昨季にJ2リーグ優勝を成し遂げ、3年振りにJ1リーグの舞台に戻ってきた静岡の名門、清水エスパルス。
本記事では、サッカー歴27年目・元セミプロサッカー選手の経験もある筆者が、サッカー王国復活に向けて躍動する、清水エスパルスの最新情報をご紹介します。
目次
清水エスパルスのクラブ紹介
清水エスパルスは、静岡県静岡市をホームタウンとする、Jリーグクラブです。
ホームスタジアムは、静岡市清水区に位置するIAIスタジアム日本平で、通称「アイスタ」の名で知られています。
丁寧に整備された芝生と、選手との距離感が近く臨場感あふれるスタジアムは、Jリーグアウォーズにおいて歴代最多9回のベストピッチ賞を受賞しています。
特に2008年から2015年にかけては、8年連続で受賞しており、その優れたピッチコンディションは、Jリーグ界でも高く評価されてきました。
スタジアムの収容人数は約2万人で、富士山を望む絶景のロケーションが楽しめます。
また、サポーターの応援はラテン音楽やサンバのリズムを取り入れたスタイルで、対戦チームからも人気があります。
清水エスパルスの歴史
静岡市清水区をホームタウンに、母体を持たないクラブとして、唯一Jリーグ加盟を承認されたのが1991年当時の清水FCです。
その後、「静岡」・「清水」・「サッカー」の頭文字をとったエス(S)と、英語で心臓の鼓動を意味するパルス(PULSE)を掛け合わせ、“エスパルス”という愛称が生まれました。
清水エスパルスは、Jリーグ発足時に加盟したオリジナル10(テン)と呼ばれる10クラブのうちの1つです。
チームカラーは、当初の清水FC伝統であるマリンブルーが有力候補でしたが、当時の10クラブ中、6クラブが青を希望していたため、静岡の特産品である“みかん”をイメージしたオレンジに決定しました。
当時、プロ契約の第1号選手として、静岡県立清水東高等学校で「三羽烏(さんばガラス)」と呼ばれたうちの1人、大榎克己(おおえのきかつみ)氏が加入。
同時期には、長谷川健太(はせがわけんた)氏も加入し、2人はのちに清水エスパルスでスターとなり、最終的に監督まで務めています。
清水エスパルスは、ワールドカップ出場選手も多数輩出している、言わずと知れたJリーグの名門クラブです。
清水エスパルスの過去タイトル一覧
清水エスパルスが今まで手にしてきたタイトルを、以下にご紹介します。
- Jリーグカップ:優勝1回(1996年)
- アジアカップウィナーズカップ:優勝1回(1999-2000年)
- 天皇杯:優勝1回(2001年)
- J2リーグ:優勝1回(2024年)
昨季は圧倒的な強さでJ2リーグを優勝し、今季はJ1リーグに復帰。
初のJ1リーグ優勝へ向けて、負けられない戦いが続きます。
清水エスパルスの新スタジアム構想
現在使用されているホームスタジアム(IAIスタジアム日本平)は、完成から30年以上が経過しました。
施設の老朽化に加え、観客席を覆う屋根の割合がJリーグの基準を満たしていない課題もあり、建て直しが必要と判断されました。
清水エスパルスの新スタジアム構想は、単に新しいサッカー場を建設するだけでなく、清水の街の未来を大きく変える可能性を秘めています。
新スタジアムが完成すれば、サッカー文化が深く根付くこの地において、動員数の増加は確実です。
清水エスパルスの歴代有名選手
これまで清水エスパルスを支えてきた、歴代の有名選手3名をご紹介します。
澤登正朗(さわのぼりまさあき)
1992年〜2005年まで清水エスパルスに在籍。
自身のプロ生活は清水エスパルス一筋で活躍した、元日本代表のミッドフィルダーです。
Jリーグの初代新人王で1999年には、Jリーグベストイレブンにも選出されています。
静岡県内出身でもあり、卓越した技術とリーダーシップから「ミスターエスパルス」と称されてきました。
現在では監督業からテレビ解説者まで、幅広く活躍しています。
市川大祐(いちかわだいすけ)
1998年〜2010年まで清水エスパルスに在籍。
高い身体能力を活かした攻撃的サイドバックとして、清水エスパルスを支えてきました。
17歳322日の若さで日本代表デビューし、最年少出場記録を樹立しています。
なお、日本代表最年少出場記録は、現在も塗り替えられておりません。
昨年はトップチームのコーチを務めるなど、今でも清水エスパルスを縁の下で支える1人です。
岡崎慎司(おかざきしんじ)
2005年〜2010年まで清水エスパルスに在籍。
ゴール前での鋭い動き出しと絶妙なポジショニングで、ゴールを量産したストライカーです。
入団当時は長谷川健太監督に、FW8人中8番目の選手と言われていましたが、努力を重ね日本代表にも名を連ねる名選手に成長しました。
彼が背負った背番号「23」は、現在でも清水エスパルスの出世番号とされています。
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