日本有数の豪雪地帯としても知られる秋田県。
そんな秋田県からは、とても温かい歌を届けてくれるアーティストが誕生しています。
今回は、秋田県出身の歌手・アーティストの方々をご紹介してまいります。
目次
秋田県出身のアーティスト
高橋優
等身大の言葉をキャッチーなメロディーに乗せて歌う、大人気のシンガーソングライター高橋優さんは横手市のご出身です。
2010年7月、シングル『素晴らしき日常』でメジャーデビュー。
「この世界の共通言語は、英語じゃなくて笑顔だと思う」の歌詞が印象的な楽曲『福笑い』が、CMソングに起用されるとデビューに先駆けて話題となりました。
2015年6月にリリースされた『明日はきっといい日になる』が、のちにJR秋田駅の発車メロディーに使用されるなど、秋田を代表するアーティストの一人として地元の方々からも愛されています。
横手市立山内中学校に通っていた高橋優さんは、3年生の時に学校祭で歌ったのが人生初めてのステージ。
当時はGLAYのコピーバンドをやっておられたそうで、大ヒット曲『SOUL LOVE』を披露しました。
そのステージで味わったライトを浴びながら歌う快感がきっかけとなり、音楽への思いが強くなったそうです。
地元秋田県をこよなく愛する高橋優さんは、2016年から自身が主催する「秋田CARAVAN MUSIC FES」を開催しています。
スガシカオさん、ウルフルズ、BLUE ENCOUNT、BIGINなど、これまでにたくさんの人気アーティストが秋田までわざわざ足を運んでいるのは、高橋優さんの人柄あって実現できることです。
そして、高橋優さん自身も『泣く子はいねが』『Harazie!!』『白米の味』など、秋田にまつわる楽曲をいくつも発表しておられます。
ちなみに、『Harazie!!』は「はらーつぇ」と読み、秋田弁で「腹が減った」という意味だそうです。
藤あやこ
美人演歌歌手・藤あやこさんは、仙北市のご出身。
地元で民謡歌手として活動していた時期を経て、1987年に『ふたり川』でデビューされました。
1992年に『こころ酒』がヒットし、人気演歌歌手の仲間入りを果たします。
『むらさき雨情』『うたかたの恋』『花のワルツ』など、いくつもの名曲を歌ってきた藤あやこさん。
「藤あやこ」になる前には、芸名を一般公募したそうで、なんと一番多く寄せられた候補は「秋田小町」だったそうです。
2019年1月には、m.c.A.Tさんとの異色コラボで『秋田音頭ーAKITA・ONDOー』をリリースし、その斬新な楽曲が話題を呼びました。
「HIPHOP民謡」なる新ジャンルを打ち出した二人は、新年早々から音楽業界を大いに賑わせてくれました。
美しい歌声を持つ藤あやこさんは、その美貌もとても魅力的で、秋田県主催「ミス花嫁コンテスト」では優勝のご経験があります。
「秋田美人」と言われるほど日本でも美人が多い県として知られる秋田県ですが、その中で優勝されたということは、いかに藤あやこさんが美しいのかということがわかりますね。
生駒里奈
人気アイドルグループ・乃木坂46で、センターを務めていた生駒里奈さんは、由利本荘市のご出身です。
2012年2月に1stシングル『ぐるぐるカーテン』でデビューした生駒里奈さんは、5thシングル『君の名は希望』まで不動のセンターとして活躍しました。
2018年5月に乃木坂46を卒業し、現在はソロで活躍されています。
2019年には、秋田を舞台にした青春映画「光を追いかけて」に同郷の大先輩・柳葉敏郎さんとともに出演し、女優としての一歩を踏み出しました。
生駒里奈さんが育った由利本荘市も豪雪地帯として知られており、子供の頃には自分の背よりも高く積もった雪道の中、毎日学校へ通っていたそうです。
スキーウェアを着ての登下校時には、友達と雪合戦をしながら歩いておられたそうで、とても活発な子供だったようです。
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鴉(カラス)
激情的なロックが魅力の、現在も秋田県に住みながら活動しているロックバンド・鴉。
ボーカル&ギターの近野淳一さんと、ドラム&コーラスの千葉周太さんの2人で構成される鴉は、2009年8月に1stシングル『夢』でメジャーデビューしました。
2010年11月にリリースされた4thシングル『巣立ち』は、人気アニメ「闇金ウシジマくん」の山田孝之さん主演実写版ドラマでエンディングテーマにも起用されました。
「秋田に住みながら全国で活動する唯一のミュージシャン」と自負する鴉。
2018年2月にリリースしたアルバム『還り咲』では、予約特典をなんと「秋田米引換券」にしました。
愛する秋田の良さをストレートに伝えたいという思いから、この特典に決めたそうです。
いつか
透き通るような美しい歌声が魅力の女性ソロシンガー、いつかさんは鹿角市の出身です。
世界に通用する歌手を志し、15歳で単身上京したいつかさんは、2009年に1stシングル『願い星〜I wish upon a star〜』でメジャーデビューを果たしました。
デビューシングルは、俳優の玉木宏さんやCHEMISTRYの堂珍嘉邦さんなどが出演した映画「真夏のオリオン」の主題歌に起用され、その美しい歌声が作品をより魅力的なものにしました。
包み込むような温かい歌声は、耳の肥えた玄人リスナーをも唸らせるほどです。
大物音楽プロデューサー・冨田ラボさんの楽曲にも参加経験を持ついつかさん。
その歌声の美しさに世界が気づくのも、近い将来かもしれません。
結香(ゆか)
ママさんシンガーソングライターの結香さんは、花火が有名な大仙市大曲のご出身です。
幼い頃から歌うことが得意だった結香さんは、秋田県歌謡選手権ポップス部門で、小学生にして優勝するなど実力派のシンガーです。
2011年、大学生の時に『運命の華』でメジャーデビューしました。
同曲は、ゲーム「華鬼〜恋い初める刻永久の印」の主題歌に起用され、音楽サイトにおいて週間ダウンロードランキング1位を獲得しました。
さらに、2014年には大ヒット曲『Let It Go〜ありのままで〜』を圧倒的な歌唱力で新録カバーしたことも話題になりました。
Hold Out Hope(ホールド・アウト・ホープ)
2015年11月に地元秋田で結成された、注目の女性ボーカル・イージーコアバンドHold Out Hope。
メンバーは、ボーカルHaruka・ギターDaiki・ベースRyu-to・ドラムAyumu・マニピュレーターRyoの5人組。
海外アーティストの来日公演サポートもこなすHold Out Hopeは、地元秋田のみならず、いまや都心にもその活動の幅を広げる期待のバンドです。
キャッチーなポップパンクをベースに、エレクトロサウンドなどを取り入れたカラフルな楽曲が魅力です。
いい意味で裏切ってくる演奏に、紅一点のHarukaの歌声がとてもキュートなHold Out Hope。
ライブ活動を中心に活躍する彼女たちの快進撃はまだ始まったばかりなので、ぜひ注目してみてください。
最後に…
以上、秋田県出身の歌手・アーティストの皆さんをご紹介してまいりました。
雪の多く降る街から生まれたアーティストの皆さんは、本当に純粋で温かい方々ばかりですね。
高橋優さんが主催する「秋田CARAVAN MUSIC FES」は、県外からお越しになる方も多いそうで、秋田県人が愛してやまない”秋田”を堪能するために、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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