なにわ男子 【Jr.時代オリ曲完全解説】アルバム『1st Love』収録の全11曲を徹底解説

なにわ男子 【Jr.時代オリ曲完全解説】アルバム『1st Love』収録の全11曲を徹底解説

「僕空~足跡のない未来~」-はっすん大優勝-

なにわ男子の“元気”がギュッと詰まった楽曲が、僕空~足跡のない未来~です。

「GO!GO!EXPO」のテーマソングとして作られたこの曲は、リーダーの大橋和也さんがセンターを務めています。

とにかく元気でパワフルな楽曲なので、くっしゃくしゃの笑顔としゃかりきダンスが特徴の大橋さんがセンターなのは大正解!
聴いているだけで、つい笑顔になってしまうような素敵な曲となっています。

途中「なぁ、一緒に行こう!」という大橋さんのセリフがあるのですが、メンバーの藤原丈一郎さん曰く、レコーディングではその一言をいろいろな言い方で何パターンも録り直していたそうです。

たった一言ではありますが、その「なぁ、一緒に行こう!」を聴くとなぜか背中を押してもらった気分になるので不思議ですよね。

他のオリジナル曲に比べるとそこまで披露する場が多くはなかったのですが、公式YouTubeで公開された動画が3ヶ月で500万回近く再生される人気っぷり。
隠れたファンの多い名曲とも言えるでしょう。

「2 Faced」-なにわ男子の新たな一面を発見-

結成後しばらくは爽やかだったり、王道アイドルっぽかったりと、優等生な雰囲気を身にまとっていたなにわ男子ですが、そのイメージをがらりと覆したのが、2 Facedです。

ライブでは炎の演出が入り、メンバーからは笑顔が消えます。
これまで見せてきた優等生さはどこへやら、ニヒルな笑いすら挟んでくるクールななにわ男子に、なにふぁむたちは戸惑いを隠せません。

注目すべきは衣装です。
衣装担当を務める長尾謙杜さんが、メンバー1人ひとりのイメージに合わせて作った衣装で、クロスハーネスやチョーカー、スカジャンといった、これまでのイメージとは180度異なるアイテムが使われています。

これにより、なにわ男子の新しい一面を印象付けることに大成功!
「こんなかっこいいパフォーマンスもできるのか」と、ファンを驚かせることとなりました。

ただ、どのグループにも言えることですが、イメチェン時にはどうしてもファンが推しとの距離を感じてしまいがちです。
しかし、そこはできる子な長尾さん。
衣装で距離感を縮めてくれていることを知っていますか?

実は2 FacedではVANSのオールドスクールが採用されています。
これはただテイストに合っているからという理由だけでなく、ファンがお揃いにできるからという理由もあるのだとか。

ここまで考えた衣装選定ができるなんて、長尾さんの末恐ろしさ(褒め言葉)をも感じさせる楽曲です。

「Seven Stars」-個性あふれる自己紹介曲-

デビューコンサートが決まったなにわ男子。
参戦予定のなにふぁむが、絶対に押さえておきたい楽曲がSeven Starsです。

Seven Starsは、いわゆる自己紹介曲
メンバー同士で曲に合わせて他己紹介していきます。
紹介される順番は、西畑大吾さん→大西流星さん→長尾謙杜さん→道枝駿佑さん→高橋恭平さん→藤原丈一郎さん→大橋和也さんです。

歌詞はもちろん、曲調もメンバーによって変わっていくのが面白いところ。
特に野球好きとして知られる藤原丈一郎さんの紹介部分では、野球の応援歌がMIXされています。
メンバーの特徴が1発で把握できる、神曲とも言えるでしょう。

また、紹介ラップの最後にメンバーが1人ひとり挟んでいくセリフも注目です。
どのメンバーもファン心を分かっているセリフで、ライブでは黄色い悲鳴だけでなく、悶絶するような声にならない声まで聞こえてきます。

その時々で変わるセリフを、参戦時にはぜひ堪能してくださいね。

「Shall we…?」-和テイストな大人曲-

なにわ男子がこれまで披露してきた楽曲の中で、唯一“和”テイストな曲がShall we…?です。
随所に和楽器が用いられ、目を閉じて聴いているとなぜか桜の散る光景が目に浮かぶような不思議な曲調となっています。

衣装ももちろん和装。
メンバーカラーを基調とした袴のようなデザインで、ダンスに合わせてヒラリと舞い上がる姿は趣すら感じられます。
それでいてジャニーズらしくキラキラとした装飾も施されているので、ステージ上でとても映えるとファンからも評判です。

センターは高橋恭平さんが務めています。
高橋さんのスラリとした長身は和装がよく似合い、ステージに立つと自然と視線が集まる状態です。
リスペクトの想いを込めて名前を出すと、元KAT-TUNの赤西仁さんっぽさを感じさせるほど、Shall we…?の高橋さんは儚く輝いています。

もちろん、他のメンバーもこれまでの楽曲とは違う魅力が発揮されているShall we…?。
和装ならではの雰囲気を、ぜひ楽しんでください。

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