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山口県といえば、多くの有名な政治家を輩出した県として有名です。
初代内閣総理大臣の伊藤博文や現総理大臣の安倍晋三と歴史に残る人物が名を連ねています。
しかし、政治家だけではなく、多くの歌手やアーティストも多く誕生しているのです。
山口県出身のアーティストや歌手をご紹介していきましょう。
目次
山口県出身の有名アーティスト
山崎まさよし
山崎まさよしさんは、1971年生まれ、防府市出身のシンガーソングライターです。
1995年に「月明かりに照らされて」でメジャーデビューをはたしました。
一躍メジャーになったのは1997年に自身の主演映画でもある「月とキャベツ」の主題歌「One more time, One more chance」です。
販売数は30万枚を超え、一気に山崎まさよしを全国に広めました。
その後も、3枚目にシングルとして発表していた「セロリ」をSMAPがカバーし、さらに注目の存在となります。
また、所属している事務所オーガスタのアーティスト同士によるユニット「福耳」を結成し、元BARBEEBOYSの杏子やスガシカオとともに中心として活動。
特に最初のシングル「星のかけらを探しに行こうAgain」は、ヒットしてオリコン週間8位となるなど多くのファンに親しまれました。
2020年現在も、シンガーソングライターとして多くの楽曲を提供しています。
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清木場俊介
清木場俊介さんは、1980年生まれ、宇部市出身のシンガーソングライターです。
清木場俊介という名前でも有名ではありますが、あまり詳しく知らないという人でも「EXILE SHUN」といえばわかるでしょう。
清木場俊介さんは当初、EXILEのボーカルとしてデビューしています。
実は当初、EXILEに加入する予定はなかったようです。
しかし、あるレコーディングで清木場俊介さんの歌を聴いたリーダーのHIROさんが惚れ込んでしまい、EXILEはダブルボーカルでのスタートとなりました。
当初はEXILEの活動と並行してソロ活動を行っていました。
2005年にシングル「いつか・・・」でソロデビュー、同年にアルバム「清木場俊介」をリリースしています。
そして2006年にEXILEを正式に脱退してソロ活動に専念します。
ソロ活動後は映画主演やファッションブランドの立ち上げなど活動の幅を広げて2020年現在は自主レーベルから音楽活動を行っています。
きただにひろし
きただにひろしさんは、1968年生まれ、須佐町出身のアニメソング歌手です。
きただにひろしさんの代表的な歌というとやはり「ウィーアー！」でしょう。
1999年に発表されたテレビアニメ「ONE PIECE」の初代OPテーマできただにひろしさんのデビューシングルでもあります。
テレビの人気とともにこの曲も多くのアニメファンの人気となりました。
実はこの曲は、当初きただにひろしさんが歌う予定ではなかったようです。
きただにひろしさんは、仮歌の担当でした。
しかし、仮歌のイメージが良かったのか本歌もそのまま、きただにひろしさんが受け持つこととなり、出世作となったわけです。
2020年現在も、さまざまなアニメのオープニングテーマや挿入歌を担当し、アニメ歌手の第一線を走り続けています。
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アンジー
既に解散しているのですが山口県出身のバンドで外すことができないのがアンジーです。
- 水戸華之介（Vo. / 1962年生まれ 長門市出身- ）
- 中谷のブースカ（B. / 1963年生まれ ）
- 植中ぼんじ （G. / 1963年生まれ）
- 藤井がちゃ彦（Dr. / 1963年生まれ ）
植中ぼんじさんが脱退後メンバー編成がありましたが、活動自体は再結成も含め12年程度です。
アンジーの名前を大きく広めたシングル曲が「天井裏から愛を込めて」です。
実はこの曲がメジャーデビュー曲で、代表作となりました。
活動中には7枚のシングルと9枚のアルバムをリリースしましたが、1992年に活動停止。
1999年に再結成しましたが2002年に再び活動停止、事実上の解散となっています。
しかし、水戸華之介改め三戸華之介さんが呼びかけると再結成の可能性も高いといわれており、いつかまた「天井裏から愛を込めて」が生で聴けるかもしれません。
SION
1960年生まれの下関市出身のシンガーソングライターです。
もともとは山口で弾き語りを中心として活動していました。
上京してからもあまりメジャーな存在ではありません。
しかし、音楽関係者や芸能人の中で熱烈なSIONのファンが多く、ひとりのアーティストがSIONを敬愛していることからSIONの曲が知られるようになったのです。
そのアーティストとは、福山雅治さんです。
常日頃からラジオなどでファンであることを公言し、SIONの「SORRY BABY」や「ノスタルジア」をカバーしています。
「SORRY BABY」は福山雅治さんが製作したと思っている人も多いでしょうが、実はSIONさんの曲だったのでした。
GAO
年齢不詳ですが、周南市出身の女性シンガーがGAOさんです。
ちょっと中性的なルックスからハスキーな歌声が印象的なアーティストです。
当初はバンドGAOとして活動していたのですが1年程度でバンドは解散。
そして、ソロGAOとしての活動をはじめます。
1991年にソロ活動を始めるのですが翌年1992年にはミリオンヒットとなる曲を発表します。
ドラマ「素敵にダマして！」の主題歌でもある「サヨナラ」が123万枚を売り上げる大ヒット。
紅白歌合戦にも出場するほどに話題となりました。
「サヨナラ」は柴崎コウや佐藤竹善といったアーティストもカバーし、自身の代表曲となりました。
その後は、ヒップホップや新たにバンドを組んで活動するなど2020年現在も活発に活動しています。
コシバKEN(ET-KING)
1980年生まれで下関市出身、ET-KINGの総合司会担当なのがコシバKENさんです。
ET-KINGはJ-POPユニットとして、1999年に結成されています。
コシバKENさんは2003年から加入しており7人体制のユニットとしてメジャー活動を行っています。
本当は、コシバKENさんはMCを希望していたのですが既にMCの人数は足りていたために総合司会としてメンバーに加入したといった経緯があります。
コシバKENさんがライブの最初に登場し、「おひけえなすって」でライブが始まるのがET-KINGのライブでの大きな特徴です。
陣内大蔵
1965年生まれの宇部市出身のシンガーソングライターです。
もともとはクリスチャンで礼拝堂のアップライトピアノ弾いたり、聖歌隊に加入したりと、クリスチャンを通じて音楽の道に入ったちょっと異色の経歴です。
大学在籍中にソロデビューし、最初に人気が出たのは香港だったそうです。
香港の歌をカバーしたところ大ヒットしたのですが、日本ではまったくメジャーではなかったのに香港で日本人最優秀アーティスト賞を受賞するほどの人気でした。
その後、シングル「空よ」や、「心の扉」がヒットして日本でもメジャーな存在として人気を確立しました。
道重さゆみ（モーニング娘。）
![道重さゆみ 『シャバダバ ドゥ～』(Sayumi Michishige[Shaba Daba Do]) (Promotion Ver.)](https://i.ytimg.com/vi/jxpPOwVI0RI/hqdefault.jpg)
1989年生まれ、宇部市出身で、モーニング娘。の８代目リーダーとして大活躍したアイドルですね。
ちょっとナルシストでぶりっ子的なイメージを前面に出してモーニング娘。の人気を押し上げたひとりといえるでしょう。
モーニング娘。の在籍日数は１１年以上と歴代メンバーの中でも最長をほこっています。
芸能界にも多くのファンがいて、柳原可奈子、小嶋陽菜、乃木坂４６の高山一実などがファンであることを公言しています。
あまり、歌は得意ではないようで、音程も知らなかったと言われていますが、ソロで出演する番組での活躍ぶりからモーニング娘。を引っ張る存在でした。
当時、少しかげりがちであったモーニング娘。の人気を復活させて他のメンバーの知名度もあげた功績は非常に大きいと言えるでしょう。
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ちょっと異色のお笑い出身アーティスト
たくさんの人気アーティストやミュージシャンがいる山口県ですが、ここからは少し異色なアーティストを紹介します。
haderu(jealkb)
ビジュアル系のロックバンドとして、2005年に結成されました。
ボーカルのhaderuさんは山口県下関市出身です。
haderuさんの正体はロンドンブーツ1号2号の田村淳さんで作詞の大部分も担当しています。
Jealkbはお笑い芸人が中心として結成されているのですが、決してコミックバンド的な活動ではなく、実際に楽器の演奏も行い、全国ツアーを開催するなど、本格的な活動を行っています。
多方面で才能を発揮する田村淳さんらしく、jealkbのボーカルとして精力的に活動しています。
NAKATA(RADIO FISH)
ダンスとボーカルグループで紅白歌合戦も出場したRADIO FISHのリーダーでもありプロデューサーなのが山口市で育ったNAKATAです。
NAKATAさんの正体は、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦さんです。
グループの方向性や活動方針を決めるのもNAKATAさんが中心となって決めており、グループ内でも圧倒的な存在感です。
こちらも本格的なダンスとボーカルでコミックバンド的な要素は一切ありません。
2019年にはアルバム「SPACE MAN」を配信するなど現在も活動の幅を広げています。
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最後に
山口県にはさまざまな才能ある人があふれていて、他にもたくさんのアーティストや歌手が活躍しています。
日本の歴史の中でいつも中心的な役割を担う人物を輩出している山口県ですが、音楽の世界でも同様です。
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