1973年といえば、現在もなお子供から大人まで広く愛されている「ドラえもん」がアニメ放映開始となった年でした。
またこの年には「バビル2世」、「エースをねらえ」、「キューティハニー」など、後世に残る名作アニメがたくさん生まれた年でした。
そんな年を象徴するように、この年のヒット曲は今もなお歌い継がれている曲のオンパレード!
そんな中から、代表曲をご紹介していこうと思います!
目次
1973年のヒットソング
てんとう虫のサンバ〜チェリッシュ
今も結婚式での定番ソングとして人気の高いこの曲は、この年に生まれました。
のちに実際にも夫婦になられたチェリッシュのお二人がやさしく歌うこの歌。
明るく軽やかなメロディと「森の小さな教会で、結婚式をあげました」というかわいらしい歌詞とメロディーで、40万枚以上が売れた大ヒット曲となりました。
わたしの青い鳥〜桜田淳子
「ようこそここへ、クッククック」という出だしがとても鮮烈な印象を残すこちらは、桜田淳子さんの3枚目のシングルとしてリリースされました。
クッククック、という歌詞は、もともとはランラン、という感じのものだったとか。ランラン、だとだいぶ印象が違いますよね!
淳子さんのキュートなルックスと、大人びたミドルトーンの声のギャップも相まって大ヒットとなり、その年のレコード大賞最優秀新人賞、日本歌謡大賞・放送音楽新人賞、の当時の2大タイトルを獲得しました。
個人授業〜フィンガー5
沖縄出身の玉元兄弟による「フィンガー5」のスーパーヒット曲!
ちなみにグループ名は、当時アメリカで大ヒットしていた5人兄弟によるグループ「ジャクソン5」を意識して命名されたとか。
メインボーカルの晃さんはなんと当時小学生!
子供ばなれした素晴らしい歌唱力と、トレードマークの特大サングラスが大人気となり、145万枚ものミリオンセラーとなりました。
「学校帰りの道で じっと待つこの身はつらい」なんていう、ちょっと大人びた少年が見え隠れするのも可愛らしいですね!
神田川〜かぐや姫
神田川、という名前を聞くだけで「あなたはもう忘れたかしら」という出だしの歌詞とメロディが浮かんでしまうこの曲。
1973年のヒット曲、実に200万枚を売り上げた、かぐや姫最大のヒット曲です。
シンプルなコードで綴られるフォークギターでの弾き語りで歌われる「三畳一間の下宿」「小さな石鹸がカタカタ」といった、貧しくも若く青い二人の男女のリアルな風景。
それがありありと描き出されたこの曲は、当時の人のみならず今の若い方々にもどこか共感を呼ぶことが、長く愛される曲である理由でもあるのでしょうか。
わたしの彼は左きき〜麻丘めぐみ
トレードマークでもあり、当時の女性の間でもブームとなった「姫カット」、そしてビビッドな色のミニスカートで歌う姿がとてもキュートだった麻丘めぐみさんのヒット曲。
当時オリコンチャート週間1位も獲得しました。
「私のわたしの彼は〜ひだりきき!」と歌う最後の部分での手の振りもとてもかわいらしく印象的です。
この曲のヒットで左利きが一般的にも認められるきっかけになったとも言われているんですよ!
情熱の嵐〜西城秀樹
「君が望むなら」“ひできーー!”のファンのコールまでが曲と一体化しているほどマッチしているこちらの曲は西城秀樹さんの五枚目のシングル。
オリコンチャートベスト10にもなった大ヒット曲です。
歪みギターとラテンパーカッション、分厚いアレンジのブラスサウンドと秀樹さんの「ウー!」というため息で始まるイントロはまさにタイトル通りの「情熱の嵐」です!
心の旅〜チューリップ
「あーだから今夜だけは君を抱いていたい」この出だしでぐっと心をわしづかみにされてしまうこちらの曲は、チューリップの3枚目のシングルとして発売されました。
このシングルが売れなかったらもう地元に帰ろうという話まで出ていたとか。
オリコンチャート1位まで獲得した大ヒット曲になり、また色々なアーティストにもカバーされています。
まとめ
1973年のヒット曲、いかがでしたでしょうか?
この年のヒット曲は、出だしにとてもインパクトがありますね!それも長く愛される理由なのかもしれません。
ぜひ聞いてみてくださいね。