なにわ男子 【Jr.時代オリ曲完全解説】アルバム『1st Love』収録の全11曲を徹底解説

なにわ男子 【Jr.時代オリ曲完全解説】アルバム『1st Love』収録の全11曲を徹底解説

「Soda Pop Love」-メンバーの肘がかわいい-

なにわ男子らしい、ピュアで優しい雰囲気に包まれた楽曲がSoda Pop Loveです。
どこを切り取ってもとにかくかわいいSoda Pop Love。

地声と裏声の切り替えが上手すぎてたまらない大西さんの歌声から始まる楽曲で、前回のアリーナツアー「なにわ男子 First Arena Tour 2021 #なにわ男子しか勝たん」では浴衣衣装にシャボン玉の演出で、爽やかに歌い上げました。

しかし、SNSでSoda Pop Loveについて検索してみると、肘について話しているなにふぁむが多く見られます。
実はこれ、メンバーたちのかわいい悪ふざけから来ているんです。

「なにわ男子 First Arena Tour 2021 #なにわ男子しか勝たん」では、アンコールでもSoda Pop Loveを披露した、なにわ男子。
曲中の「Fizzy Fizzy(フィジー フィジー)」というフレーズを、「肘 肘~」に言い換えながら、左右の肘を交互に突き出して遊んでいる姿が可愛すぎると、ファンの間で話題になりました。

本編ではきっちりと、アンコールではお遊びを見せてくれるなにわ男子。
サービス精神旺盛です!

「Time View~果てなく続く道~」-歌詞と歌割りに注目-


※9:32~

ファンにとっては言わずと知れた名曲の、Time View~果てなく続く道~

道枝駿佑さんが作詞をした楽曲で、メンバーの苦悩や葛藤をリアルな言葉で表現しています。
作詞時はまだデビューが決まっていなかったはずなのに、まるで未来が分かっていたかのような“今”のなにわ男子を表した歌詞になっているので、驚きですよね。

歌詞だけでもグッとくるのですが、歌割りも完璧
それぞれのメンバーにピッタリな歌詞が割り当てられています。

やはりメンバーたちも歌唱中に色々な想いが駆け巡るようで、歌いながら涙を流すことがしばしば。
ファンにもその想いがダイレクトに伝わってくる貴重な楽曲です。

特に大橋さんがメンバーの方を向いて歌う落ちサビは、大橋さんのリーダーとしての想いが伝わってきます。

「夜這星」-夏の夜に聴きたい儚い世界観-


※3:32~

大西流星さんが主演を務めたドラマ「夢中さ、きみに。」の主題歌として知られている、夜這星
なにわ男子としては珍しいバラードで、幻想的な世界観が素敵だとファンからも人気の高い楽曲です。

センターを務めるのはもちろん、大西流星さん。
ソロパートが多く設けられているのですが、透明感あふれる美声で伸びやかに歌い上げるあたり、「さすが大西プロ」という言葉に尽きます。

そこに他メンバーの歌声が集まることで、鳥肌が立つほど儚く完成度の高い楽曲へ仕上がっていく過程は、呼吸をするのも忘れてしまうほど圧巻です。

さらに注目したいのは、ダンスです。

動き自体は曲に合わせてゆっくりではあるものの、大きな振りでフォーメーション移動も多め。
指先まで意識したなめらかさと、観客を飽きさせないダイナミックさが共存した、意外とハードなダンスとなっています。

あまりに心地よい歌声なので歌ばかり注目してしまいますが、コンサートではぜひダンスパフォーマンスも楽しんでくださいね。

「夢わたし」-高校球児の背中を押した名曲-

2021年の「夏の高校野球応援ソング」・「熱闘甲子園」のテーマソングに選ばれた、夢わたし
全高校球児の背中を押したと言っても過言ではない名曲で、公式YouTubeに投稿された歌唱動画はすでに700万回以上再生されています。

キラキラとしたアイドルソングというよりは、バラード寄りの落ち着いた楽曲です。
メンバーの優しい歌声と1つひとつの歌詞が胸に響きます。

「夢わたし」というタイトルは、藤原丈一郎さんが発案しました。
選手1人ひとりに「私の夢」があり、甲子園は先輩から後輩へ「夢を渡し」ていく場所という2つの意味が込められています。

2020年は新型コロナウイルスの影響で大会自体が中止となってしまったため、出場が叶わなかった先輩たちの想いも一緒に背負った2021年の高校球児たち。
夢わたしというタイトルに、多くの高校球児が共感したのではないでしょうか。

7人揃って歌う部分は、誰かの歌声が目立つでもなく、7人で心地よいハーモニーを響かせています。
まさにチームプレー。

野球と同じく、チームワークで素敵な歌声を届けてくれました。

この記事をシェアをしよう!

この記事を書いた人

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事