柚香光のプロフィールや魅力、退団後の活動を徹底解説

柚香光は、宝塚歌劇団花組のトップスターとして活躍したタカラジェンヌです。

2009年に宝塚歌劇団に入団し、2019年にトップスターに就任、2024年5月26日に退団しました。

見るものを釘付けにする華やかなビジュアルとダンス技術で人気を集め、「はいからさんが通る」「うたかたの恋」「二人だけの戦場」といった数々の人気作を演じたことで知られています。

そんな柚香光のプロフィールや魅力、退団後の活動について、徹底解説していきます。

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  update2024/08/20

柚香光のプロフィール

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柚香光の経歴は？

3カ月の受験準備で一発合格！宝塚音楽学校時代

幼少期は、非常に活発な少女であった一方、クラシックバレエとピアノに夢中になっていて、宝塚歌劇団のことはほとんど知らなかったとのこと。

中学卒業間際に、母親から書店のレジ横で見つけてきた宝塚音楽学校の入学願書を渡され、音楽学校の時間割に大きな魅力を感じて、即願書を提出しました。

初観劇も願書提出後で、受験までに3カ月しか準備期間が無かったものの、競争倍率19.18倍を潜り抜け、見事一回目の受験で合格。

最終試験の段階で、「すごい子が出てきた」と教師陣から評判になるほどの華やかなビジュアルとダンス技術によって、入学後はめきめきと頭角を現していきました。

また、95期の中ではピアノの成績が一番だったのは有名なエピソード。

同期の月城かなとや実咲凛音など、多くの生徒が彼女のピアノ技術の高さに言及しており、その実力のほどは、「巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜」でのフランツ・リスト役などで確かめることが出来ます。

スター揃いの95期生の一人として宝塚歌劇団入団

柚香光は、2009年に95期生として入団、宙組公演「薔薇に降る雨／Amour それは…」で初舞台を踏み、花組に配属されました。

そのスター揃いの同期の中でも、早くから3度の新人公演主演を務めるなど、「絶対にトップスターになる逸材」と高い注目を集めていました。

若手時代から花組トップスター就任まで

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※画像は、2020年の柚香光×華優希トップコンビ大劇場お披露目公演の時のもの

当時の花組は、「トップオブトップ」と呼ばれたタカラジェンヌ、明日海りおがトップスターを務めていた花組最盛期にあたり、彼女はその中でどんどん花開いていきました。

2015年に上演された、明日海りお×花乃まりあトップコンビ大劇場お披露目「カリスタの海に抱かれて／宝塚幻想曲」で、花組男役3番手に昇格。

2017年に少女漫画原作の「はいからさんが通る」で東上公演初主演、2018年には、同じく少女漫画原作の「ポーの一族」で花組男役2番手に昇格。

更に2019年東上公演主演作の「花より男子」も少女漫画が原作の舞台であり、「少女漫画原作と言えば柚香光」というイメージは、ここで確立されたと言えます。

また、この頃の彼女は、花組配属の花組育ちでトップスター路線の存在だったため、「花組の御曹司」とも呼ばれて多くの期待を背負っていました。

トップスターとして走り続けた4年半と退団後の活動

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2019年11月25日付けで、念願の花組トップスターに就任。

コンビ相手となるトップ娘役には、2019年から2021年は華優希、2021年以降は星風まどかが務めました。

不運なことに、彼女は2019年12月から世界的流行となった新型コロナウィルスの影響をモロに受けたトップスターであり、大劇場お披露目公演「はいからさんが通る」の延期を始めとして、何度となく公演が中止されています。

しかしその中でも、宝塚の筆頭組である花組を支える稀代のトップスターとして多くのファンに愛され、退団が発表された時には「私の宝塚人生は終わった」といったショックの声がSNS上に溢れました。

そして、2024年5月26日の「『アルカンシェル』〜パリに架かる虹〜」東京公演千秋楽で退団。

退団後初のソロコンサート「Ray Yuzuka 1st Solo Concert『TABLEAU』」が、9月11日から29日にかけて、大阪・東京・愛知で開催されます。

ダンスを得意とする彼女らしい、ダンス中心のコンサートとなる他、トップコンビを組んだ星風まどか、華優希がそれぞれ大阪・東京公演のゲストとして登場すると発表され、話題を集めています。