欅坂46の不動のセンターとして活躍していた、“てち”こと平手友梨奈さん。
天才的な表現力やストイックさ、イタズラ好きなところ、礼儀正しくて優しいところなどが魅力です。
現在は女優やダンサーなど、表現者としてさまざまな場面で活躍中。
今回は平手友梨奈さんのプロフィールや経歴、魅力、おすすめ楽曲を徹底解説します。
目次
欅坂46とは?
欅坂46は、坂道シリーズ第2弾として2015年8月21に結成。
翌年4月6日に『サイレントマジョリティー』でデビューすると、“クールなパフォーマンスでアイドルの概念を覆すグループ”としてたちまち注目を浴びました。
2020年10月14日に櫻坂46に改名し、現在もキレのあるダンスとカッコいい世界観で世界中を魅了しています。
欅坂46として最初で最後のドキュメンタリー映画『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』もぜひご覧ください。
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平手友梨奈ってどんな人?経歴も紹介!
- 生年月日:2001年6月25日
- 出身:愛知県
- 身長:163cm
- あだ名:てち、てっちゃん、キャロてち、バブ、カワウソ
- 性格:人見知り、ピュア、優しい、自信がない、イタズラ好き
- 特技:表現すること
- 好きなもの:ものづくり、子ども、犬、お笑い
- 苦手なもの:もつ、ネギ、ブラックコーヒー
平手友梨奈さんは欅坂46の元メンバーで、現在は女優やダンサーなど表現者として幅広い分野で活躍。
常に、未来よりも“今この瞬間”を大事にして一生懸命に生きている方です。
デビュー前にお兄さんが考案したキャッチコピーは「まさに駆け出し!何色にも染まっていない、まっさらなアイドル」。
元メンバー・石森虹花さんからカワウソに似ていると言われたのをきっかけに、カワウソと呼ばれることも。
オーディションに合格して欅坂46としてデビュー
小さい頃は、声が大きくて元気な子どもだったそうです。
しかし、中学校に入学するとクラスに馴染めなくて明るい性格を出せなくなります。
そこで、「自分の良さを活かして誰かに勇気を与える存在になりたい」と考えるようになりました。
また、あまり周りに期待されることがなく、やりたいことも見つからず留学も考えていたそう。
そんなときにテレビで乃木坂46の『制服のマネキン』のMVを見て、曲の世界観や生駒里奈さんの表現力に衝撃を受けて乃木坂46を好きになりました。
中学2年生のときに、自分を変えたいという思いでオーディションに応募し、最年少で合格。
2015年11月に行われた「お見立て会」では、握手会ランキング4位を獲得。
深層心理を探る企画では「最もアイドルに向いているメンバー1位」に選ばれました。
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欅坂46の全楽曲でセンターを務める
欅坂46全メンバー参加の楽曲では、すべて平手友梨奈さんがセンターを務めました。(9thシングル『誰がその鐘を鳴らすのか?』はセンターなし)
最年少だからと甘えず、積極的にダンスや演出などに意見を出してグループ力の向上に大きく貢献。
センターに選ばれ続けたことに対しては、「できない、自信がついてから立ちたい」と葛藤していたことを明かしています。
しかし、センターに抜擢されたからには「楽曲のメッセージをきちんと届けたい」と全力で取り組んでいたそうです。
オーディションに合格したときから、ずっと変わらず「良い作品をつくって、たくさんの人を勇気づけたい」という思いを持ち続け、欅坂46のメンバー全員で世界中の人に勇気を与え続けました。
ケガや不調がありながらも活動を全う
2017年5月には声が出なくなりながらも握手会に参加し、約2か月後には声が復活。
同年6月の握手会では「発煙筒事件」が勃発。(詳細は関連記事)
さらに12月の「紅白歌合戦」で『不協和音』を披露した際は、すべての精神力と体力をダンスに注いだことで過呼吸になりました。
「紅白歌合戦」が終わった後にメンバーへ「欅坂46から距離を置きたい」と活動休止を相談しますが、一旦は活動継続を決めます。
2018年1月には上腕三頭筋を損傷して全治1か月と診断され、武道館3daysのライブはけやき坂46(現日向坂46)が務めることに。
冠番組や音楽番組で発言する機会が少なくなったり、前髪で目を隠すようになったりなど元気がない様子で心配の声が広がりました。
しかし、レギュラー出演していたラジオ「SCHOOL OF LOCK!」では以前と同じように元気にはしゃいでいたので、ファンは心配しつつも温かく見守っていました。
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映画やラジオでも活躍
2017年4月17日から「SCHOOL OF LOCK!」で「平手友梨奈のGIRLS LOCKS!」のコーナーを持ち、欅坂46を脱退した後の2020年3月19日まで担当。
5歳から80代の方までさまざまなリスナーからメールが届き、平手友梨奈さんが老若男女から愛されていることを実感する番組でした。
同年12月に「FNS歌謡祭」で平井堅さんと『ノンフィクション』でコラボし、圧巻のパフォーマンスで視聴者に衝撃を与えました。
平手友梨奈さんのパフォーマンスに影響を受けて、平井堅さんは『知らないんでしょ』をリリース。
2018年9月14日公開の『響-HIBIKI-』では、鮎喰響(あくい ひびき)役で初主演。
「第31回日刊スポーツ映画大賞」で新人賞を、「第42回日本アカデミー賞」では新人俳優賞を受賞しました。
「ミルミル」「24h cosme」といったCMにもソロ出演し、2019年2月27日発売、SEKAI NO OWARIの『スターゲイザー』のMVにも出演。
平手友梨奈さん自身が振り付けしたダンスにも注目です。
2020年1月23日、欅坂46を脱退
2020年1月23日、欅坂46の公式サイトで平手友梨奈さんの脱退を発表。(本人の意向で「卒業」ではなく「脱退」)
その日の夜にラジオで自ら報告し、「(脱退の理由を)今は話したいと思わないので、話したいと思ったときにお話させていただこうと思います」と言及。
メンバーには2019年の「紅白歌合戦」が終わった後に、1人ひとりとしっかり抱き合いながら脱退を報告しました。
原田葵さんや田村保乃さん、関有美子さんなど、中には泣き出してしまうメンバーも。
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現在は女優やダンサーなど表現者として活躍中
脱退発表から約1か月後の2020年3月4日、平手友梨奈さんの公式サイトが開設されてファンから喜びの声が殺到。
事務所は、欅坂46から引き続いて「Seed & Flower合同会社」に所属。
2020年7月3日公開、Mrs. GREEN APPLEの『WanteD! WanteD!』のアナザーストーリーMVに平手友梨奈さんがソロ出演。
同年8月には「FNS歌謡祭」で森山直太朗さんと『生きていることが辛いなら』でコラボし、みおしめじさんとパフォーマンス。
ファッションブランド「ANREALAGE(アンリアレイジ)」の「2021年春夏パリコレクション」オープニング映像にも起用されました。
2021年4月23日からラジオ「SCHOOL OF LOCS!」内で「平手LOCKS!」のコーナー持ち、第3金曜日を担当しています。
同年8月からは、シャネルのショートムービーにも登場。
12月8日には「FNS歌謡祭」でビリー・アイリッシュさんの「No Time To Die」をパフォーマンス。
映画『さんかく窓の外側は夜』『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』や、ドラマ『ドラゴン桜 第2シリーズ』にも出演。
2021年12月にはスペシャルドラマ『風の向こうへ駆け抜けろ』で、ドラマ初主演を務めました。
ハーゲンダッツや、デジタルハリウッド大学などのCMにも出演。
また「ヤバイキング」「しゃべくり007」など、バラエティ番組にも多数出演して楽しそうな姿を見せてくれます。
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平手友梨奈の魅力!人気の理由は?
一目で心を掴まれる天才的なダンス・表現力
平手友梨奈さんのダンスや表現は、一目で心を掴まれるほどの力を持っています。
特に目で訴える力が長けており、曲や役柄によって目の表情が異なるのも注目ポイントです。
本人は、ダンスや歌に自信があるわけではないそう。
総合プロデューサーの秋元康さんは、「二度と会えない天才」と絶賛。
2017年12月、「FNS歌謡祭」で平井堅さんとコラボした際に振り付けを担当したCRE8BOYの山川雄紀さんと秋元類さんは、「気持ちを込めて踊るダンスがずば抜けてすごい」「(16歳の時点で)ダンサーとして完成しちゃっている」と言及。
他にも、映画『響-HIBIKI-』の月川翔監督は「作品をよくするために一緒に走ってくれる人という意味で平手さんはクリエイターだ」、映画『さんかく窓の外側は夜』の森ガキ侑大監督は「ゾクッとする芝居」と賞賛しました。
ものづくりにストイック
アイドルとして芸能界デビューしたときから、ストイックにものづくりに取り組んでいるところが魅力。
ダンス・歌・芝居など幅広く活動していますが、平手友梨奈さんにとっては「どれも表現するための手段」であまり違いを感じないそう。
表現者として「目の前にいる“誰か”に寄り添って、救いたい」という思いを持ち続けており、メンバーや共演者、監督、脚本家、振付師など誰とでも丁寧に話し合うことを心がけています。
そのため、「自分がやりたいこと・伝えたいこと」を表現しているのではなく、歌詞や脚本などに合わせて「自分が伝えないといけないこと」を表現することに全力を注いでいるそうです。
しかし「きちんと伝えられているのか自信はない」と、自信がないからこそストイックに向き合っていることも話しています。
イタズラ好きでお茶目
平手友梨奈さんは、イタズラ好きでお茶目な一面を持っているのがかわいくて魅力です。
「自分では普通の女の子だと思っている」と言い、困っている顔が好きで周囲の人によくイタズラをしているとのこと。
欅坂46としてデビューした頃は、「本番と控室でギャップが激しいメンバー」にもランクインしました。
- 音楽番組の収録があるのに、同期の小林由依さんに濃いチークを塗る
- 志尊淳さんのスマホケースにマジックで“てち”(平手友梨奈さんのあだ名)と書く
- メイクさんのスマホで約200枚も自撮りをする
などなど。
メンバーや共演者、スタッフにイタズラすることが多く、周囲の人から広く愛される理由でもあります。
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礼儀正しくて優しい
礼儀正しくて優しいところも、平手友梨奈さんの大きな魅力。
スタッフや報道陣に深くお辞儀したり、ライブや音楽番組でファンに向かって90度よりも深く頭を下げたりなど、口数は少ないけれど周囲の人に丁寧に接しています。
映画撮影の際も、エキストラ一人ひとりに「今日はありがとうございました」と頭を下げながら見送っていたそう。
また、各メンバーも「平手は常にグループやメンバーを大事に思ってくれている」と感謝していました。
欅坂46時代のおすすめソロ楽曲2つ
渋谷からPARCOが消えた日
2017年7月19日発売、1stアルバム『真っ白なものは汚したくなる』の収録曲。
欅坂46時代に担当していたラジオ「SCHOOL OF LOCK!」で、65歳の女性から「ライブ映像で見て、16歳なのに声量とゾクッとする色気がすごくてハマっちゃった」と言われたことも。
顔の小ささと脚の長さが赤スーツに映えており、クールかつセクシーなMVに仕上がっています。
角を曲がる
2018年9月14日公開、平手友梨奈さん主演の映画『響 -HIBIKI-』の主題歌。
映画監督の月川翔さんがMVの監督も務め、翌年9月20日にMVが公開されました。
「自分らしさ」に悩んで葛藤する少年少女の心情を歌っており、コンテンポラリーダンスと平手友梨奈さんの表現力に引き込まれます。
ライブパフォーマンスでは振り付けが異なるので、ぜひ「欅坂46 LIVE at 東京ドーム ~ARENA TOUR 2019 FINAL~」を観るのがおすすめです。
ソロデビュー後にリリースした楽曲2つ
ダンスの理由
2020年12月25日に、ソロデビュー後初めてリリースされた楽曲。
作曲家の辻村有記さん・伊藤賢さんと一緒に、平手友梨奈さんも作曲に携わっています。
この楽曲を通して「1人きりで泣いている誰か」に勇気をあげるために、パフォーマンスしているそうです。
アイドル時代よりも歌声の強さが増しており、歌詞のメッセージがより響きます。
かけがえのない世界
2021年9月24日にリリースされた曲で、平手友梨奈さんも作曲に関わっています。
「メロディ・踊りのポップさと重い歌詞のアンバランスさ」が魅力だと、平手友梨奈さんは語っています。
「まるでマイケル・ジャクソンだ」と評価されるほどキレのあるダンスや、マックスまで感情が爆発したような歌い方、平手友梨奈さんの弾ける笑顔にも注目。
まとめ
元欅坂46の平手友梨奈さんについてプロフィールや経歴、魅力、おすすめ楽曲を紹介しました。
天才的な表現力やストイックさ、イタズラ好きでかわいいところ、礼儀正しくて優しいところなど魅力がたくさんある方です。
“誰か”のために表現していると語るほど、平手友梨奈さんは使命感のようなものを持って活動しています。
平手友梨奈さんのこれからの活動や人生を、ファンのみなさんで温かく見守っていきましょう!
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