「高木豊チャンネル」大洋ホエールズ(現 横浜DeNA)・高木豊が配信するYouTubeチャンネルに注目

「高木豊チャンネル」大洋ホエールズ(現 横浜DeNA)・高木豊が配信するYouTubeチャンネルに注目

1980年代、現在の”横浜DeNAベイスターズ”がまだ”横浜大洋ホエールズ”だった頃、華麗な守備と颯爽とした走りで多くの野球ファンを魅了していた高木豊さん。

現在は、野球解説者&YouTuberという二つの顔を持っています。

しかも、公式メインチャンネル「高木豊 Takagi Yutaka」は、20万人以上もの登録者数を誇っている人気チャンネルなのです。

現役時代、数々の伝説を残してきた高木豊さんが配信する「高木豊 Takagi Yutaka」では、一体どんなお話が披露されているのでしょうか。

高木豊さんの経歴と合わせて、YouTubeチャンネル「高木豊 Takagi Yutaka」の魅力についてご紹介してまいりたいと思います。

高木豊・プロフィール


基本情報


名前:高木 豊(たかぎ ゆたか)
生年月日:1958年10月22日
出身地:山口県防府市
投打:右投左打
ポジション:セカンド・ショート・外野

高木豊・経歴

高木豊さんは、山口県の強豪校として知られる多々良学園高校(現・高川学園高校)に進学し、中央大学を経て、1980年のドラフトにて横浜大洋ホエールズから3位指名を受けてプロ入りを果たしました。

プロ1年目にして1軍登録を果たし、シーズンの序盤は控え選手としてベンチを温めていたものの、後半戦にはスタメン出場の機会が増え、徐々に指揮官の信頼を勝ち取っていきました。

1983年にはほとんどの試合でスタメン起用され、打率.314、盗塁27という成績を残し、華麗な守備でダイヤモンドグラブ賞(現・ゴールデングラブ賞)にも選出されました。

1984年には盗塁王に輝き、翌年の85年には「高木豊さん・加藤博一さん・屋敷要さん」という球界屈指の韋駄天3人で構成される「スーパーカー・トリオ」としてファンを魅了。

横浜大洋ホエールズで一時代を築き上げました。

盗塁王1回、ベストナイン3回、ダイヤモンドグラブ1回という輝かしい成績を残し、1994年に現役を引退しました。

現役時代

高木豊さんは、「スーパーカー・トリオ」の1番手を担うほどの素早い走力、どこでも守ることのできる起用さ、そしてほとんどスランプに陥ることのないコンスタントな打力を持ち合わせる万能型の選手でした。

その能力の高さで、新人ながら早い段階から監督の信頼を勝ち取り、ほどなくしてベテラン選手からレギュラーを奪うことができました。

高木豊さんの安定した打力は、残された数字が物語っています。

現役14年間のうち、打率3割超えを8度記録しており、引退するまで新人1年目の.220を切ったことは一度もありません。

出塁率も常に高い数字を叩き出していることから、1番及び2番打者としての役割をきっちり果たしていたことがわかります。

安定した打力と出塁率の高さはチームにも安心感を与えることから、絶え間なくコンスタントにレギュラーとして起用されていたのです。

そして、高木豊さんは守備においても常人離れした凄さを発揮しています。

1983年にはセカンドの名手としてダイヤモンドグラブ賞を受賞しましたが、1985年には突如ショートへコンバートされたのにも関わらず、ショートでのベストナインに輝くという偉業を成し遂げています。

現役時代についたことのあるポジションは、セカンド、サード、ショート、ファースト、外野。

なんと、ピッチャーとキャッチャー以外のポジションをほとんど経験しているのです。

どこでも守れる起用さと、それでも打率が落ちない安定感、そしてほとんど離脱せず試合に出続けられる体の強靭さこそ、高木豊さんが長年活躍できた要因でしょう。

引退後

高木豊さんは、横浜大洋ホエールズで13年間、日本ハムファイターズで1年間のプロ生活を送り、1994年に現役を引退しました。

引退後は、野球解説やテレビ番組への出演など、多方面でマルチに活躍しました。

2001年には横浜ベイスターズの守備・走塁コーチに就任。

そして、2003年には長嶋茂雄氏が率いる日本代表チームT時でも守備・走塁コーチに招聘されました。

さらに、2012年にも横浜DeNAベイスターズの1軍ヘッドコーチを1年間務めるなど、その高い指導力を常に現場から強く要望されています。

自らの体験をもとにした組織論や、鋭い予測能力などを盛り込んだ野球解説はファンから定評があり、YouTubeチャンネルにおいてもその力説を聞くことができます。

「高木豊 Takagi Yutaka」チャンネル・魅力

高木豊さんが配信するYouTubeチャンネル「高木豊 Takagi Yutaka」では、当然プロ野球全般についての専門的な話を聞くことができます。

しかし凄いのは、高木豊さんが一緒にトークを繰り広げるゲストがビッグネームばかりだということです。

フリーアナウンサーの森藤恵美さんがアシスタントを務めて、高木豊さんと様々な野球談議を披露してくれる動画が基本なのですが、頻繁に大物ゲストが出演します。

原辰徳巨人監督、阿部慎之助巨人二軍監督、ラミレス横浜DeNAベイスターズ監督、掛布雅之さん、江川卓さん、村田真一さん、佐々木主浩さん、谷繁元彌さんなどといった往年のスター選手から、巨人・坂本勇人選手、ソフトバンク・内川聖一選手、西武・松坂大輔選手、横浜・山﨑康晃選手など、現役で活躍中の選手まで続々と登場されるのです。

普段のスポーツ番組のインタビューなどでは見ることの出来ない、いろんな方の貴重な話を詳しく聴くことができるので、プロ野球ファンにはとても魅力的な内容が満載なのです。

「高木豊 Takagi Yutaka」チャンネル・オススメ動画

では、その中でも特にオススメな動画をご紹介してまいりましょう。

[阿部慎之助]巨人二軍監督が現役時に対戦し退場しろ退場しろと願っていた選手とは!?阿部監督が選ぶ嫌な打者、嫌な投手ベスト3!

2019年に現役を引退し、間髪入れず巨人二軍監督に就任された阿部慎之助さんが登場の回です。

かつて原辰徳監督から「巨人は阿部のチーム」とまで言わしめた、球界を代表する選手であった阿部慎之助さんが、個人的に思う「対戦するのが嫌だった打者と投手のベスト3」を語っています。

巨人では不動の正捕手として、そしてキャプテンとして長年チームを引っ張り、リーグ優勝8回、日本シリーズ制覇3回を成し遂げた無双の阿部慎之助さんが、現役時代に対戦して本当に凄いなと思った選手とは一体誰なのか。

意外な選手の名前が飛び出します。

球界のレジェンド同士である高木豊さんとともに、その選手の凄さについて語り合います。

[メディア初!!]昭和の怪物江川卓!の過去を洗いざらい徹底調査!過去から現在に至るまで全て話します!!

「昭和の怪物」と呼ばれた元巨人の大投手・江川卓さんをゲストに迎え、怪物はどのようにして生まれたのか、テレビでは語ったことのない「怪物・江川」が出来上がるまでの数々のエピソードが飛び出します。

[必見!]初めて語る空白の1日について、昭和の怪物はその1日どこで何をしていたのでしょうか…その疑問が明らかに!

「昭和の怪物」誕生秘話に続いて配信されているのが、球史に残る注目の話題。

江川卓さんの空白の1日について、ご本人がその真相を語ります。

プロ野球ファン、中でも巨人・阪神の各ファンにとっては、これだけ時が流れても一番気になる話題なのが、「江川卓さんの空白の1日」「小林繁さんとの電撃トレード」でしょう。

あの時、何がどうなっていたのか、江川卓さんの口から初めて真相が語られます。

これまでテレビでは語ることのできなかった話ですが、高木豊さんだからこそ聞き出すことに成功した貴重なインタビューです。

[巨人の監督室潜入!!]Mr.長嶋からバトンを受け継いだ時の心境や、優勝時の涙の理由をノーカットでお見せします。

原辰徳巨人軍監督と高木豊さんは同級生であり、学生時代から切磋琢磨しあった仲。

学生時代もプロに入っても、お互いチームは違えど、プロ野球界を盛り上げてこられた言わずと知れたレジェンド同士です。

そんな二人が、普段メディアでは滅多に見ることができない巨人監督室で行ったという、貴重な対談の模様が収録されています。

原監督は現役引退後、若くして首脳陣入りし、長嶋茂雄読売ジャイアンツ終身名誉監督のもとでヘッドコーチを務めました。

その後、長嶋監督から引き継いで、巨人軍監督という大役を仰せつかった原監督の当時の心境や、常勝軍団を率いて幾度もリーグ優勝及び日本一にチームを導いてきた名将の本当の心の内などを明かしています。

高木豊さんと原監督の間柄だからこそ、実現することのできたこの対談は必見です。

息子は全員Jリーガー

高木豊さんといえば、3人の息子さん全員がJリーガーであることはとても有名です。

長男・俊幸(としゆき)さんはセレッソ大阪、次男・善朗(よしあき)さんはアルビレックス新潟、三男・大輔(だいすけ)さんはG大阪で、3人とも現役で活躍されています。

「高木三兄弟」として早くから注目され、年代別日本代表にも選出されました。

野球ではなくサッカーで才能を開花させたことはもちろんですが、3人ともプロアスリートに育てあげるという奇跡の子育て論がとても注目を集めています。

何が得意なのか、何に興味があるのか、それを見つけるために親としていろんな環境を提供してあげることで、高木豊さんは子供たちが自ら道を選んで進んでいけるようにされました。

いろんな可能性を引き出す努力を惜しみなく続けた結果、見事”全員Jリーガー”という奇跡の兄弟を育てあげることになったのです。

高木豊さんの子育て論は、講演会などで詳しく聞くことができますので、子を持つ親御さんや部下など後進の育成に注力したい方には、ぜひおすすめです。

最後に…

いかがでしたでしょうか。

元プロ野球選手・高木豊さんが配信するYouTubeチャンネル「高木豊 Takagi Yutaka」は、野球ファンはもちろん様々な業界から注目されています。

「高木豊 Takagi Yutaka」チャンネルに出演されるゲストの皆さんは、他の元プロ野球選手が配信するどのYouTubeチャンネルと比較しても、人脈の幅広さと豪華さが圧倒的です。

今や、いろんな元プロ野球選手がYouTube配信を始めていますが、高木豊さんは先駆者的な存在でもあります。

テレビでも実現できないようなブッキングを可能にしてしまうチャンネル「高木豊 Takagi Yutaka」。

今後もどんなゲストが出演し、そしてどんな秘話を明かしてくれるのでしょうか。

プロ野球ファンにとっては、楽しみで仕方ありません。

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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