日本各地が豪雪被害に見舞われて幕を開けた2006年。
それまでの「一億総中流社会」は崩れ、「勝ち組負け組」なる言葉が生まれたのもこの年でした。
そんな不安定な時代において、よく耳にしたのがこの10曲です。
世相を反映し、応援曲、心の声を吐露した曲が多かったように思われます。
この当時はどんな曲が人気だったんだろう?
名曲は毎年生まれているからね!
2006年に流行った曲をチェックしてみよう!
読んだ後カラオケ不可避当時を思い出してしまうこと必至な、懐かしの2006年に流行ったあの名曲達をまとめてみました!
目次
2006年のヒット曲まとめ
KAT-TUN「Real Face」
「ギリギリでいつも生きていたいから」「リアルを見つけにいこう」という歌詞は
ワイルドな個性派グループKAT-TUNそのものを表現していた様に思えました。
2006年3月、KAT-TUNが5年のときを経て、発表したデビューシングルが「Real Face」です。
デビュー以来、3週連続のオリコン1位だけでなく、2006年度年間1位をも獲得し、まさに記録ずくめの作品となりました。
レミオロメン「粉雪」
テレビドラマ『1リットルの涙』の挿入歌であった「粉雪」
山梨出身のこのロックバンドにとって8枚目のシングルであった「粉雪」は、レミオロメンという名を一躍世に広めました。
「二人の孤独を分け合う事が出来たのかい」と粉雪そのものに呼びかける歌詞は、ドラマの主人公自身が語っている様にも感じられ、そのメロディーとともにこれからも、忘れられることのない名曲と言えるでしょう。
修二と彰「青春アミーゴ」
テレビドラマ『野ブタ。をプロデュース』から派生したユニット修二(亀梨和也)と彰(山下智久)のデビューシングルがこの「青春アミーゴ」です。
ドラマ人気も相まって発売4日にして100万枚を売り上げ、日本のみならず、スウェーデン、台湾でもリリースされました。
歌詞の最後「なぜだろう 思い出した景色は 旅立つ日の綺麗な空 抱きしめて」には、いつも二人でひとつだった青春への別れと、まだ見ぬ世界への希望が垣間見える気がします。
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EXILE「ただ…逢いたくて」
EXILEの19枚目のシングルが「ただ…逢いたくて」です。
今や日本では知らない人はいないであろうダンス&ボーカルユニットEXILE。
ノリのいいメロディーと魅せるダンスが売りだったEXILEにも、聞かせるバラードができることを実証した名ナンバーとなりました。
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Mr.Children「しるし」
「しるし」は「innocentworld」から数えて25作連続オリコン初登場1位という快挙を達成しました。
1989年の結成以来、J-POPをリードし続けているMr.Children。
まるで心の呟きを書き留めたかの様なその歌詞は、届いているのかどうかわからない、愛しい人を想う心の声そのものこそ、二人のしるしなのだと、優しく語りかけてきます。
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湘南乃風「純恋歌」
瞬く間に日本を代表するレゲエグループへと駆け上がって行きました。
結成からインディーズ活動を続けていた湘南乃風も、2004年に晴れてメジャーデビューを果たします。
億千の星の中で最も光っているあなたへ向けた、とても純粋なラブレター。
湘南乃風最大のロングヒットを飛ばした「純恋歌」なのです。
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Kaoru Amane「タイヨウのうた」
テレビドラマ「タイヨウのうた」のヒロイン雨音薫(沢尻エリカ)がKaoru Amaneとして発表したのが「タイヨウのうた」です。
太陽に当たるとXP(色素性乾皮症)という難病を発症してしまうため、昼夜逆転した生活を送らねばならない彼女。
そんな中でも自らを表現できる歌に全てをかけて、その短い生涯を生ききっていきました。
女性アーティストのシングルデビュー曲としては、オリコン史上初めて、初登場より5週連続のトップ3入りに輝いたこの曲。
Kaoru Amaneの気持ちそのものを切々と語るその歌詞は、聞く人の心に直接訴えかけてくる力を持っています。
BUMP OF CHICKEN「supernova」
千葉出身の4人組ロックバンドBUMP OF CHICKENが発表した11枚目のシングル「supernova」
ゴスペルを意識したとも言われる歌詞のないサビの部分が印象的なこの曲は、自身初のオリコン年間トップ10入りを果たしました。
「本当の存在は居なくなっても ここに居る 僕らの時は 止まらないで動くんだ」という未来を想像させるその歌詞は、卒業式など、別れの歌として今も愛され続けています。
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SMAP「Dear WOMAN」
言わずと知れたスーパーアイドルSMAP。
彼らほど多くの人に愛されたアイドルは他にはいませんでした。
そのタイトル通り女性を応援するこの歌は、化粧品会社のコマーシャルソングとして採用されたこともあり、聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。
「君が君でいることがとても美しい」女性の社会進出がなかなか進まない日本において、これほどまでに女性を賛美している曲はありません。
倖田來末「人魚姫」
32枚目のシングル「4 hot wave」の中に収められていたのが「人魚姫」です。
童話の人魚姫をモチーフにして、乙女の結ばれぬ恋心を赤裸々に語っているこの曲。
そんな繊細なコンセプトをハードロックの形で表現できるアーティストは、倖田來末をおいて他にはいないでしょう。