世界の歌姫「アヴリル・ラヴィーン」のこれまでの経歴や代表曲を紹介

世界の歌姫「アヴリル・ラヴィーン」のこれまでの経歴や代表曲を紹介

鮮烈のデビューから18年間もの間、世界の歌姫として愛され続けている「アヴリル・ラヴィーン」についてご紹介してまいりたいと思います。

21世紀に突入してまもなく、一人のブロンド髪の少女が衝撃の世界デビューを果たしました。

何千キロと離れた日本でも、それまでロックに興味がなかったであろう同年代の若者たちが、彼女の歌を何度も繰り返し聴いていました。

それこそが世界の歌姫・アヴリル・ラヴィーンです。

デビューからこれまでたくさんの名曲を世に送り出し、今もカリスマ・ロックの歌姫として第一線で活躍していますが、実は重大な病と闘っていた時期もありました。

そんなアヴリル・ラヴィーンについて、詳しくご紹介してまいります。

 

アヴリル・ラヴィーン(Avril Lavigne)

  • 生年月日:1984年9月27日
  • 出身:カナダ・オンタリオ州

幼い頃から教会で歌を披露していたアヴリル・ラヴィーンは、12歳の時にギターを手に入れると、独学で曲作りを始めます。

デモテープを作ってはそれを送り続け、ついにソングライターとしてマネジメント会社と契約をするにまでこぎつけました。

その時、アヴリル・ラヴィーンはまだ若干16歳でした。

アヴリル・ラヴィーンの歌を聴いたレコード会社社長は、目の覚めるような衝撃の才能に驚嘆し、すぐさま契約を交わしました。

そして、2002年6月に1stアルバム「Let Go(レット・ゴー)」をリリースし、アヴリル・ラヴィーンは17歳で世界デビューを果たしたのです。

とても17歳とは思えない完成された歌声と、パンク、ロック、ラップ、バラードなど実に多彩な楽曲が収録されており、その才能に世界が度肝を抜かされました

https://www.youtube.com/watch?v=hzyprVT44hM

しかも、アルバムからシングルカットされた「Complicated」は、翌年のグラミー賞で全部門にノミネートされるという歴史的快挙を成し遂げます。

同アルバムは、リリース直後から世界各国のランキングで軒並み上位を獲得し、これまでに全世界で驚異の2000万枚以上をセールスしています。

MEMO

その後も、2004年に2ndアルバム「Under My Skin(アンダー・マイ・スキン)」、2007年に3rdアルバム「The Best Damn Thing(ザ・ベスト・ダム・シング)」をリリースし、日本では洋楽史上初の3作品連続ミリオンセラーという金字塔を打ち立てました。

この2アルバムの中からもシングルカットされた大ヒット曲は多数あり、中でも3rdアルバムに収録されていた「Girlfriend(ガールフレンド)」は、全米1位を獲得し、日本では驚異の400万ダウンロードを記録しました。

日本では、アヴリル・ラヴィーンといえばこの曲をまず思い浮かべる方も多いかも知れません。

デビューから5年経ってもなお人気は上昇し続け、アヴリル旋風はとどまることを知りませんでした。

2010年、世界を代表する歌姫として認められたアヴリル・ラヴィーンは、自国で開催されたカナダ・バンクーバー・オリンピックの閉会式でも美声を響かせることになります。

たくさんの素晴らしいアーティストが生まれているカナダにおいて、偉大な大会のそのフィナーレのステージを任されたのです。

アヴリル・ラヴィーンを前にして、スタジアムは瞬く間にライブ会場と化し、アスリートも観客も皆、熱狂の渦に包まれました。

大ヒット曲を世に送り出し続け、ワールドツアーを幾度も成功させるなど、順調なアーティストヒストリーを積み重ねていたかのように見えていた中、2018年にオフィシャルサイトで衝撃の事実を打ち明けました。

  • 「2014年のワールドツアー時から体調を崩し、ライム病を患っていたこと」
  • 「一時は、寝たきりの状態にまでなり、死を考えていたこと」
  • 「その病床の中で『Head Above Water(ヘッド・アバーヴ・ウォーター)』を書き上げたこと」

これらのことをファンは驚きを持って受け止めましたが、これからも音楽を作り続けることを明言してくれたアヴリル・ラヴィーンに感動の声がやみませんでした。

2020年5月には同名アルバムをひっさげた来日公演も決定しており、現在も最強無敵のロック・プリンセスとして活躍しています。

アヴリル・ラヴィーン・人気おすすめ曲

「Girlfriend」


「Hey, hey You, you(ヘイ、ヘイ、ユー、ユー)」と、印象的なフレーズで始まるこの曲は、今でも街のどこかでよく聴こえてくる名曲です。

サビのインパクトが強く耳に残りますが、メロディ部分をよく聴くとアヴリル・ラヴィーンらしい深みのあるロックサウンドが感じられます。

MEMO

日本では、ドラマ「花ざかりの君たちへ」の主題歌として使用されました。

「Complicated」


1stアルバムから最初にシングルカットされた曲で、全米のみならず全世界にその名を轟かせることになりました。

恋人への想いを歌った曲ですが「Complicated=複雑」というタイトルでのその歌詞にも注目です。

カッコつける恋人を見透かすような描写を、17歳で世界中の女性に共感させたというのが感性の違いを見せつけてくれています。

ここからアヴリル・ラヴィーンの伝説が始まっていくのです。

「Hot」


セクシーで最高な男性を歌う曲ですが、アヴリル・ラヴィーンもどこかセクシーで可愛らしいMVが話題となりました。

転調を巧みに駆使したロックナンバーで、ファンからも人気の高い曲です。

「Head Above Water」


アヴリル・ラヴィーンがライム病で苦しむ中、寄り添っていてくれた母親の腕の中で自然と思い浮かんでできた曲です。

さざ波のシーンから始まるMVは、襲いかかる病魔に揺れ動いた心を表現しているようで、冒頭から力強く歌うアヴリル・ラヴィーンが何か覚悟をしたかのような印象を与えてくれます。

17歳でデビューし、一夜にして見る世界が変わり、2度の離婚と重大な病を経験するという濃厚な年月を過ごしてきた彼女にしか歌えない、現時点でアヴリル・ラヴィーン史上最深のバラードです。

アヴリル・ラヴィーン・魅力


アヴリル・ラヴィーン最大の魅力はやはり、類まれな唯一無二のソングライティング能力でしょう。

12歳でギターを手にした時から、自分の描かんとする世界観を表現できてしまう才能を持ち合わせていたのですから、凄いの一言です。

常に直感的に闘ってきたアヴリル・ラヴィーンが、ポップ・ロックを選んだことはとても自然なことであり、それを一貫してやり続けていることは自身の誇りにもなっています。

そして、美貌も世界中の人々を魅了するのに十分なくらいの魅力を持っています。

芯の強さと魅力的なルックスが、アヴリル・ラヴィーンを女性としてはもちろん、一人の人間としてより一層美しくしているのです。

最後に…

密かに病と闘っていたアヴリル・ラヴィーンは、2019年2月に世界同時発売されたアルバム「Head Above Water」で、見事に音楽界へと復活を遂げました。

今では精力的に活動を行い、2020年5月の来日公演ではさらに進化した アヴリル・ラヴィーンが見られることでしょう。

2000年代の日本の洋楽シーンに大きな影響を与え、女性が歌う良質なポップ・ロックを教えてくれたアヴリル・ラヴィーン。

一つの歴史を作り上げた彼女はまだ35歳です。

これからどんな進化をさらに遂げていくのか誰も想像がつきません。

ぜひ、今のアヴリル・ラヴィーンを目に焼き付けに訪れてみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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