K-POPスターのひとりであるRAIN (ピ) が初めて手掛けたボーイズグループとして、2021年に7人組構成でデビューした多国籍ボーイズグループ・Ciipher (サイファー) 。
デビューから約2年5ヶ月後の2023年8月には、4人のメンバーが脱退するなど、事実上の解散説も囁かれ、今後の活動に注目が集まっています。
今回は、脱退した4人を含むCiipherのメンバーのプロフィールや経歴、魅力を徹底解説します。
目次
Ciipherってどんなグループ?
2021年3月15日、7人組構成でRAINCOMPANYからデビューした多国籍ボーイズグループ・Ciipher (サイファー)。
RAINCOMPANYは、俳優としても活躍するK-POPスターのひとり、RAIN (ピ) が2020年1月6日に設立した芸能事務所です。
Ciipherは、RAINCOMPANY初のアイドルグループであり、「RAIN (ピ) が手掛けるボーイズグループ」としても注目を浴びました。
グループ名『Ciipher』は、「暗号 (cipher) を持つ者たち」という意味であり、「ステージの下では親しく近付きファンに優しく、ステージの上では暗号を持ってパワフルな姿を見せる」という意気込みが盛り込まれています。
また、グループ名に含まれる2つの「i」は、「暗号 (cipher) + アイドル」を表しています。
デビューミニアルバム『I Like You』から、ほぼ全ての収録曲に参加したテグを中心に、ケイタとウォンを含む3人のメンバーが多くの楽曲で作詞・作曲に携わり、シンガーソングライターとしての才能も発揮してきました。
Ciipherのこれまで
7人組構成でデビュー
STARSHIPエンターテインメントの元練習生で、MONSTA Xを輩出したサバイバル番組『NO.MERCY』出身のタンと、オーディション番組『PRODUCE X 101』出身のヒョンビン、YGエンターテインメントの元練習生で、TREASUREが誕生したサバイバル番組『YG宝石箱』出身のケイタとドファン。
さらに『UNDER19』を通じて1THE9としてデビューしたウォン、『高等ラッパー4』出身のテグと、唯一サバイバルオーディション番組未経験のフィを加え、Ciipherは7人組で構成されました。
7人中6人がサバイバルオーディション番組出身メンバーという構成に加え、RAIN (ピ) が手掛ける初のボーイズグループとしても注目を集めて、2021年3月15日に1stミニアルバム『I Like You』でデビュー。
2022年5月に発表した3rdミニアルバム『THE CODE』のタイトル曲「Fame」のミュージックビデオは、公開からわずか5日も経たないうちに1000万回再生を突破し、デビューから1年間の活動で築き上げた凄まじい人気を証明しました。
テグ、ヒョンビン、ケイタがオーディション番組に参加
シンガーソングライターとしての才能とプロデュース能力を発揮しながら、着実な成果と人気を見せてきたCiipher。
しかし、2022年12月、翌2023年に放送されるアイドルオーディション番組『BOYS PLANET』に、メンバーのテグとケイタ、2人の参加が明らかになりました。
テグは、初回放送直前に自主降板。
ケイタは、デビュー組のZEROBASEONE入りを惜しくも逃しましたが、日本人として唯一ファイナル進出を果たし、最終順位12位という好成績を収めました。
さらに、『BOYS PLANET』とほぼ同時期に放送されたオーディション番組『少年ファンタジー』に参加したリーダーのヒョンビンも、デビュー組であるFANTASY BOYSには選ばれなかったもののファイナルまで進出する活躍を見せました。
4人のメンバーの脱退〜事実上の解散か〜
両オーディション番組終了後の2023年8月3日。
Jellyfishエンターテインメントが、ケイタを含む『BOYS PLANET』出身のメンバーで構成された、活動期間限定のボーイズグループ・BLIT (後に「EVNNE」に改名) のデビューを発表しました。
さらに、それからわずか6日後の8月9日、今度はRAINCOMPANYが「メンバーのタン、テグ、ドファン、ウォンがCiipherから脱退し、残るメンバーのフィ、ヒョンビン、ケイタは個人活動を継続しながら、新しくグループを再編成する」と発表。
過半数のメンバーが脱退すると同時に、活動期間限定グループながらも別途EVNNEとして活動するケイタを除くと、残るメンバーは2人であることから、このまま新メンバーの補充や再デビューの発表がない状態が続けば、Ciipherは “事実上の解散” になると見られています。