【宝塚宙組】歴代トップ8人のプロフィールやおすすめ公演を徹底解説

【宝塚宙組】歴代トップ8人のプロフィールやおすすめ公演を徹底解説

宝塚歌劇団宙組は、2023年に芹香斗亜×春乃さくらの新トップコンビが誕生したばかりの最もフレッシュな組です。

最近話題となった作品としては、EXILE TRIBEプロジェクトによる映画「HiGH&LOWシリーズ」の舞台化や、世界的に有名なスパイ映画「007/カジノ・ロワイヤル」の舞台化など、スタイリッシュ且つ男役の魅力の光るものを数多く上演しています。

そんな魅力を持つ宙組について、徹底解説していきます。

宝塚歌劇団 宙組とは

宝塚歌劇団 宙組の特徴

宝塚歌劇団宙組は、1998年に、花・月・雪・星に続く五番目の組として創設されました。

イメージカラーは紫。

2024年5月時点、組長を松風輝(まつかぜ あきら)、副組長を秋奈るい(あきな るい)が務めています。

長身でスタイリッシュな組子が多く、迫力と調和のとれたコーラスを得意とするところから「コーラスの宙組」とも呼ばれており、現代的な魅力を特徴としています。

歴代トップスターのプロフィール

凰稀 かなめ(おうき かなめ)



愛称:かなめ、りか、てる
生年月日:9月4日
出身地:神奈川県川崎市
身長:173㎝
代表作:「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」「風と共に去りぬ」「ベルサイユのばら」等

凰稀かなめは、2000年に86期生として宝塚に入団、2012年にトップスターに就任しました。

雪組育ちの所作の美しさと、男役ながら女性らしい雰囲気を兼ね備えたトップスターで、そのずば抜けて美しいビジュアルから、「銀河英雄伝説」のラインハルトや「ベルサイユのばら」のオスカルなど、二次元世界にしか存在し得ないようなゴージャスな人物を数多く演じました。

2015年に退団後は、舞台・ドラマなど幅広く活躍。2024年の大河ドラマ「光る君へ」では、才色兼備の歌人・赤染衛門を演じて話題になっています。

朝夏 まなと(あさか まなと)



愛称:まぁ、まぁさま、まなと
生年月日:1984年9月15日
出身地:佐賀県佐賀市
身長:172cm
代表作:「ベルサイユのばら」「王家に捧ぐ歌」「エリザベート -愛と死の輪舞-」等

朝夏まなとは、2002年に88期生として宝塚歌劇団に入団、2015年にトップスターに就任しました。

花組出身の男役らしい華のある精悍なトップスターで、代表作の一つ「エリザベート -愛と死の輪舞-」での死の象徴・トート役では、見ているこちらがドキッとするような情熱的かつ色気のある演技力が多くのファンの心を惹きつけました。

役柄とは裏腹に、非常に明るくフレンドリーな性格の持ち主で、宙組メンバーを筆頭に彼女を慕う後輩たちがたくさんいることでも知られています。

2017年に退団した後も、第45回菊田一夫演劇賞の演劇賞を受賞する等、舞台女優として活躍中。

真風 涼帆(まかぜ すずほ)


愛称:ゆりか、すずほ
生年月日:7月18日
出身地:熊本県菊池郡
身長: 175cm
代表作:「オーシャンズ11」「NEVER SAY GOODBYE」「HiGH&LOW」等

真風涼帆は、2006年に92期生として宝塚に入団、2017年にトップスターに就任。

長身揃いの宙組の中でも175㎝と高く、そのクールな見た目と相まって、スタイリッシュな宙組を体現したトップスターとして知られています。

下級生時代にはあまりの下手さに役を取り消されたというエピソードの持ち主ながら、作曲家のフランク・ワイルドホーンから「あの子は絶対スターになる」と言われるほどの圧倒的オーラを持っており、宙組トップに就任した頃には男くささと包容力を合わせもった魅力的な舞台人として成長しました。

その結果、トップ在任歴は平成以降では第三位の長期政権となり、2023年の退団後も多くのファンを惹きつけています。

芹香 斗亜(せりか とあ)


愛称:キキ
生年月日:1月20日
出身地:兵庫県神戸市
身長:173cm
代表作:「群盗」「プロミセス、プロミセス」「Xcalibur エクスカリバー」等

芹香斗亜は、2007年に93期生として宝塚に入団、2023年にトップスターに就任しました。

前トップの真風涼帆とは若手時代に星組で一緒に苦労を重ねた仲間であり、花組で二番手に昇格した後、宙組二番手に就任。

長らく宙組二番手として真風体制を支え続け、人気作品「オーシャンズ11」などで見られる、「まかキキ」と呼ばれる息の合った二人のタッグは、宙組人気の理由の一つともなりました。

関西出身のユーモアに富んだ人物であり、8年間にわたる二番手時代に培った熟練した演技力と、悪役を得意とするトップスターらしからぬトップスターとして人気があります。

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