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りりあ。
2019年秋ごろから素顔を隠して活動を始めた『りりあ。』。日本のシンガーソングライター・コレサワの弾き語りに影響され、自身もTikTokやYouTubeで弾き語り動画を投稿するようになりました。
2020年に配信リリースされた楽曲「浮気されたけどまだ好きって曲。」が注目され、LINE MUSICのウイークリーランキングで1位を獲得。この出来事がきっかけとなり、TikTokのフォロワーが100万人を超えました。
2020年末には、レーベル『VIA』と契約。トイズファクトリー内のデジタル配信に特化した新規レーベルで、りりあ。は、その第一弾アーティストとして活動することとなりました。2021年2月には、テレビ朝日『ミュージックステーション』に出演。今後の活躍が期待される女性シンガーです。
おさるのうた/高橋玄
現在は『高橋玄(たかはし げん)』として活動しているシンガーソングライター・『おさるのうた』。2019年、TikTokに投稿した「セイカツ」が話題となり、知名度と人気を獲得しました。ちなみに、当時は高校2年生でした。
彼の放つ音楽は、凄いテクニックだとか、新しい音楽性といった要素はありません。ただ純粋にシンプルで、フォークギターを片手に弾き語る音楽は、非常に親しみを感じます。
懐かしさすら感じるその音は、目新しさを求める若者としては、とてもめずらしいと思います。しかし、日常に寄り添った素朴な曲が、今回のように大きな反響を呼んだのかもしれません。そんな彼ですが、2021年よりメジャーデビューが決まり、今回話題となった曲「セイカツ」を含めた1stアルバム「あるばむ おさるのうた」がリリースされました。これからどのようにして成長していくのか、非常に楽しみな存在です。
Rin音
18歳からラッパーとして活動している『Rin音(リンネ)』。2019年には1st EP「film drip」をリリースし、後に配信リリースされた「snow jam」がTikTokで話題となり、Spotifyでは国内バイラルチャート1位を獲得。YouTubeにおいては、現在2,000万再生を超える人気曲となっています。
柔らかく儚げな歌声によって生み出される楽曲の数々。そのどれもが、音の世界を漂うような緩やかさを感じます。話題となった「snow jam」は、そんな漂いが根底となる作品です。“日本の四季”がテーマとして織り込まれ、流れる季節の緩やかさが、卓越したワードセンスによって表現されています。
2020年には、著名アーティストが参加することでも知られている『THE HOME TAKE』に出演。また、2021年には映画『キャラクター』の主題歌「Character」を、ACAね(ずっと真夜中でいいのに。)×Rin音×Yaffleとのコラボ曲として配信リリースが決定しました。新世代のラッパーとして、今後も目が離せない存在です。
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sui
2020年、当時17歳だった『sui(スイ)』は、TikTokで公開したオリジナル楽曲「エピソード」が人気となり、若きシンガーソングライターとして注目されるようになりました。
人気となった「エピソード」は、リズムカルでポップな雰囲気漂う恋愛ソングに仕上がっています。この曲に限らず、suiの制作する楽曲には、そんな軽快なリズムが刻まれている作品が多いようです。
現在も地道な活動続けており、2021年には幻想的な世界を表現したファンタジー楽曲「魔法の本より」や「君の映画のエンドロールに」を配信リリース。これからの活躍によっては、新たな次世代アーティストとして名を連ねる存在になるかもしれません。
ソノサキトマリ
シンガーソングライターの『ソノサキトマリ』は、TikTokで話題になったアーティストの1人です。2020年に猫を題材にした楽曲「吾輩は」がユーザーに注目され、SNSなどを通じて話題となりました。
アコースティックギターによって奏でられるシンプルな楽曲。その多くは歌声を強調するようなものとなっています。それによってソノサキトマリの低音ヴォイスが楽曲に生かされ、ノスタルジーな世界観を感じる取ることができるかもしれません。
今後の活動についてはまだ不明ですが、現在も定期的に動画を投稿し続けています。まだ大きな活動には繋がってはいませんが、これから飛躍するアーティストとなるかもしれません。