JYPエンターテインメントとP NATIONが共同制作した、2021年のサバイバルオーディション番組『LOUD:ラウド』を機に誕生し、2025年1月20日にデビューした多国籍7人組ボーイズグループ・KickFlip。
日本人メンバーのケイジュは、非常に優れたダンスの実力と持ち前の“スター性”が高く評価され、両事務所が獲得に火花を散らしたメンバーです。
今回は、KickFlipでダンスとラップの主要ラインを兼任する、日本人メンバー・ケイジュのプロフィールや経歴、魅力を徹底解説します。
▼あわせて読みたい!
目次
ケイジュのプロフィール
- 本名:岡本佳樹 (おかもと けいじゅ/오카모토 케이주)
- 生年月日:2006年10月4日
- 出身地:東京都大田区
- 血液型:A型
- 家族構成:両親、兄
- 愛猫:大福、フータン
- ポジション:ラッパー
- MBTI:INFP (仲介者型)
- ニックネーム:けいちゅ、いじゅ、いちゅ、けいちゃん、2weeks (韓国語で“이주/イジュ”)
- 特技:ボウリング、ダンス
- 自分だけのルーティン:寝る前にゲームをする
- 私だけのハッシュタグ:#ゲームジュ #ケイニャン
- 幼い頃の夢:警察
- ファンとやりたいこと:ボウリング、ゲーム
- やってみたいコンテンツ:ネットカフェに行く、ボウリングをする
- 僕はこのグループで「 」だと思う:僕はこのグループで「 可愛い子 」だと思う
2025年1月20日、JYPエンターテインメントから7人組多国籍ボーイズグループ・KickFlipのメンバーとしてデビューを果たしたケイジュ。
2021年にSBSで放送されたサバイバルオーディション番組『LOUD:ラウド』を通じて、JYPエンターテインメントからのデビューを掴んだメンバーのひとりです。
また、日本のローカライズグループであるNEXZを除くJYPエンターテインメント所属のボーイズグループの中では、アマルとともに初の日本人メンバーとして、日本のK-POPファンから格別の注目を集めています。
ケイジュの経歴
出身の地方自治体が明らかになっている東京都出身のK-POPアイドルの中で、ケイジュは初の東京都大田区出身のメンバーです。
K-POPダンスカバー動画が人気に
幼い頃にマイケル・ジャクソンに憧れてダンスを始めたというケイジュと、K-POPダンスとの出会いは小学4年生の時。
BTS「FIRE」のミュージックビデオに心を奪われ、K-POPダンスのカバーを始めました。
ピーク時には1週間に1曲のペースで振付をカバーしては、Instagramでダンス動画を公開。
ダンス動画の配信を通じて多様なダンスカバーに挑戦することになり、「おかげで、多彩な表現法を身につけていった」と明かしています。
また、同時期には『エイベックス・アーティストアカデミー 東京校』に所属していて、2017年末頃からavex dance nation企画で結成された11人組ダンスユニット・dino-secondのメンバーとしても活動していました。(下記写真、手前中央)
いってきます^ ^ pic.twitter.com/ln4yYSN5WU
— dino-second (@dino_20160911) January 28, 2018
JTBC『Stage K』に出演、iKONメンバーが絶賛!
ケイジュが中学1年生に進学した2019年4月から6月、JTBCで放送されたグローバルK-POPチャレンジバラエティ『Stage K』に、日本代表チームとして出演。
2024年9月にボーイズグループ・WILD BLUEのメンバーとしてデビューした宮武颯らと、iKONの「BEAUTIFUL」をカバーすると、iKONメンバーたちから絶賛を受けました。
とくに、ユニョンは「スター性を見た。ステージを披露するだけでも緊張して震えるはずなのに、観客席のお姉さんたちにハートを飛ばしていた」と称賛。
すると、すかさずファンサービスの指ハートを繰り出して、早くも観客席から黄色い声を湧かせました。
個人練習生として『LOUD:ラウド』に参加
『Stage K』から約2年。
ケイジュは、満14歳、中学3年生だった2021年6月から9月にかけて放送されたサバイバルオーディション番組『LOUD:ラウド』に、“個人練習生”として参加しました。
1ラウンドから両プロデューサーを釘付けにしたケイジュについて、PSYは「踊るときの表情と目つきから、こんな姿を“スター性”というようだ」と称賛。
さらに、パク・ヨンゴンと、現在はONE PACTのメンバーであるイ・イェダムの3人のグループステージを披露した3ラウンドでは、J.Y. Parkが下記の通り絶賛しました。
「(一緒にステージをした)ほかのふたりの残念だった部分をすべて備えたのがケイジュ君のステージでした。表情で余裕を見せているのではなく本当に余裕があって、その中でもダンスの動作が全部大きくて全部正確で、ダンスラインが全部生きています。16歳(韓国での年齢)でこれほど踊れるというのは驚くべきこと」
そして、どこの事務所にも所属しない“個人練習生”であったケイジュに対しては、他の参加者以上にJ.Y. ParkとPSYが獲得のために最も激しく競い合いましたが、両プロデューサーからの熱いラブコールを受けて本人がJYPエンターテインメントを選択。
J.Y. Parkをはじめ、JYPスタッフ陣を大喜びさせたケイジュは、その後、『LOUD:ラウド』でデビューを掴んだのちにJYPエンターテインメントへ入社し、正式デビューまでの3年4ヵ月間、自身初となる練習生として過ごしました。
圧倒的“スター性”で魅了する、主要ダンス&ラップライン
ケイジュは、『LOUD:ラウド』を通じて、J.Y. ParkとPSYの両プロデューサーから非常に高い評価を受けたダンスの実力に加えて、当時からさらに向上したラップの実力を兼ね備え、KickFlipの主要ダンスラインと主要ラップラインを兼任しています。
KickFlipメンバーで最も小柄ながら、『LOUD:ラウド』でJ.Y. Parkが称賛したように、動作のひとつひとつが大きく正確で美しいダンスラインが特徴。
そして、1stミニアルバム『Flip it, Kick it!』では、ラップパートを中心に最も多くのパートを担うメンバーのひとりです。
J.Y. Parkも認めた “スター性” 溢れるステージパフォーマンス!
J.Y. ParkとPSYから非常に高い評価を受けたステージパフォーマンスの中でもとくに両プロデューサーを唸らせたのが、ケイジュの持つ天性の“スター性”です。
『LOUD:ラウド』3ラウンドでJ.Y. Parkが、「中間評価の時、ケイジュ君だけに何も言わなかった。それは私が昔、RAIN (ピ) 君が初めてオーディションを受けた時に、自分で選んでおきながら心の中ではスターになる才能があまりにも多い子だから、怠けたり、油断したり、少し乱れたりしてしまうのではないかと思って褒められなかった。(ケイジュ君には) そんな心配があったようだ」と高評価。
J.Y. Parkが育てたK-POPスター・RAIN (ピ)を彷彿とさせる“スター性”の持ち主であると、称賛しました。
ステージの下との超絶ギャップ
『LOUD:ラウド』の1ラウンドで、最初に愛嬌ソングとして有名な『オトッケソング』を披露して持ち前の可愛さをアピールしたかと思えば、ジャスティン・ビーバーの「Intentions」ではクールでカッコよく踊る姿を披露し、180度違う魅力で両プロデューサーをも魅了しました。
普段は、愛嬌満点で可愛いキャラクターであるのに対して、踊り始めるとそのコンセプトによってガラッと雰囲気が変わり、まるで別人のような印象さえ与えます。
デビューショーケースの自己紹介コーナーでは、ジュワンのタレコミによって「踊っているうちに興奮してしまい、勢い余って鏡を割った」というエピソードまで明かされました。 (下記動画 13:07〜)