N.Flying(エヌフライング)メンバーのプロフィールや魅力、経歴を徹底解説

N.Flying(エヌフライング)メンバーのプロフィールや魅力、経歴を徹底解説

2003年にデビューした東方神起を皮切りに、多くの人気アイドルグループが生み出されてきたKーPOP界。

ただ、FTISLANDやCNBLUE、DAY6など韓国発バンドグループの人気も熱いことを皆さんご存じでしたか?

中でも今回は、メンバーの1人が日本のドラマに出演したことでも話題となったバンドグループN.Flying(エヌフライング)をご紹介します。

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N.Flyingってどんなグループ?

N.Flyingが所属する事務所は、韓国のFNCエンターテインメントです。

FNCエンターテインメントといえば、FTISLANDやCNBLUEなどバンドグループが代表格の事務所であり、彼らの弟分バンドとして2015年5月にデビューしたのが、N.Flyingでした。

MEMO

N.Flyingの「N」には、「NEXT」や「NEW」といった意味が込められており、事務所にとって約3年ぶりの新バンドグループとして、新しく飛び立つ彼らを表しているようです。

そして、「FTISLAND」「N.Flying」「CNBLUE」の頭文字が揃うと、「FNC」という事務所名が浮かび上がってきます。

ただ、そんな大きな期待を背負っていたものの、2年間のインディーズ時代を経たり、デビュー後にはメンバーの脱退が発表されたり…一際苦労も多いグループです。

一体、彼らはどのような道のりを歩んできたのか、詳しく見ていきましょう。

インディーズ時代~念願のデビューまで

N.Flyingの初期メンバーは、イ・スンヒョプ、チャ・フン、キム・ジェヒョン、クォン・グァンジンの4人。

メジャーデビュー前の2013年には、先輩バンドCNBLUEと同じ道を辿るかのように、バンド文化が根強い日本に滞在し、ライブを敢行する武者修行を行います。

FTISLANDやCNBLUEといった先輩バンドが行う日本公演のオープニングアクトを務めるなど。

活動を重ねていくうちに、オリコンインディーズチャート2位、タワーレコードのワールド/レゲエセールスランキングで1位など、日本の音楽チャートにも名を連ねるようになるのでした。

6ヶ月に渡る日本での活動を終え、2014年4月に韓国での本格デビューが決定していましたが、セウォル号事件の発生にスンヒョプのケガが重なり、デビュー自体が一度延期となってしまうのです。

結局、それから1年後の2015年に紆余曲折を経て、念願のメジャーデビューを果たすのでした。

メンバーの脱退を乗り越え、初の首位を獲得

JIMIN N J.DON (지민 엔 제이던) :『GOD』

デビュー当時ボーカルはスンヒョプただ一人。

スンヒョプは、元AOAジミンとのユニットでラップを担当するなど、デビュー前から一人のラッパーとして注目を集めていました。

N.Flying :『기가 막혀 (Awesome) 』

だからこそ、N.Flyingのデビュー曲『기가 막혀 (Awesome)』もヒップホップ×ロックバンド色が強いもでした。

ただ、N.Flyingは2016年7月~2018年1月まで楽曲を世に出すこともなく、いわゆる「空白期間」というものを過ごすこととなります。

加えて、いざ活動再開を果たしても2018年12月には、ベースのグァンジンという仲間が脱退してしまうことに…。

そんななか2017年6月に新加入した、N.Flyingの太陽的存在フェスン。彼のお陰でバンドの流れはガラッと変わっていったようです。

というのも、ボーカリストとしてスキルが高いフェスンが加入したからこそ、ツインボーカルという体制になり、ヒップホップ×ロックバンド以外にも、様々なジャンルに挑戦していくようになるのです。

そして空白期間を過ごすことでスンヒョプの心境にも変化が訪れます。元々自作曲を世に出すことに照れを感じていたというスンヒョプ。

けれども、空白期間中だった2016年頃からJDONという名義でsoundcloudに自作曲をUPするようになるのです。

そんななかで、UPした内の1曲옥탑방 (FEAT. 회승) 』がまさかあんなに大きな奇跡を巻き起こすこととなるとは誰も知る由がなかったでしょう…

N.Flying:『Rooftop(옥탑방)』

というのも、옥탑방 (FEAT. 회승) 』を編曲し直し、誕生した『Rooftop(옥탑방)』。

2019年1月2日に『Rooftop(옥탑방)』をN.Flyingの新曲としてリリースしたのです。

カムバ期間といわれるリリースしてからの1ヶ月間は、チャートでも上位になることはありませんでした。

しかし、カムバ期間を終えた2月18日のチャートで何とグループ初の1位を獲得するのです

 

メンバー紹介

Lee Seung Hyub(イ・スンヒョプ)

  • 本名:イ・スンヒョプ(이승협)
  • 生年月日:1992/10/31
  • 出身地:韓国 大邱広域市西区
  • 身長:181cm
  • 体重:65kg
  • 血液型:A型
  • 担当:リードボーカル、ラップ、ギター、キーボード、ピアノ、リーダー、作詞作曲
  • あだ名:スンちゃん、Rooftopのお父さん

幼少期からクラシックピアノを習っていた彼は、音楽を仕事にしようと、高校生の頃、某芸能事務所に練習生として所属します。

しかし、その事務所ではアイドルグループとしてデビューするべくダンスの練習が中心だったんだとか。

どうしてもバンドグループとして活動したかった彼は、2011年、既にFTISLANDやCNBLUEという人気バンドを輩出していたFNCエンターテインメントに移籍するのでした。

이승협 (J.DON) :『클리커 (Clicker)』

ハイトーンボイスが特徴のフェスンと対をなす低音ボイスに加え、ラップのスキルも備える、2刀流スンヒョプ

2021年2月にはJ.DONという名義でソロデビューも果たしました。

自分たちの楽曲を作詞作曲するだけでなく、後輩グループSF9やP1Harmonyにも楽曲を提供していたり、日本でも話題沸騰中の2021年ドラマ『わかっていても』に出演するなど多彩ぶりを発揮しています。

MEMO

実はインディーズ時代の2014年に2度の手術を受けるほどのケガを負ったスンヒョプ。

本当ならば2021年を期限に入隊しなければならないのですが、このケガが理由で兵役を免除されたことが公表されました。

Cha Hun(チャ・フン)

  • 本名:チャ・フン(차훈)
  • 生年月日:1994/7/12
  • 出身地:韓国 京畿道楊州市
  • 身長:180cm
  • 体重:68kg
  • 血液型:B型
  • 担当:ギター、サブボーカル
  • あだ名:フニ、ミャンミ

FNCエンターテインメントの練習生となる前から、友達とバンドを組み、ギタリストとして活動していました。

두얼간이 2IDIOTS YouTubeチャンネル

2018年からはN.Flyingの活動と並行し、同じくメンバーのジェヒョンと共に두얼간이 2IDIOTSというYouTuberとしても活躍。

2021年8月現在、登録者数38万人にも上る人気チャンネルに成長しています。2IDIOTSとは、日本語に訳すと「2人のまぬけ」という意味。

チャンネル名でも表されている通り、ステージ上のクールな姿とはまた違った、終始ハイテンションなコンテンツとなっています。

N.Flying :『Doll』

2019年には『Doll』という楽曲で、スンヒョプと共に作詞作曲にも挑戦。

「何でも彼女に同調してしまう」というネット上に書き込まれていた悩みからインスピレーションを受け、女性に振り回される男性を主人公に歌詞を考えたそうです。

Kim Jae Hyun(キム・ジェヒョン)

  • 本名:キム・ジェヒョン(김재현)
  • 生年月日:1994/7/15
  • 出身地:韓国 ソウル特別市
  • 身長:180cm
  • 体重:68kg
  • 血液型:A型
  • 担当:ドラム
  • あだ名:チュルミ、キム台風、ポロクドゥンイ、高音ゾンビ

12歳の頃、FNCエンターテインメントにスカウトされ、ドラムを習い始めます。

実は、アイドルグループRAINBOWの元メンバージェギョンを姉に持つジェヒョン。

弟である彼も小学生の頃にダンスの経験があり、2017年に日本で行われた『FNC KINGDOM』ではフェスンやFTISLAND、SF9のメンバーと共に嵐のダンスをカバー。

さらに2019年の『KBS歌謡祭』ではNCT127やTHE BOYZ、Golden Childのメンバーたちと共にEXOの『CALL ME BABY』ダンスを披露しました。

ドラマ『君と世界が終わる日に』

多彩な彼は、俳優としての活動も積極的に行っています。

記憶に新しいのは、2021年の日本テレビドラマ『君と世界が終わる日に』ではないでしょうか?

ジェヒョンが演じたのは、ゾンビで溢れかえる町に取り残された韓国人男性。

流暢な日本語と2ヶ月の訓練の末、習得したアクション技術も見所の一つとなっています。

Yoo Hwe Seung(ユ・フェスン)

  • 本名:ユ・フェスン(유회승)
  • 生年月日:1995/2/28
  • 出身地:韓国 京畿道南楊州市
  • 身長:174cm
  • 体重:62kg
  • 血液型:B型
  • 担当:メインボーカル
  • あだ名:ユクェスン、マランイ

カラオケ店を営む家に生まれ、歌うことが身近にあったことから、自然と歌手という夢を抱くようになったフェスン。

その夢を叶えるため、兵役を終えた21歳の頃、1年で成果を出すという両親との約束の上で、FNCエンターテインメントに入所するのでした。

MEMO

ちなみに学生時代のピーク体重は120kgだったというフェスン。

初恋相手に告白するために75kgまで減量したというエピソードも明かしています。

ユ・フェスン:『PRODUCE 101 season2』出演ステージ

その言葉通り、フェスンは何と入所から5ヶ月で『PRODUCE 101 season2』というオーディション番組への出演切符を手にするのです。

結果的にデビューメンバーには選ばれなかったものの、ボーカリストとして大きな印象を残し、2017年6月にはN.Flyingの新メンバーに抜擢されます。

Lee Hong Gi(이홍기),Yoo Hwe Seung(유회승) :『Still love you(사랑했었다)』

彼のボーカルスキルが発揮されている楽曲の一つにFTISLANDホンギとのデュエット曲『Still love you』があります。

何と6オクターブ上まで高音を出すパートがあるのですが、バラエティー番組でそのパートを無茶ぶりされても百発百中。

音程をはずしているところを見たことがありません。

2020年にはその高い歌唱力を生かして、『狂炎ソナタ』というミュージカルに出演。共演者であるPENTAGONフイとの交流も度々明かします。

Seo Dong Sung(ソ・ドンソン)

  • 本名:ソ・ドンソン(서동성)
  • 生年月日:1996/4/9
  • 出身地:韓国 ソウル特別市
  • 身長:175cm
  • 体重:57kg
  • 血液型:AB型
  • 担当:ベース
  • あだ名:ドゥンスンイ

ドンソンもジェヒョンと同じく、FNCエンターテインメントに入所するまでは、ベースの演奏経験がありませんでした。

HONEYST:『반하겠어』

7年という練習生期間を経て、2017年にはN.Flyingの後輩グループ『HONEYST』のリーダー兼ベーシストとして、デビュー。

しかし、2019年4月には「メンバー間の意見の相違」を原因にグループが解散となってしまいます。

解散後は、ベーシストであるグァンジンが脱退したN.Flyingをサポートメンバーとして支えていくこととなるのでした。

そして、2020年1月1日。新年の幕開けと共に、サポートメンバーから正式メンバーとしてN.Flyingに加入することが発表されます。

N.Flyingのメンバーとは、練習生として長きに渡り同じ時間を過ごしてきました。

そのため、加入2年目ながら既にグループに溶け込んでいる、愛されマンネ(末っ子)です。

旧メンバー

Kwon Kwang Jin(クォン・グァンジン)

  • 本名:クォン・グァンジン(권광진)
  • 生年月日:1992/8/12
  • 出身地:韓国 ソウル麻浦区
  • 身長:181cm
  • 体重:70kg
  • 血液型:AB型
  • 担当:ベース

2009年の6月からCNBLUEのベーシストとしてインディーズ活動を行っていました。

ただ、CNBLUEのメンバーとしてはデビューすることなく、結成から3ヶ月ほどで脱退。再び練習生としての毎日を送ることになるのでした。

合わせて10年にも及ぶ練習生生活を経て、N.Flyingのメンバーとして初のデビューを果たします。

しかし新メンバーフェスンも加入し、N.Flyingにとって新たな幕が開けた矢先の2018年12月。

「ファンとの交際を認めた」ことを理由に彼の脱退が発表されます。

脱退後の2019年1月~2021年4月までは海軍兵として兵役を務め、現在はYouTubeチャンネルを開設し、配信者として活動しているようです。

『Rooftop(옥탑방)』に次ぐ人気曲

2021年8月現在、N.FlyingのMV再生回数をみてみると、1位の座にいるのはやはりチャートを賑わせた『Rooftop(옥탑방)のようです。

では、『Rooftop(옥탑방)』に次ぐ人気曲とは一体どんな楽曲なのでしょうか?2曲ご紹介します。

『아 진짜요.(Oh really.)』

ドンソンが加入して初めてリリースされたタイトル曲です。何度も登場する英語「Oh really?」や韓国語「ア、チンチャヨ?」は「あ、本当?」という日本語を意味します。

こうした相づちとして何気なく使われている言葉ではなく、本心から出てくる言葉で会話したいという想いが歌詞には綴られているようです。

ちなみに、IZ*ONEのメンバーとして韓国でも活躍した宮脇咲良もこの楽曲のファンなんだとか!

『Hot Potato(뜨거운 감자)』

フェスンが加入してから初めてのタイトル曲ということで、イントロが寸劇になっていたり、曲中に語りが入ったり、振り付けがあったりなど…

まさに挑戦的な楽曲に仕上がっており、聴覚的にも視覚的にも楽しめる1曲です。

ただ、新しさばかりではなく、歪みを効かせたギターやBPM160といったテンポ感など、彼らの基盤となるロックバンドらしさもしっかりと感じられますよ。

新体制N.Flyingに期待!

N.Flying :『紅蓮華 / LiSA』Cover

2017年以降メンバーの入れ替わりが激しかったN.Flying。

新体制となってまだ1年余りですが、メンバーの誕生日には揃って祝う等、既に仲睦まじい姿を見せてくれていますよ。

オリジナル曲はもちろんのこと、『紅蓮華』や『白日』といった人気楽曲のカバー動画も話題を集めているようです。

ぜひ、N.Flying公式YouTubeチャンネルでご覧ください。

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