

アクションシーンを想像させる激しい曲から、日常の温かさを感じさせる曲。時にはキャラクターの心情を語っているかのような曲など、実に様々です。

近年ではアニソンシンガーがライブやテレビに出演することも珍しくなく、アニソンの人気はますます盛り上がりを見せています。

これまで数多くのアニソンが誕生してきました。全てのアニソンを紹介したいという気持ちもありますが、今回の記事では“2021年春アニメ”からピックアップした作品のOP・ED主題歌を紹介します。

放送される曜日ごとに紹介しているので、気になる主題歌を見つけたら、ぜひ作品そのものも視聴してみてください。

月曜日

不滅のあなたへ

『マルドゥック・スクランブル』『聲の形』を代表作に持つ、大今良時による漫画『不滅のあなたへ』。週刊少年マガジンに掲載されている同作品は、2021年4月よりテレビアニメとして放送されました。

小さな球体から無機物、人間にまで姿を変えることができる“フシ”が物語の主人公として描かれたファンタジー作品。激しい戦いの中での出会い、別れ、再会といったヒューマンドラマとしての側面もあり、フシの心の成長も同時に描かれています。

OPテーマ曲「PINK BLOOD」は、女性シンガーソングライターとして有名な宇多田ヒカルが作詞・作曲までを担当しました。劇場版アニメを除き、宇多田ヒカルがテレビアニメの主題歌を手掛けたのは今回が初のことです。メロディとヴォーカルの溶け込み具合が絶妙で、ファンタジーにピッタリの楽曲となっています。

そしてEDテーマ曲を手掛けたのは、作曲家の浜渦正志。EDテーマ「Mediator」は驚くことにメロディだけで構成された楽曲です。映像と合わせて聞いて欲しい楽曲でもあり、メロディだけで世界観をなぞっていることがよく分かると思います。

あわせて読みたい!

恋と呼ぶには気持ち悪い

イラスト投稿サイト・pixivにおいて累計閲覧数が350万を超えた話題作『恋と呼ぶには気持ち悪い』。作者もぐすによる恋愛をメインにしたオリジナル漫画作品です。2021年4月よりテレビアニメとして放送され、それに合わせて原作の累計発行部数は120万部を突破しました。

サラリーマンである“天草亮”は、駅で見知らぬ女子高生に助けられ、その女子高生が妹の親友“有馬一花”であると知り、猛烈なアプローチを繰り返すようになります。しかし、女癖の悪い天草亮は、その過激すぎる愛情表現のせいもあり、「気持ち悪い」と拒絶されてしまいます。恋愛要素はもちろんですが、ギャグ的にも面白い作品として描かれています。

OPテーマ曲には4人組ロックバンドとして活動するACE COLLECTIONの「モノクロシティ」が起用されました。アニメ化にあたって書き下ろされた楽曲です。ロックに寄り過ぎず、ポップなリズム感に乗せられたヴォーカルの独特な歌声がたまらない曲となっています。

EDテーマ曲には、まるりとりゅうがの「リナリア」が使用されています。冒頭から悲しげな雰囲気を感じさせる楽曲となっており、歌詞からも恋愛というジャンルをピックアップしていることがわかります。ちなみに“リナリア”とは、別名で“姫金魚草”と呼ばれる花のことでもあり、花言葉には“この恋に気づいて”という意味が込められています。

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。

『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』は、作者・しめざばによって角川スニーカー文庫から刊行されているライトノベル作品です。それを元にしたアニメが、2021年4月5日より放送されています。

サラリーマンの“吉田”は、片思いをしていた相手に振られ、やけ酒をしてしまいます。そんな帰り道に路上に座り込む女子高生“紗優”と出会い、なんやかんやあって吉田は、紗優を一晩泊めることに。しかし、泥酔状態の吉田が思わぬことを口走ってしまったことがきっかけとなり、家出少女との奇妙な同居生活が始まってしまいます。微妙な距離感を描いた、もどかしくも温かさを感じさせる恋愛が本作品では描かれています。

OPテーマ曲「おもいでしりとり」には、女性声優8人の声優ユニット・DIALOGUE+が担当しています。8人の声優による合唱は、まさに素晴らしいの一言です。恋愛要素を全面的に押し出されたこのテーマ曲は、ありとあらゆる恋心が言葉となり、そして途中ではしりとりとなって歌われています。こういった遊び心のある曲も面白いですね。

作中で三島柚葉役を務める声優・石原夏織が歌うEDテーマ曲「Plastic Smile」。リズミカルな曲調を通して、恋愛やそれに伴う感情の戸惑いが歌われています。タイトルの“Plastic Smile”には作り笑いという意味もあり、作中で見せた登場人物たちの何気ない笑顔の中に隠された想いが込められています。

この記事をシェアをしよう!

この記事を書いた人

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事