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舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」見どころ
ストーリーやキャスト以外にも、「呪いの子」の見どころはたくさん。舞台上には、魔法を再現するためのさまざまな仕掛けが張り巡らされています。
舞台ならではの仕掛けで再現された魔法の数々
劇場へ足を踏み入れた観客がまず目にするのは、イギリスの権利元からの要請に基づきミリ単位で寸法が決められた舞台美術。客席から見える範囲もかなり精密ですが、裏側に舞台を動かす機構を仕込むために、劇場の床を1.2メートルも掘り下げたと言われています。
箒が空を飛ぶような魔法の仕掛けは、基本的に演じているキャスト本人と一部スタッフしか知らないとのこと。稽古場でも徹底した守秘義務のもとで練習しているため、公演を見た観客からも「どうなっているのか分からない」「本物の魔法としか思えない不思議さだった」といった感想が相次ぐほどです。
特に印象的なのは、炎の魔法「インセンディオ」。杖の先から放たれる炎は舞台の上方にも広がり、前列の観客が熱気を感じる勢いで燃え盛ります。
登場する魔法は原作ファンにとってなじみのあるものばかりですので、どんな魔法がどのように再現されるかその目で確かめてみてください。
観劇前後も楽しめるグッズ&カフェ
劇場内には校章をモチーフにした真紅のカーペットや4寮のフラッグ、物語に登場する守護霊・パトローナスなどの装飾が施されています。劇場内にあるポスターのQRコードをスマホで読み込むと、カメラ越しにパトローナスを呼び出す魔法を体験できますよ。
1階フロアのカフェ「THEATER BASE(シアターベース)」では、ドリンクや寮のイメージカラーに合わせた4種類のドーナツなどの軽食を販売中。2階ホワイエにはグッズショップがあり、公演プログラムや寮カラーのグッズ、マジカルワンド(杖)などが人気です。
また劇場の外にも、大きなタイムターナーのモニュメントや組み分け帽子、ディメンターなどのフォトスポットが設置してあります。赤坂Bizタワーには「Harry Potter Cafe」とグッズショップ「ハリー・ポッター マホウドコロ」もあるため、観劇の合間に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
最後に
見ごたえのあるストーリーや迫力のある演出が人気を呼び、リピート客も後を絶たない「呪いの子」。
不思議な魔法に染まった赤坂の街で、ぜひ「ハリー・ポッター」の世界を体験してみてください。