マサラダ ㋰責任集合体でブレイク!経歴や魅力を徹底解説

マサラダ ㋰責任集合体でブレイク!経歴や魅力を徹底解説

マサラダのおすすめ楽曲5選

ウルトラトレーラー / 重音テトSV

曲のタイトルを一目見て、「これはいったいどういうことなのだろう?」と不思議に思った人も多いはず。このタイトルに含まれるニュアンスは実際に曲を聴いてみれば明らかになりますが、これほどカオスなことを大真面目にやってしまうユニークなセンスこそ、マサラダがボカロPとして高い評価を得ている理由の1つです。

タイトルの意味に直結する面白い演出と、疾走感のあるイントロでリスナーの心をつかみ、さらにAメロからBメロ、さらにはサビを含めたすべてのセクションでメロディーラインを小刻みに変化させ、一度つかんだリスナーの心を離しません。

幕開けからフィナーレまで疾走感や爽快感のあるポップなメロディーは必聴。さらに、MVでシュールな世界観を演出して笑いを取るだけにとどまらない、リスナーを見事に感動させる工夫にも注目です

㋰責任集合体 / 重音テトSV

タイトル通り、非常に無責任なニュアンスが込められた歌詞が印象的な曲。歌詞の中で特定のものを名指ししているということはありませんが、例えばビジネスシーンにおける「言った言わない問題」や、たびたび問題になる政治家の言動など、無責任にもほどがあると思ってしまう事柄は枚挙に暇がないでしょう。

特定の誰かが悪いというのではなく、人は誰もが少なからず無責任であるというニュアンスが、タイトルに込められているのかもしれません。メロディアスなベースラインとは裏腹に、歌詞は刺激的かつクールです。マサラダが自ら手掛けているMVは、楽曲の世界観を見事に表現しており、クリエイターとしてのマルチな才能を感じます。

やや「無責任」な言い方ですが、リズムや音程の取り方がそれほど難しいわけでもないので、大人数の「集合体」を形成してカラオケで歌うと意外に盛り上がるかもしれません。

ちっちゃな私 / 重音テトSV

マサラダにとって2曲目のオリジナル曲は「ちっちゃな私」です。

デビュー曲の「ライアーダンサー」は、自然と体が踊り出すようなEDMでしたが、ハイテンションな曲調から一転して、やや落ち着きのあるメロディーラインが印象的「おっきな私」の主張に、「ちっちゃな私」が可愛く合いの手を入れているイメージです。

曲調も歌詞のイメージもデビュー曲とは大きく異なるのですが、思わず口ずさみたくなるノリの良さは相変わらずで、仕事やプライベートのことでなにか悩みを抱え込んでいるときにも難しいことを考えずに楽しめます。

大きな私とちっちゃな私にパートを分けて、2人でデュエットするのも楽しいかもしれません。

ライアーダンサー / 重音テトSV

ライアーダンサー」は、2023年6月にリリースされたマサラダのデビュー曲。すでに紹介したとおり、デビュー曲にもかかわらず非常に大きな反響がありました。

性別を問わず幅広い年代のリスナーから高く評価された理由として、ノリが良いスタイリッシュなEDMでありながら、歌詞の内容や楽曲の世界観はどこかシュールで、思わず笑ってしまうことなどが挙げられるでしょう。

曲の中で登場する「話題に乗り遅れるのが嫌でなんとなく周囲に話を合わせる」というシチュエーションに限らず、ストレスなく毎日を生きていくために、誰もが日々、罪のない嘘を重ねています。

その嘘は周囲に向けられることもあれば、自分自身の心に向けられることもあるでしょう。嘘をついたことのない人はこの世に存在しないからこそ、「あるある」なシチュエーションに思わず共感してしまいます。

また、歌詞の中に「それでもゴールは変わらないのならきっとそうやって生きてもいいの」とあるように、マサラダは、自分の心を守るためにつく罪のない嘘を断罪していません。

「嘘で踊る」ことで幸せを実感できることもあると教えてくれる、ユニークでシュールなナンバーです。

抜刀 / ナキボクロ

泣きたい時に寄り添う歌」を届けるというコンセプトを掲げ、2022年12月にオリジナル曲「シネヨイキロ」で颯爽とデビューを果たした正体不明のアーティストナキボクロ

デビュー曲に続いて、 2023年8月にリリースされた「222」も大きな反響を得たナキボクロが、満を持してリリースした3rdシングル「抜刀」。この楽曲をマサラダが提供し、さらにMVに登場するキャラクターのデザインも行っています。

高い評価を得たデビュー曲「シネヨイキロ」はわずか84秒で構成されたセンチメンタルなバラードナンバーでしたが、長さはもちろん、楽曲のイメージやリスナーに伝えるメッセージなどを含めて、この楽曲とはひと味違う魅力を感じます。

「抜刀」というタイトルからもなんとなくイメージできるように、この楽曲は和のサウンドを取り入れたEDMで、「泣きたい時に寄り添う」ナキボクロの静謐な歌声が見事にマッチしています。これまで、マサラダが制作してきたオリジナル曲はすべてボーカル音源に重音テトが使用されてきたこともあり、過去のイメージを一新する楽曲の登場に胸を高鳴らせたファンも多いはず。

ぜひ、スタイリッシュなメロディーから放たれる痛切なメッセージに耳を傾けてください。

マサラダ まとめ

2023年6月にボカロPとしてデビューして以来、2024年11月現在でまだ2年にも満たないキャリアの中で次々と驚異的なヒットを記録し、知名度を高めているマサラダ。

シリアスなメロディーラインのEDMに、どことなくシュールな歌詞をのせて、性別を問わず幅広い年齢層のリスナーを虜にしています

ボカロP・マサラダの活躍はまだまだ始まったばかりです。次はどんな名曲が飛び出すのでしょうか。期待して待ちましょう。

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