ダズビー 韓国出身の女性歌い手! 経歴や魅力を徹底解説

ダズビー 韓国出身の女性歌い手! 経歴や魅力を徹底解説

たとえどのような楽曲を歌っても「これは彼女の声だ!」とすぐにわかるような、希有な存在感を誇る歌い手・ダズビー(DAZBEE)

圧倒的な歌唱力ゆえに海の向こうでも高い評価を受けている彼女の魅力を、おすすめの楽曲とともに徹底解説していきます。

ダズビーとは?

落ち着きのある彼女の歌声を初めて聴き、その後に「実はダズビーは日本の出身ではない」と説明すると驚く人がいるかもしれません。違和感がまったくなく、それどころか非常に美しい日本語の発音を聴いた後ではにわかに信じがたいことですが、彼女は韓国からやって来た歌い手です。

アーティストとして様々な分野で活躍する彼女のビジュアルイメージは、きらびやかな金髪を三つ編みにして書物を開いている謎めいた少女。実はこのイメージには、「小さな星に1人で住む少女」という設定があるようです

もともと彼女は、幼い頃に日本のアニメや文化に興味を持ち、「NARUTO -ナルト-」、「犬夜叉」、「クレヨンしんちゃん」などを観て育ちました。その後、中学生の頃に利用していた、日本の音楽を愛する人たちが集まる韓国のコミュニティサイトからニコニコ動画の存在を知り、次第に歌い手としての活動を意識し始め、夢を叶えて羽ばたいていくことになります。

気になるダズビーの経歴は?

現在は、ユニバーサルミュージックジャパンよりメジャーデビューを果たし、活躍の場を広げているダズビーの経歴を見てみましょう。

ニコニコで歌い手としてデビュー!

ニコニコ動画で確認できる最古の動画は、ダズキン名義で投稿されたもの。ただし、この名義は実在する企業名と紛らわしいことから、2012年より名称を現在のダズビー(DAZBEE)へ変更しています。

2011年、ニコニコ動画にカバー楽曲を投稿し、歌い手としてデビューを飾ります。特に活動を始めたばかりの頃は、自身の日本語の発音が日本人のリスナーに違和感なく聴こえるのかということが気がかりだったようですが、歌い手としての評価が次第に高まり、同時に、自身の日本語の発音についても自信を深めていきました。

もともと彼女は、母語である韓国語と日本語の間にある壁を、苦しいものや難しいものとして捉えるのではなく「楽しむもの」というようにポジティブに捉えており、それが歌い手としての成功につながったといえます。

ユニバーサルミュージックジャパンよりメジャーデビュー!

ニコニコ動画で歌い手としてデビューを果たしてから約10年が経過した2021年11月に、ダズビーの公式Xにて、ユニバーサルミュージックジャパンよりメジャーデビューするという発表がありました。

メジャーデビューについて告知されたのち、2022年1月には珠玉のカバーソングを集めたデジタルアルバムRemindful. One」をリリース。さらに2022年3月には、初のオリジナル楽曲「声の在り処」を制作します。

「声の在り処」については作詞も自身で担当しており、自身で紡いだ言葉を歌い上げることでいっそう、力強さや説得力が増していることもポイント。

日本語が母語ではないダズビーにとって、日本語をコツコツと紡ぐ作業は想像していたよりも難しく、プレッシャーも強かったとのことですが、それでも、歌詞を自由に書けるのは楽しかったという趣旨のコメントしています。

初のオリジナルアルバム「orbit」をリリース!

2023年7月には、カバーソングではなくオリジナル楽曲を集めた待望の1stアルバム、「orbit」をリリースしました。

アディオス」や「愛じゃない」など、これまで制作してきたオリジナル楽曲をすべて収録していることに加えて、新曲を4曲追加

パッケージの形態は、初回限定盤、通常盤、そしてFC限定盤の3形態に分かれ、それぞれ収録されている楽曲や特典の内容が異なります

TIAT SKY HALLにて、念願の1stミニライブを開催!

2023年11月12日には、1stアルバム「orbit」購入者限定の応募特典として、完全招待制の1stミニライブが開催されました。

圧倒的な存在感を誇るダズビーの歌声を生で聴けるチャンスとして、活動の初期から彼女を追いかけているファンの間で、また、新たに彼女の歌声に興味を持った人の間でも話題になりました。

白くて美しい衣装をまとって圧巻のパフォーマンスを繰り広げたダズビー。ファンにとって、表現力豊かな歌声に酔いしれる幸せな時間であると同時に、ダズビー自身にとっても、歌い手として精力的に活動してきた努力が実を結んだ瞬間といえるでしょう。

ダズビーの魅力とは?

独特で心地よい倍音を活かした圧倒的な歌唱力

カバーする楽曲によって歌い方や音域などが細かく変わるために、ダズビーの魅力をひと言で表現するのは難しいですが、とりわけ強調したいのは、心地よい倍音を活かした歌唱力と、それぞれの作品の世界に馴染んでいく表現力の高さ

楽曲のテーマを理解し、さらに登場人物の気持ちに寄り添い、リスナーを様々な世界へと連れて行ってくれる圧倒的なパフォーマンスは、日本だけでなく、母国の韓国でも高く評価されています

一部の楽曲ではミックスも担当

2024年10月時点で再生回数が6600万回を突破している「回る空うさぎ」をはじめ、カバーしている一部の楽曲については、自身でミックスを担当しています。楽曲制作に関してはやや完璧主義の一面があるそうで、少しでも作品のクオリティーを上げるために、少し時間を空けて何度もミックスの作業をやり直すほど。

タイアップ実績

TVアニメやゲームの主題歌など、様々なコンテンツとのタイアップ実績を見てみましょう。力強さと繊細さを併せ持つ心地よい歌声で、様々な作品の魅力をさらに高めています。

タイアップ楽曲

「ふたたび巡り会う軌跡」

ゲーム「エルクロニクル」主題歌

「イビツナコトバ」

TVアニメ「ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん」OP主題歌

「Scarlet」

TVアニメ 「メタリックルージュ」 ED主題歌

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