桜木みなとは、宝塚歌劇団宙組の男役2番手であり、次期トップスターです。
2009年に、多くのトップを輩出した「花の95期生」として宝塚歌劇団に入団、宙組に配属され、2025年4月28日付けで宙組トップスターへの就任が決定しています。
小顔で正統派、美少年らしい爽やかなビジュアルと、高く安定した舞台スキル、初の宙組生え抜きのトップスター就任とあって、大きな話題を集めています。
そんな桜木みなとのプロフィールや魅力、代表作について、徹底解説していきます。
目次
桜木みなとのプロフィール
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愛称:ずん
生年月日:12月27日
出身地:神奈川県横浜市
身長:170cm
代表作:「オーシャンズ11」「壮麗帝」「カルトワイン」「HiGH&LOW-THE PREQUEL-」等
芸名の由来:出身地の神奈川県横浜市にある「桜木町」と「みなとみらい線」にちなんで命名
桜木みなとの経歴は?
将来の夢は「舞台に立つ仕事をしたい」
小さい頃は、習字やバスケットボール、ダンス等多くの習い事をしていたという桜木。
小学5年生の頃に引っ越しによる転校を経験し、その時に友人に誘われて合唱クラブ、演劇部に入部しました。
その頃、姿月あさと主演の宙組公演「エリザベート」を観て、漠然とながら「舞台に立つことを仕事に出来たら」と思うようになったようです。
2002年、東京宝塚大劇場での、和央ようか主演の宙組公演「鳳凰伝 -カラフとトゥーランドット-/ザ・ショー・ストッパー」の観劇をきっかけに、具体的に舞台への道を模索し始め、高校も演劇部がある学校を選択。
在学中に宝塚音楽学校の受験を決めて、見事一発で合格を果たしました。
「花の95期生」の一人として宙組に配属
2009年、「花の95期」の一人として宝塚歌劇団に入団し、宙組に配属。
歌・ダンス・演技力とハイレベルで隙のない実力で、2014年の「白夜の誓い」での新人公演初主演を皮切りに、2回の新人公演主演、2回のバウホール公演主演と、順調にトップへのキャリアを積んでいきました。
また一期下の和希そらとは、共に小顔で親しみの湧く弟キャラであったことから、「ずんそら」の愛称で親しまれ、コンビとしても多くの人気を集めました。
一方で、他の「花の95期生」の活躍は更に目覚ましく、2019年には星組の礼真琴と花組の柚香光、2021年には月組の月城かなとがそれぞれトップスターに就任。
それにひきかえ、未だ3番手に留まる自身の立場に、「皆に置いていかれる」と強い焦燥感を覚えていました。
自分だけの個性に悩む日々と宙組のジンクス
更に、桜木の苦難は続きます。
優れた舞台技術を持ちながら、一方であまりの安定感故に、「優等生過ぎて、個性がなくてつまらない」という評価に苦しめられました。
また、宙組のジンクスとの戦いもありました。
1998年に創設された宙組は、全5組中最も新しい組であり、多くの長身でスタイリッシュな男役と、「コーラスの宙組」と呼ばれる美しいアンサンブルによって人気を博しているものの、他4組より一段下という見方をされてきました。
その最たるものが、「宙組生え抜きのトップスターが存在しない」という点です。
初期配属されてから、一度も所属組を変えることなく、その組でトップスターに就任した男役
常に他の組からトップスターが異動してくるのが常で、「宙組生え抜きのトップスターの誕生」は、宙組を愛する全ての人間の悲願です。
「桜木みなとなら、10代目宙組トップスターに就任して、夢を叶えてくれるかもしれない」。
それは、元々欲が少なく、入団当初は舞台の端に立てれば満足という性格だった桜木には、相当なプレッシャーになったのではないでしょうか。
やがて、桜木に大きな転機が訪れます。
一つ目は、2019年の「オーシャンズ11」。
その直前に出演した「黒い瞳」から引き続き悪役を演じたことで、「明るく真面目な優等生」「育ちの良い宙組の御曹司」といった固定されたイメージが打破されました。
二つ目は、2020年の主演作「壮麗帝」です。
本作はオスマン帝国の最盛期を導いた皇帝スレイマンの姿を描いた作品であり、桜木が演じたスレイマンは「10代目の」オスマン帝国皇帝。
この符号は、「桜木を必ず10代目の宙組トップスターに就任させるという劇団からのメッセージ」と捉えられ、また桜木自身も、本作で舞台を引っ張るトップスターとしての資質と集客力の高さを証明しました。
この頃受けたインタビューでは、かつて抱いていた焦りは消えて、自分には自分のタイミングがあると考えられるようになった、と腹の据わったコメントを残しており、「宙組の御曹司」として大きく成長したことが感じられます。
5年7か月という歴代3位のトップ在任期間を務めたトップスター真風涼帆の退団後は、トップスター芹香斗亜のもとで男役2番手に昇格。
真風体制下で長期で3番手男役を務めたことで、2番手男役となってからも安定した堂々たる男役として人気を博しています。
初の宙組生え抜きのトップスター誕生
そして遂に2025年4月28日付けで、宙組トップスターへの就任が決定しました。
悲願の「宙組生え抜きのトップスター」誕生に、SNS上には多くの祝福の声が溢れました。
コンビを組むトップ娘は、芹香体制から引き続き春乃さくらが務め、早くも「さくさく」コンビの愛称で親しまれています。
2025年6月からはトップお披露目公演「ZORRO THE MUSICAL」、2025年9月からは大劇場トップお披露目公演「PRINCE OF LEGEND/BAYSIDE STAR」の上演が決定しており、特に「PRINCE OF LEGEND」は、2022年の宙組公演「HiGH&LOW-THE PREQUEL-」に続く、LDHとの2度目のコラボ作品として大きな話題となっています。
桜木みなとの魅力は?
小顔で正統派、爽やかな魅力を持った現代的なビジュアル
小顔且つ正統派、涼やかな目元を持った爽やかさによる、現代的な若者らしいビジュアルが桜木の魅力。
長身揃いの宙組の中では小柄な方ですが、与える印象は宙組の特徴であるスタイリッシュさにぴたりと一致し、宙組トップスターに相応しい人物です。
歌・ダンス・演技力とハイレベルで隙の無い実力者
全ての舞台スキルがハイレベルで、かつクールな役から癖の強い悪役、コメディエンヌ等、どんな役柄にも合わせられる器用さも併せ持っています。
特に演技をしながらの歌唱の巧みさと低音の安定感には定評があり、大きな魅力と言えるでしょう。
明るくて仲間想い、芸事にはストイックな優等生
仲間からも「優等生」と呼ばれる、明るく真面目な性格の持ち主です。
その優等生ぶりから「個性がない」と批判されることもありましたが、「自分の中にあるものを置き去りにせず」「桜木みなとの男役というものを大切にしていければ」と語っており、個性がない故に何色にも染まることが出来ること自体を武器とする思い切りの良さと、高い自己分析力を持っています。
2023年に宙組下級生が命を絶つ痛ましい出来事がありましたが、その中でも動揺する宙組生をまとめて頼りにされ、仲間想いの部分も高く評価されています。
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