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音楽以外の活動
MIYAVIは音楽以外の活動でも注目されています。特に2014年12月に公開された映画「不屈の男 アンブロークン」に俳優として出演した際には「ハリウッドデビューを果たしたミュージシャン」として様々なメディアで話題となりました。
また、2018年1月にフランスのパリで開催されたヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)の2018-19年秋冬メンズコレクションではMIYAVIがモデルを務め、パリコレデビューを果たしています。
さらに、2020年6月にはGUCCIが展開する「Gucci Off the Grid collection」の広告キャンペーンにMIYAVIが起用。日本人ミュージシャンがグローバルキャンペーンに抜擢されるのはGUCCIが1921年に創設されて以降、初の快挙となりました。
海外での活躍が目立っていますが、国内でも映画やCM、バラエティ番組などジャンルを問わず出演しています。番組では周囲に流されず自分の意見を伝えたり、電気が流れる椅子に座ってリアクションをとる姿が放送され、視聴者からは「世界的アーティストなのに大丈夫なの?」「これはまさに衝撃映像」といったコメントが聞かれました。
支援活動とMIYAVI
MIYAVIは映画出演をきっかけに出会ったアンジェリーナ・ジョリーの紹介で、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の活動を始めています。自身も難民キャンプに出向き、ギターを通じて現地の子供たちと交流を深めました。
彼の功績が認められ、2017年に日本人初のUNHCR親善大使に任命されています。
また、2023年には楽器メーカー「フェンダー」が主催したチャリティプロジェクト「Fender Charity Project」のゲストとして小・中学校を訪問。生徒たちの前で自身の楽曲を披露するだけではなく、生徒が練習している曲を一緒に演奏するなど、同じ目線に立った支援を行いました。
MIYAVIおすすめ曲
Horizon
世界デビューアルバム「MIYAVI」のリードトラックで、MVは「光の先で、ただ踊り続ける」というコンセプトを元に制作されました。監督は数々のTVCMやMVなどを手掛けてきた柿本ケンサクが務めています。
このMVでMIYAVIはG-SHOCKとコラボレーションしており、全編にわたりG-SHOCKを着用して出演。日本人で初めてG-SHOCKとコラボしたアーティストとなりました。
Fragile
MIYAVIといえば派手な衣装でギターをかき鳴らすというイメージが強いのですが、この楽曲は彼が音楽と向き合い自分自身と対話をしているような雰囲気を持っています。シンプルで懐かしさすら感じる1曲ではないでしょうか。
Ahead Of The Light
車のCMにも採用されたこの楽曲は「デコトラ」「ヤンキー」といった日本特有の文化が感じられるMVにも注目が集まりました。
発売されたのは2013年1月で、当時は震災からの復興や経済への不安を感じる世の中だったため、MIYAVIは「疾走感のあるもの、未来を感じられるものにしたかった」と、楽曲への思いを語っています。
Let Go
2014年12月10日に全世界同時配信された楽曲。英語のリリックビデオが印象的で、MIYAVIの心の声が画面を通して聞こえてくるようです。YouTubeの概要欄にはMIYAVIによる日本語訳が掲載されているので、併せてチェックしてみてください!
Fire Bird
2016年8月に発売されたアルバム「Fire Bird」のリード曲で「どんなに孤独でも前進し続ける」というアルバムコンセプトが、手塚治虫の「火の鳥」の物語とリンクしていることから、手塚プロダクションとコラボレーションした「火の鳥バージョン」のMVが制作されました。