目次
猪俣周杜の魅力
王道のビジュアルと華のあるパフォーマンスで人気を獲得
猪俣は、タイプロの2次審査からその美しいビジュアルで注目を集めました。
Kis-My-Ft2の千賀健永やTOBEに移籍した平野紫耀に似ているという声が上がるなど、王道のアイドルらしい端正な顔立ちをしています。
そんな猪俣が一層人気を獲得した理由は、自分の苦手分野にも向き合うことで毎回成長した姿を見せたからではないでしょうか。
第4次審査の『Purple Rain』では、冒頭のソロパートからイケメンならではの振り付けで魅了し、1番のダンスシーン終了後も安定した歌唱を披露。
自分の見せ場だけでなく、グループのバランスをきちんととれるメンバーであることを堅実にアピールしていました。
第5次審査の『革命のDancin’ night』は、猪俣にとって新たな挑戦となった楽曲です。
こちらは過去の課題曲とは異なるテイストの楽曲で、ブロードウェイを思わせるような華やかなシアターダンスが特徴です。
中間発表では、安定したパフォーマンスを披露した『革命のDancin’ night』チームでしたが、プロデュースを担当した佐藤勝利は、さらにヘッドセットマイクからハンドマイクへの変更とターンをシングルからダブルに変更することを要求しました。
ダブルターンに慣れていなかった猪俣は、他の候補生たちからアドバイスを貰いながら夜な夜な練習を重ね、本番では見事に成功させています。
また、同楽曲においてラストのサビでは、最も目立つ滑り込みの振りがソロパートで振り分けられており、佐藤からは「全員でこのパートを奪いに来てほしい」と事前に通達がありました。
チームワークだけでなく、ソロでどれだけ魅せられるかという積極性も試された第5次審査。
当初、このポジションは猪俣に割り振られていましたが、最終的に佐藤は浜川路己を指名しました。
猪俣は、自分が選ばれなかったことに悔しさを滲ませましたが、「チームの士気を下げたくない」という想いから、どうして自分じゃないのかと聞きたくても聞けなかったとのちに明かしています。
これまで自分の長所よりも短所に目が向きがちだったことで、どこか不安げな印象が強かった猪俣。
しかし、度重なる審査を乗り越えながら、自分と向き合い続けた彼の軌跡がパフォーマンスに自信として表れるようになりました。
猪俣は、他の候補生から「努力ハンパないと思った候補生」1位に選ばれており、ライバルも認めるほどの努力家であることが伝わってきます。
最終選考の課題曲『RUN』では、候補全員で溢れる想いを噛み締めながら情熱的なパフォーマンスを披露しました。
中でも、涙を耐えながら懸命に歌う猪俣と、彼の想いを汲み取りながら包み込むように猪俣を抱きしめる本多大夢のハグシーンは、『タイプロ』の集大成として大きな注目を集めました。
男性アイドル・8iper時代の活躍
『タイプロ』に参加する前は、男性アイドルグループの8iperとして活動していた猪俣。
彼らは、2022年のグループ結成と同時に寮で共同生活を始め、その模様を度々YouTubeで配信してきました。
timeleszとはまた異なる可愛らしいテイストが猪俣の魅力を引き出しているので、ぜひ8iper時代の楽曲もご覧ください。
8iperの動画では、メンバーの素を感じられるような企画が多数上がっています。
1年に1度のペースで打ち出していた「学力テスト」では、猪俣が毎回最下位に輝いており、この当時からド天然ぶりを発揮してきました。
問題用紙に設けられた「自由に使える空欄」において、猪俣は「俺に負けたやつ、全員ジュースオゴレ!!!」と自信満々に書き、見事に伏線回収しています。
こちらの動画では、8iperを卒業する猪俣が他のメンバーに手紙を書いてきた回を見ることができます。
丁寧に言葉を紡ぐ猪俣の姿に、彼がどれだけメンバーを大切にしながら活動してきたのかが伝わってくるのではないでしょうか。
予測不可能なド天然キャラが魅力!バラエティでの活躍に期待
猪俣は、そのド天然ぶりでオーディション中から注目を集めてきたメンバーです。
『タイプロ』中、塗装業としてテロップが出続けていた猪俣ですが、実は実家が塗装屋というだけで実質経理担当だったことが後に判明しています。
この他にも、運転の話をしているにもかかわらず「駐車」を「注射」と間違えたり、「everything」を「毎日」と勘違いするなど、言葉の勘違いが多い猪俣。
一方で意外と策士な一面もあり、書類選考では他の候補生に埋もれないよう、あえて5通の履歴書を送付。
写真も定型サイズより大きいものを添付するなど、書面上からアピールしていたのだそうです。
また、ダンストレーナーのNOSUKEとのやりとりが面白すぎると話題になりました。
NOSUKE「トレンディって、どういう意味だと思う?」
猪俣「(トレンディエンジェルの)たかしさん…?」
NOSUKE「一本筋が通ってる男性のことだよ」
猪俣「ゴルゴ13みたいな感じですか?」
NOSUKE「ちょっと濃ゆいな…」
厳しい指導で候補生たちを震え上がらせてきたNOSUKEをも翻弄する猪俣の天然ぶりが垣間見えるエピソードでした。
timeleszのメンバーが決定後に出演したラジオ『timeleszのQrzone』でも、猪俣イズムは留まることを知りません。
2025年2月28日放送回では、原、橋本、猪俣、篠塚の新メンバーのみ(寺西は仕事で欠席)でパーソナリティを担当。
同回では、猪俣の天然ぶりを買ったスタッフが「猪俣の思考回路を読むクイズ」を発案し、原、橋本、篠塚が回答に挑戦しました。
1問目は「パッと思いついた偉人の名前」がお題だったのですが、原や篠塚が「坂本龍馬」「木村拓哉」と王道寄りの回答をする中、橋本は「周杜に漢字の概念はないから恐らく横文字」「ナポレオンを勘違いしてナポリタンみたいな」と猪俣の思考回路を予想し、まさかの正解(ナポリタン)を叩き出しました。
timelesz全員で『ニノさん』に出演した際には、特技として飴の早食い+ドラゴンボールの悟空のモノマネを披露しています。
一言しかモノマネができないため、その間を大先輩である吉村崇(平成ノブシコブシ)に無茶ぶりする等、バラエティ初出演にしてとんでもない大物ぶりを発揮。
菊池、佐藤、松島は、猪俣の動じない姿を絶賛し、今後の伸びしろを見せつけた出演回となりました。
2025年3月末には、二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)の冠番組『ニカゲーム』に単独出演し、堂々と珍回答連発するなど、他の出演を振り回しながら唯一無二の存在感を見せつけています。
今後のバラエティでの活躍にさらなる期待が掛かっているメンバーです。
最後に
今回は、timeleszの新メンバー・猪俣周杜を取り上げ、プロフィールや経歴と共に魅力を徹底解説してきました。
生粋の愛されキャラとして、これからもたくさんの魅力をファンに届けてくれることでしょう。
今後も、猪俣周杜の活躍から目が離せません。
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